権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

感覚は刺激の対数に比例する

2021-01-29 22:24:50 | 日記・エッセイ・コラム

その昔、音響工学の授業で習った「感覚は刺激の対数に比例する」と言う法則、当時はへ~とか思って聞いていたが、見事に証明していた様な。
今やそんな証明は出来ないが、日常は「慣れ」と言うことで体験している。

このグラフでいえば、刺激=横軸2~4の間では縦軸=感覚は約2倍増加しているが、刺激=横軸20~40の間では縦軸=感覚はわずかに1.24倍の増加。
つまり静かなところで音量が倍になると2倍の大きさになった様に聞こえるが、大きなところで倍になってもそれほど大きく感じない、良くある経験則でもある。

ものすごく平穏な生活をしているところで、些細な事件が起きると大きな不安の原因になるが、災難続きならばそれほどの不幸の増加は感じない、これも良くある経験則。

さて、誠実な世相の中で偉い人が一回の嘘で大きな事件になる、しかし100回の嘘がまかり通っているところで101個めの嘘が表沙汰になってもまたか!とか、こんな時にどうでも良いとか、社会が麻痺状態のために大きな事件にはならない、これは紛れもない現実に起きていることである。
さて、今起きている不条理な出来事はこんな感覚が麻痺するような騒々しい社会現実のために倍ほどの刺激=悪政が印加されても感覚的には極めて異常な位に粛々と世の中が動いている。
今の政府支持率が40%もの高い水準を何とか維持しているのはこのせいでは無いか、などと。

本日もコロナにもメゲない元気な「撮り鉄」たち。

今日はK氏の諸手続きに奔走、少々疲れたが先ずはひと段落。

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いや~な一日だった

2021-01-28 00:16:40 | 日記・エッセイ・コラム

ようやく嫌な一日が終わった。
何とも切なくて今は一人で熱燗ポン酒で昔撮影した動画を見ながら一人通夜をしている。
昨晩、つまりは1時間程前に恩人でも有り、親分でも有り、友人でも有り、PCの教え子でも有ったK氏がご逝去された報を受けた。
世が世ならこんな別れはしなくても済んだもの、#ホな政府の失政のおかげでこんな羽目になってしまった。
結局のところ通常ならば救急搬送で助かったかも知れない命が#アホな政府の失政のツケを払うハメになった、今の状態は「国体護持を大義に本土決戦」を叫んだ大日本帝国陸海軍と同じ、あの時は国民に多大な犠牲を強いた。

(ポツダム宣言がでた日付:7月26日と終戦:8月15日までに起きた諸々の事を見れば明らか)
念の為に言って置くと、ご逝去された方「コロナ」ではありません、救急車が来て22回もトライして(一時間半搬送先が決まらなかったとのこと)漸く入院したそうです。
昨年の暮れまでPCで年賀状作成しようとジタバタして呼び出されたのが嘘の様だ、あの時は面倒臭いと思ったが今となれば会っておいて良かった。
なかなか人脈の広い皆からも好かれていた人だったので、こちらまで霊が廻って来るのが相当遅れることだろうが、会えるものなら会ってみたい。

明日はこの川を渡っての仕事が有る、それを勤めた後に何かお役に立てることがあればとご遺族に連絡してみようかと思う。



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「アパートの鍵貸します」

2021-01-24 07:43:23 | 映画

アパートの鍵貸します」、録ダメしたとっておきの奴、昨日落ち着いて観たらやはり良かった。
ビリー・ワイルダー監督の”軽い笑い”や”哀しさ”や”恋情”みたいな物の調合具合、主演の3人(ジャック・レモン、シャーリ・マクレーン、フレッド・マクマレイ)の絡み具合などが誠に見事。
そして見終わった後も心地よい。

〔内容〕
 出世の足掛かりにと、上役の情事のためにせっせと自分のアパートを貸している会社員バド(レモン)。だが、人事部長のシェルドレイク(マクマレイ)が連れ込んで来たエレベーターガールのフラン(マクレーン)は、バドの意中の人だった……。

名作映画で、おそらく恋愛物ドラマの金字塔の様な作品だろう。

シャリ―・マクレーンと言う女優は以前記事にした「ハリーの災難」がデビュー作らしい、派手さや美しさでは他の女優に譲るとして”可愛さ”では唯一無二の存在だと思う。
子供の頃のかすかな記憶に”アパートの鍵貸します”という言葉が入っているから、当時のTV画面か音声でこの言葉を聞いているかもしれない、意味も分からずに。

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今度は「干物」

2021-01-21 14:59:49 | 食・レシピ

先週末に「肉のハナマサ」でこれまた安く入手した冷凍のメカジキの切り身、干物にしてみた。
以前の作は少々塩がきつくて悪評を買ったので、味付け時間を変更、干物は味見が出来ないから経験を積むしかないのが実情。



 1.醤油&酒&塩=1 : 1 : 少々、で表裏各1時間漬ける。(以前は一晩漬けた)
 2.適当に干す (今回は午後&翌午前)

ともかくカジキと言う魚はそれ自体は全然旨くないが、例え塩加減がバラバラでも干物ならそれなりに旨く食べられる。
でも食べるよりも作る方が面白い、そこが安上がりで手間の掛る良い趣味なんだろうと思う。

自分で釣り上げた魚が一番なんだけれども。

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豚の角煮(の製作)

2021-01-17 20:10:31 | 食・レシピ

久々に料理に挑戦、予定では安全牌のビーフ・シチューを企画したが適当な肉が見つからなかったので予定変更、豚バラが安く手に入ったので電気圧力釜の試運転(豚肉では初めて)を兼ねて「角煮」に挑戦。結論から言えばマァマァの味になった、成功。

900gが約1000円とさすがは「肉のハナマサ」、ここと「業務スーパー」は大好き。

そもそも中間段階での味見がいい加減だから、出来たらビックリというケースが多い、今回はほぼ成功。
どうも角煮は、味を濃くすると肉が固くなり、そこそこの薄味でないと柔らかく仕上げることは難しいそう。
今回はおかずにするには程よい濃さと固さとなった。
なお上のお店では安価な”冷凍の中抜き鶏”が売ってたので、次は「鶏の丸焼き」なども面白そうだ。
電子レンジも昨年暮れに耐用年数限界で買い替え、これのロースト機能の確認も兼ねて。

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「バンド・ワゴン」

2021-01-17 08:56:08 | 映画

年末録ダメ映画「バンド・ワゴン」、これも初見ながら面白かった。
ジーン・ケリーが「力強さ」とするとフレッド・アステアは「優雅」、いつの間にかダンス・シーンを退屈と思わなくなった、これも寄る年波のせいかも。
雨に唄えば」はトーキ映画製作の舞台裏を見せてくれるが、こちらは舞台ミュージカルの裏側を見せてくれる。
この映画のヒロインは「雨に唄えば」で見かけた様な気がする、ちょっと気になった。
(記憶に間違い無ければ、空想シーンで主人公を誘惑する艶やかな女性役だった様な)

〔内容〕
アステアの落ち目ダンサーが再び成功を目指すという、バック・ステージものだが、彼が共演するのが新進バレリーナのS・チャリシー。彼女がまたぐっとモダンな女の子で、往年の伊達男も戸惑うことばかり。しかし、彼は生来の粋人(そう、まるでアステアその人なのだ)、次第に彼女のハートを射止め、一度は失敗した舞台も自分達で創り変え、新たな成功を収める。
(出典:全洋画オンライン)

フレッド・アステアと言う俳優は超大御所らしいが、リアルタイムの映画館で観たのはただ一度「タワーリング・インフェルノ」の冴えない初老の男役。
1950年代は絶頂期だと思うがやはりその風采は冴えたもんじゃ無い、が、ミュージカル映画では抜群の輝きを放つこれが役者(エンターティナー?)と言うものか。


この映画は削除しないで良かった。

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「踊る大紐育(ニューヨーク)」

2021-01-14 08:35:08 | 映画

未見の古典ミュージカル映画「踊る大紐育(ニューヨーク)」、面白さは中位ながらジーン・ケリーのダンスシーンは圧巻、と思ってたら監督もやってた。
米国ミュージカル映画に嵌った切っ掛けが「雨に唄えば」のジーン・ケリ―、びっくりする様な男前でも無ければパットしたスタイルでも無いが彼のダンスは力強くてテンポ良くそのシーンだけでも観て良かったと思える位。この映画も彼が彼のために彼の良さを引き出すために造られた様な映画。
そして戦後4年しか経っていないのにニューヨークの繁栄ぶりは驚くばかり。(本邦では「野良犬」で表現されている様な首都東京ぶり)
’紐育’=ニューヨークと読むのも初めて知った、’巴里’は「巴里のアメリカ人」とか「翼よあれが巴里の灯だ」なんて映画で馴染みではあった。

〔内容〕
 陸に上がった3人の水兵が、24時間の休暇をニューヨークで過ごす中、それぞれ彼女をこしらえてまた勤務に戻っていくという、それだけのストーリーながら、佳曲に溢れたスピーディな展開で、まるで飽きさせない傑作ミュージカル。冒頭の『ニューヨーク、ニューヨーク』を始め、『ミス・ターンスティルズ』、『メイン・ストリート』、『プレヒストリック・マン』など楽曲はどれも素晴らしく、ケリーによる振り付けも絶品。いかにもアメリカ的な楽しさに満ち溢れている作品だ。
(出典:全洋画オンライン)



暮れから録ダメした映画が溜まりすぎてディスクの容量制限から見ないで削除する事態になってしまった。
ここでもトリアージが始まった。

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”コロナ”に思う

2021-01-11 21:33:45 | 日記・エッセイ・コラム

正月から「コロナ」がにぎにぎしくとうとう緊急事態宣言まで出てしまった。(発出と言うらしいが)
思うところは、昨年の1月から今日まで同じことが言われ続けて、それがちっとも言われる通りになっていないこと。
おまけに一年延期した東京五輪も到底実現出来ないにも係わらず依然として”なせば成る”みたいな政府広報、う~ん!?
 ・PCR検査:気が済むまでやったら良いではないか、偵察行為もしないで突撃を繰り返す馬鹿な大将は敵より怖い。
 ・2週間前まで’GoTo’とか言って拡散活動推奨をしていた失政、誰も責任を取る様子がない。
  (結果的に’goto’の恩恵を受けていた業界も中長期的にはマイナスとなることだろう。)
 ・なんで飲食店だけなの?
  (この事態に反旗を翻してる「鳥 田ムラ」、頑張って!)
昭和10年代の世相は本とかでしか知らないが、政府広報が信じられなくて勝ってるか負けてるかすら分からないのは今と同じ様なもんだろうかと想像する。
ただこれほど自由に物は言えなかったろうが。
(多分上記内容のビラを貼ったら非国民で特高にしょっ引かれて「赤」の烙印を押されたことだろう)

そんな中で次の動画はこの正体不明の疫病を科学的に説明してくれて少しは安心した。
コロナオーバーシュートに立ち向かう! 児玉龍彦×金子勝【新型コロナと闘う その先の世界へ】20210107


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今日から仕事初め(と言うことにした)

2021-01-06 12:37:38 | 日記・エッセイ・コラム

本日を今年の”仕事初め”ということにした。
午前/午後で二件の打合せに合わせて出勤、やはり仕事場に行くというのは適度な緊張感があって良い。
実は1/4日(月曜)に事務所に来たら誰もいなかったのでPCの同期とメール1本打って帰宅、じゃによって本格的な始動は本日。

行きすがらの川の風景

お客さんはこの橋を渡った所にあって、この風景は結構馴染み。(午前と午後の風景:逆)
8日には「緊急事態宣言」が出るそうな、嫌な打合せは断る口実が出来そうだ。

PS: 年賀の挨拶に「キテラのどら焼き」を持って行った、これは神田で自慢のお勧め品。

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2021年元旦ー大吉ーカワセミを観た

2021-01-01 19:11:12 | 日記・エッセイ・コラム

明けましておめでとうございます。  m(_ _)m
本日は午前中の空いている時間帯に氏子となっている神社に参拝し諸々の願い事をしかるべき対価でお願いし、オミクジを引いたらなんと「大吉」、これはさい先が良いことで本当におめでたい。
さて午後からは義弟とともに厚木の某所を散歩したら偶然にカワセミを目撃、それも二度のハンティング・シーンで二回目は成功して口先に小魚を加えていた。

(右側:最初の=カワセミがいるはずの風景、左側:二枚目=シロサギの風景)
右側(最初)の中央に突撃後のカワセミ君が居るはずなんだが良く分からない、なにしろ咄嗟の事でスマホのカメラ、おまけに相手はすばしこくてポーズ取ってくれたりしないから。
最初に”ポチャ”という音で振り向いたら小鳥が水面から上がってきて落ち着いてみたらカワセミ(色と容姿で)と確認、その後は二回目のハンティングで見事小魚ゲットを目視確認。
その後は木の上でピシャピシャやるのかと観察してたら落ち着きなくフェードアウトしてしまった。
義弟が言うには「半年位散歩してるがこんなのは初めて見た」という位珍しい出来事らしい。
生まれて初めて生のカワセミを観た、それもハンティングの一部始終まで、所謂「春から縁起が良い!」。
でもこれで「大吉」を使い果たしていたら少し残念。
さい先は抜群に良いし今年は良い事が沢山有りそうな予感、と考えようか。

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