前回(8月)行った時に抽選会で本日の入場券が当たったので、それの返しといった具合。
ともかく出し物が一杯で少々くたびれた、色物も合間に少しだけだと引き立つけれどもこうも沢山の色物が出てくるとTVのバラエティ番組みたいで何とも退屈になってしまう。
ハナが弁士:坂本頼光の無声映画「ジャックと豆の木」、これは映画史の勉強をしている様なもので、こういう色物は大歓迎。
弁士先生が語る無声映画って結構面白い、この人を追っかけるのも有り。
「ジャックと豆の木」は1902年のエジソン社の作品らしい、良い勉強をさせてもらった。
立川談四楼師:「おそはどん」
この人の噺を以前から聞きたかったが漸く願が叶った。
やはり上手い、今月末に独演会があるらしいから行こうかな、、、、
(この人は小説も書いている「恋文横丁八祥亭」)
かはず亭みなみ:「仲村仲蔵」
前回は「死神」で大丈夫かなと思っていたら結構凄みのある噺ぶりだったが、今度のは名作「仲村仲蔵」、仲蔵の女房の語りなんかはこの人のが一番張りがあってこれは結構な噺家さん。談四楼師の外弟子らしい。
その他の演目はボンヤリと聞いていたので良く覚えていない。
しかし下北沢と言う町、初めて歩いた町で小劇場が沢山あって少々驚いたのと、やはり若者が多い所で少々場違い感を感じた。