権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

かはづ亭みなみ演芸会

2024-11-09 21:46:37 | 演芸
本日は下北沢まで「かはづ亭みなみ演芸会」に行く。
前回(8月)行った時に抽選会で本日の入場券が当たったので、それの返しといった具合。
ともかく出し物が一杯で少々くたびれた、色物も合間に少しだけだと引き立つけれどもこうも沢山の色物が出てくるとTVのバラエティ番組みたいで何とも退屈になってしまう。

ハナが弁士:坂本頼光の無声映画「ジャックと豆の木」、これは映画史の勉強をしている様なもので、こういう色物は大歓迎。
 弁士先生が語る無声映画って結構面白い、この人を追っかけるのも有り。
 「ジャックと豆の木」は1902年のエジソン社の作品らしい、良い勉強をさせてもらった。

立川談四楼師:「おそはどん
 この人の噺を以前から聞きたかったが漸く願が叶った。
やはり上手い、今月末に独演会があるらしいから行こうかな、、、、
(この人は小説も書いている「恋文横丁八祥亭」)

かはず亭みなみ:「仲村仲蔵
 前回は「死神」で大丈夫かなと思っていたら結構凄みのある噺ぶりだったが、今度のは名作「仲村仲蔵」、仲蔵の女房の語りなんかはこの人のが一番張りがあってこれは結構な噺家さん。談四楼師の外弟子らしい。
その他の演目はボンヤリと聞いていたので良く覚えていない。



しかし下北沢と言う町、初めて歩いた町で小劇場が沢山あって少々驚いたのと、やはり若者が多い所で少々場違い感を感じた。

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やすらぎ寄席

2024-10-17 23:08:33 | 演芸

本日は6月以来の真福寺-やすらぎ寄席(2か月おきで、8月は休演)でナマ落語を堪能。
この落語会は′22年の10月から参加なので今日で2年目、前座の立川生ぼう君が二つ目に昇進ということで本日が最後らしい。

前座:立川生ぼう 
 「牛ほめ」、2年前にも聞いていた、今日が最後とのことで次からはどんな前座さんかそれも楽しみ。
  11月に昇進披露の落語会がある様なので祝儀を兼ねてなどと。

立川雲水師:「くやみ」
 関西弁の’べらんめい’と言った感じの語り、今回は二番手と言うこともあって場の盛り上げに専念。
 落語ではくやみネタの話は結構あって、厳粛な風景をかき回す所が笑える、これぞ落語ならでは。

立川志遊師:「不動坊」
 この人は風体で得をしている噺家だと思う、「フーテンの寅さん」の裏の印刷工場の社長さんみたいな感じ。
 そしてこの噺は本当に面白い筋立てで、風呂屋の風景とアルコールと間違えてアンコを買っちゃうとこが一番好き。 

立川談幸師:「家事息子」
 上手い。

本堂で落語会(立川流落語会) - 権助の冒険

本堂で落語会(立川流落語会) - 権助の冒険

本日はお寺の本堂での「落語会」を見物。立川一門はあまり馴染みが無いが、ツイッターで追っかけている雲水師のお知らせで参加。開場時間18:00に合わせて仕事を調整して、忙...

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さて今回は途中の田宮模型のアンテナショップによってちょっと見物。

なんと1/1スケールのミニ四駆(?)、もともとプラモデルでしか存在しない1/48スケールを1/1スケールにして作っちゃう所はさすが田宮で半端なく粋。
(この間この前を通った時には本物が展示してあると思ったが)

 

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芝居「丹青の仏馬」

2024-08-23 22:40:29 | 演芸

本日は「深川とっくり座」の芝居見物。
この3月からボチボチと始めた芝居見物、これがなかなか楽しい、とりわけ出演者達全員が楽しそうなのが良い。

〔内容〕
 すっからかんになった詐欺師3人連れが道中に繋いでいた馬(農耕馬)を見つけ、これを盗んで売り飛ばそうとする。
そして盗んだことがばれない様に仲間の一人(金太)を馬から人間に化身したと偽り、元の持ち主(留吉)に行かす。
留吉は娘(おきく)と馬(あお)で仲良く働いていたが、おきくは同じ村の一人息子(新吉)と恋仲になっている。
留吉は娘(おきく)に婿を、一方の新吉の母親は嫁を欲しがり、二人はロメオとジュリエット状態になったいた。
そんな所に馬から化身した男(金太)が現れ、善良な村人たちを巻き込んでドタバタ騒動が始まることとなる、、、
(元の噺は、飲んだくれの坊主が酔っ払って繋いである馬を売り払って酒代にしようとたくらんで、馬の化身としてひと騒動起こすドタバタ)


この公演がどうやら3~4回/年と言う事らしいが期間が金・土・日の3日間しかないのが惜しい、おそらく3か月以上は稽古を積んでるんだから1週間位は公演して欲しいものだ。固定客もだいぶ付いている様だし。
それと千秋楽がハネタ後の打上げはさぞかし楽しいことだろうと思う。

芝居の前に食した「深川めし」、これのアサリの量が半端無く多くて納得の一品。
 

本年3月の記事(丹青の火炎太鼓)

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「かわず亭みなみ落語会」@両国

2024-08-03 17:25:45 | 演芸

Xで紹介のあった「かわず亭みなみ落語会」に行って来た。
女流落語家でどんなものかと迷いもあったが、やはり生の語りはすばらしい。

前座:立川生ぼう
   前座さんは真福寺の落語会でもおなじみの人、今回は「牛ほめ」で先ずは場内の緊張を解きほぐしてくれた(と、思う)
雲水師:遊山舟
    上方噺で、橋の上で夕涼みしながら金持ちの舟遊びを揶揄するといった内容。
    でも今回は下に振った枕が結構面白くて、これはやはり生でないと、、、、
坂本頼光(活動弁士)
   大正時代に作られた無声映画「石川五右衛門の法事」を投影された映像に合わせて語る、昔ながらの無声映画の再現。
   これが面白い、とりわけ映画に興味を持つ身としてはこんな芸があるんだ、今ならではの芸と深く納得。
   一応、枕でいろいろと語ってくれたが、場内を暗くしてからは昔の無声映画に興じたひと時だった。
   (どれくらいの時間かは全く分からない、その位面白かった)
かわず亭みなみ:死神
   どんな話ぶりか全く予備知識無しで聞いたらこれが良かった、それほど分かる訳では無いが上手いんじゃないかと。
   表情やら話芸ぶりとかに関心した、高座に上がった姿や語りの顔等々が実に綺麗、真福寺の落語会にもこんな噺家が欲しい。

なお最後の抽選会で11月の落語会の招待券が当たった、是非いかなくちゃぁ~と。
最初の画像は開演30分前の風景、次のが手作りの招待券。   


そもそも落語を生で聞くなぞと言う洒落た事は21世紀も5/1過ぎた辺りまでまったく縁がなかった。
それまではTVのチョコット芸の落語(日本の話芸などをチョコットという表現は大変に失礼だと思うが)とかユーチューブの公開された内容とかで楽しんでいた。 (興津要の古典落語をまとめた本なんかも愛読書だった、と言うかこれで知った話も多い)
まぁ年も年だし贔屓の噺家の2~3人も居ても良いかなと思うこの頃で、この人も候補かも。
そう言えばその昔「落語娘」なる邦画があってこれが滅法面白かった記憶がある、そして朝ドラの「チリトテチン」も良かった。

〔おまけの動画〕
落語「中村仲蔵」かはづ亭みなみ

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やすらぎ寄席

2024-06-22 16:35:45 | 演芸

木曜の夜は愛宕真福寺での「やすらぎ寄席」。
JR新橋の駅からテクテク歩いて15分弱、途中の田宮模型のアンテナショップが大リニューアルしていた。
今度ゆっくり見ようかと。

お噺の方は、
前座(生ぼう):「野ざらし
   この話は最後まで聞くと落ちが面白いのだが、なかなか最後までは行かない。
   前座がこんな噺を掛けるとはそろそろ昇格かも。

立川ぜん馬師 :「たぬさい
   狸を助けてその恩返しにサイコロに化け指してバクチで大儲けを企む噺。
   体調が悪い様で発声が気の毒な位弱い、少し休養してもらいたい。

立川志遊師  :「片ぼう
   ケチな大旦那が三人の息子を試すために自分の葬儀をどうするか聞く噺。
   この噺の面白さは三人の兄弟の性格分けの面白さ、ぜん馬師匠が元気が
   なかった分こちらで盛り上げた感在り。

立川雲水師  :「はてなの茶碗
   立川流では珍しく上方噺の人で、安定の面白さ。
   Xでは結構毒気のあるポストをしているが、高座は至って上品なのが意外。

さて今回は最後の抽選会でハンドタオルを当てた。

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「夢の泪」観劇

2024-04-25 23:37:36 | 演芸

X界隈でちょっと話題になっていた芝居「夢の泪」、本日鑑賞。
紀伊国屋サザンシアターなる400席弱の劇場で、ほぼ満員(95%位か)、年齢層や性別様々、知ってる役者はラサール石井さん一人だけ。
で、とても面白かった、ある種の感激さえ味わった、ともかく芝居として面白いし訴求力抜群だった。
(ネット界隈で大日本帝国礼さんをしている人々には是非ご一覧願いたい、そんな内容だった)

時代は戦後1年目の日本、極東軍事裁判の弁護人に選ばれた弁護士夫婦を中心に時代背景が引き起こすドラマを絡めて、ミュージカル3割&喜劇3割&法廷風シーン4割といった感じ。
法廷風シーンというのは弁護士夫婦の家の中で繰り広げられる議論が主体。
以前小林正樹監督の「東京裁判」やら「ニュルンブルグ裁判」と言う一級の法廷劇(「東京~」はドキュメンタリー映画)を観ていたので、この芝居の内容は結構ワクワク期待していたが、それとは別の意味で勉強になり面白かった。
そして正直な所「芝居」部分はとても良かったが、ミュージカル風の仕立ては迫力不足(歌唱力や声量)でちょっと我慢が必要だった。
よりよって最初の10分くらいは劇中に入り込めていなくて、そんな所に出てきた歌曲だったんでガッカリ感があったかも、でも幕が下りたら心底拍手喝采の気分にさせてくれた。
木戸銭は7000円と少し高いが、その価値は大有りでもう一度機会があれば観たい位、で、出来れば井上ひさしさんがご存命の頃にこの価値に気づきたかった。

さてこれまでの生涯での芝居見物経験は、幼いころに観た村の公会堂のドサマワリ芝居、そして渋谷パルコで観た「12人の怒れる男:石坂浩二主演」、この間の深川トックリ座「丹青の火炎太鼓」に続いて4回目、木戸銭が高いのでそうそうは観れないがたまには良いかも。
そう言えば小学校の講堂で「タンポポ劇団」という巡回劇団が教育映画みたいな演劇を見せてくれたもんだがそれは除外。

こまつ座『夢の泪』ラサール石井さん、秋山菜津子さんコメント動画

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やすらぎ寄席

2024-04-18 22:54:37 | 演芸

18日(木)は朝からバタバタバタバタして夕刻ようやくひと段落、そして愛宕真福寺の落語会へ。
この会も2か月振りで、ほぼ立川流の追っかけ状態、ただ何となく。

今回は
前座(生ぼう):「初天神」
        段々うまくなってきている様な気もするが、
雲水師:「看板のピン」
    この人の語り口は上方落語そのもの、でもこの人のおかげでこの落語会に
    通う様になった。(ばくち噺はそもそも面白い)
ぜん馬師:「肝つぶし」
     初めて聞いた噺、この師匠の噺は聞いているといつのまにか意識が遠のいて
     噺の中に引きづりこまれている。そして噺の中の間で周囲が「シーン」とすることが多々有り、
     この場の空気がすごく好き。
 大病を患って声がやせていて少々心配になる。
談幸師(トリ):「化け物使い」
      この噺の面白さは人使いの荒い旦那と家に取りついた妖怪とのやり取り。
      (以前、「落語ザ・ムービ」で大和田伸也が旦那を演じていた)

最後の抽選会で、今回は立派なエビせんべいの詰合せを当てた。

なにしろ3700円の代物だから木戸銭のほぼ倍返し、ということながら、この程度のラッキーで魔でも射したらチト合わない気もする。
今週は勧進相撲やら落語会やら何かと忙しかった、おまけに中日ドラゴンズは未だ首位にいる。

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芝居「丹青の火炎太鼓」

2024-03-23 21:38:25 | 演芸

本日は深川という江戸らしい風情の小劇場で「丹青の火炎太鼓」なる芝居を観た。
結論から言うと生の楽しさと雰囲気を満喫して、出てくる全く知らない俳優さんのプロフェッショナルの芸を楽しんだ。
なにしろ一座の人たちがチケット販売からモギリ、案内となんでもこなしていて、帰りは俳優一同が帰る客に挨拶するとか、こんな風情はTV中継では絶対に味わえない。
実はチケットを買うときに、「どなたかの紹介ですか?」⇒「友人の紹介です、丹青さんのかたぎの友人の」⇒「え、かたぎ?!!」と売り場のネェサン(役者さん)などの一幕も。

〔内容〕落語「火炎太鼓」のプロットに、道具屋夫婦に年頃の娘がいて、太鼓の音に惚れた殿様と道具屋の娘が恋仲になってしまうと言う芝居らしい筋立てにして、適当に言葉遊びをちりばめてまとめ上げている。舞台は道具屋の家の中がメインで、ここに絡む登場人物が集結してドタバタやら言葉遊びが展開し’落ち’は秀逸。

プロの技という点で、どの役者さんも皆発声がしっかりしていて、こんな発声ができるのなら練習生になってみたいと思ったくらい。
実は最初の10分は「こりゃ~失敗だったかな~」などと思ったが、最後までみると非常に面白かった、と言うことはTV中継は実現困難ということか。
最近感じていることは、生(映画:映画館は生と考えよう、落語、そして芝居)は集まった人達の「これ観たい!という’気’」と言う得体の知れない物に包まれて自身が同化しているのかなぁ~、これを’演界’と言ってその力は〔演者の力〕×〔聴衆の期待〕に比例して〔距離の二乗〕に反比例する、などと。
(アイドル・ライブも、あの大きな武道館の最後列にでも高い料金払って引き寄せる力を、上手い事説明できる)

お昼にはこの地の名物の「深川めし」を食す、なかなか旨かった。
大粒のアサリと炊き込みご飯(たぶんアサリの出汁)、なんとも旨かった。


ものすごく子供の頃(多分小学校の低学年)、在所の村にドサマワリの芝居一座が公演してドサマワリ芝居を見た事がある。
二本立て+日本舞踊だったか、一本は’股旅もの’だった様な記憶が、そして舞台は公民館(公会堂と呼んでいた)の大広間みたいな所に舞台を設えて娯楽の少ない村人が大勢集まったもんだった。
さてその時の印象は「なんて化粧が濃いんだろう」という事しか覚えていない。

PS:木曜日は久々に近徹(貫徹、近徹、やや徹、終電の近徹)、金曜は寝不足ハイと問題発覚で落ち込んだ後プレゼンを大過なく終えてハイになっての乱高下の後の本日は体の節々が痛い、こんな時には「義太夫か浄瑠璃」だったかも。

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「立川流三昧の会」

2024-03-03 20:13:45 | 演芸

本日は西日暮里から一駅の町屋と言うところで「立川流三昧の会」なる落語会に行ってきた。
真福寺から始まった落語道、前回は浅草東洋館(昨年8月)で本日ので3回目とのこと。
約300名収容のホールがほぼ埋まっていたので結構な盛況だったと思う、それに噺家3人の芸に結構しびれた。



今回は前座が女性で、その名が立川談声(だんせい)と言うことで、のっけから笑わしてくれた。

前座:立川談声
   「てんしき」、なかなか面白おかしく演じてくれて先が楽しみ。
雲水師:「宗論」
    この噺の若旦那は宗教に凝り固まって、業を煮やした旦那と若旦那が宗教談義をする噺で、初めて聞いた。
    この師匠らしく今風のクスグリを入れて結構笑わせえてくれたし、’言葉の遊び’を堪能した。
龍志師:「花見の仇討ち」
    こんな所で季節を感じるのも良いもんだと。笑うよりも聞き入るタイプの噺家。
志遊師匠:「富九」トリ
   この噺は酒で客をしくじった太鼓持ちがナケナシの一分で知り合いから富くじを買って、それが1番クジとなるものの、
   その富札を長屋の火事で失くしてしまう。
   やはりトリはトリ。

生でじっくり聞くと、4人がそれぞれの役どころを演じて何やかやでトリを引き立てる様なお題選びやら演出をしているのが良く分かる。
こういう所がナマのだいご味かも知れない。
この三人が交代でトリを務めるそうで、今後もこの会は追いかけようかなどと思う。

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やすらぎ寄席

2024-02-15 23:40:39 | 演芸

本日はお寺の本堂での落語会、仕事帰りの寄席見物(寄席ではないが)なんてのも贅沢で良いもんだと実感した日。
JR新橋からテクテクと虎ノ門ヒルズめざして歩いてテクテクテクテク20分くらいの所。



本日のお噺は、
前座(生ぼう):「だくだく」初めて聞く噺で、この生ぼう君も何と無く上手く
        なっている様な気がする。
        ただこの人は賢そうな顔立ちなんで滑稽噺は少し損をしている感有り、
        長じたら結構な噺家になるかも。
       
雲水師:「ぜんざい公社」
    この噺は春風亭龍昇師匠の新作かと思っていたら上方の古典が時代に則して磨かれた噺らしい。
    (今でも桃太郎師匠が出していた様な気がする、「カラオケ病院」と混同しているかも)
    この師匠らしく今風にクスグリ(例えば住民票の替りにマイナ・カードとか)を入れていて
    新作も良いもんだと感じた次第。
 (ここで前座君がメクリ:次の演者さんの名前が明示;を忘れて、
     とか水だすのを忘れてとライブならではチョンボも観れた、がんばれよ~と心で叫んだ)

ぜん馬師:なんと「長屋の花見」
     今日は春一番が吹くような暖かい日なのでこんな選択もありかと。

トリは談幸師:「二番煎じ」
       典型的な冬の噺で、春の後というのが面白い。
       結構な語り口と長唄の先生の所とか都都逸の所とか聞き所が満載で、
       やはりトリはトリ、素晴らしかった。

終わりの抽選会で一番クジを引いて、見事にぜん馬師匠の手ぬぐいを当てた、これは良いものを頂いた。

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