TV録画をした「おくりびと」を収録一月後にようやく見た。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=330042
録画したけれども何と無く見る気がしなかった、特にアカデミーなんぞを取るもんだから余計に。
が、見てびっくり、これは久々に見事のある名作邦画に出会って、大当たり。
本木雅弘や広末涼子がこれほどの役者だとは思わなかった、しっかりと演技している。
親子の時間を隔てた語らない会話、筋立てもすばらしいし、山形の自然を捉えたカメラも良い。
最近のちゃらちゃらしたジャンクフードの様な邦画に幻滅していたので、邦画界にも人材がいて希望を見た思いだ。
最後の髭剃りのシーンは、自身の実父が逝く一月前に病院で娘と一緒に髭剃りをしたので、このシーンは感慨深い。
生前と死後の違いは多いにあるが。
ブラザーズ・フォアのアルバム「クロスカントリ・コンサート」の最初の曲がこの歌。
典型的なカウボーイ・ソングで、今も好きな曲。なお、このアルバムは臨場感あふれるライブ盤で、ブラフォーは結構つまらないアルバムを出しているが、ライブ盤は殆どはずれが無い。(と思う)
と、いつもの調子でここまでは行ったが、本日は蜂が飛ばずにここでおしまい。
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ところが、誘ってくれた名人が既に巣を見つけてあって、今日は収穫に立ち合うこととなった。
最初は巣穴をじっと確認、その後煙幕(これが何と専用の奴が売っている!)で巣穴の成虫を失神させて、穴に手をつっこんで巣を取り出すといった按配。
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最後のは失神している女王蜂らしい。(これは後後ムクッと起き上がって結構厄介らしい。)
そして新鮮なのを調理して食した。やはり旨い。(”美味しい”では無く、)
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<美味しいヘボ(蜂の子)の食べ方レシピ>
1) ヘボを水洗いしてゴミを取り除き、ざるにあけて水を切って置く。
2) 平らな皿にヘボを並べてレンジで約1分加熱し、表面の水分を飛ばす。
3) フライパンで香ばしくなるまで空煎りする。(ここで油を使わないのがポイント)
4) 塩または醤油を垂らして少し煎って完了、後は食べるだけ。
このミテクレは誤解を生みやすい、確かに旨いのだが。
最後はおまけ、やはり蛇もいる。
「裏窓」「シークレットウインドウ」・・・他には思いつかないが、窓をタイトルとした映画は未だあると思う。
裏窓: http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2608
これはヒチコックの傑作で言うこと無しの名画。
見ていない人がいれば、その人は幸せ。なぜならばこの映画を素で見る機会があるのだから。
シークレット・ウインドウはジョニー・デップ主演のスリラー・サスペンスなんだけれども落ちが「ファイト・クラブ」や「アイデンティティー」らと同じであまりお勧め出来ない。(おっとネタバレ!)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=319768
山小屋の窓、まるで和の世界での借景の様。
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完成した山小屋、細かな所は未だ手が入る余地があるようで。
まだまだ楽しみは続く。
とうとう蜂の子ご飯を食べました。
ともかく旨い、癖の無い鰹節、いや上品な鰹節の様なタンパク質の風味で、ともかく旨い。
これがキロ5000円で取引されるのも他県(特に長野)からわざわざ越境してまで採りに来るのも納得。
でも、この姿形は何とかならんか、食べている時は快適だったが、思い出すとちとつらい。
黒いのは羽化しかけたので、幼虫は写真で見るとやや白っぽくて粒の大きいのかな。
これほど見てくれが悪くて旨いのはこれまでお目にかかったことが無い。
ともかくお代わりまでして満腹になったところで、お仲間と一緒に本気で巣をさがした。
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最後はこんな景色になるまで蜂と遊んで本日は収穫無し。
良い景色、旨いもの、そして楽しい仲間、来週こそはと熱くなる始末。
山荘に集まるお仲間に誘われて、ハチの子採りに参加。
ここらへんではヘボと呼ばれる地蜂で、その幼虫は絶品とのこと、なんとキロ5000円で取引されるそうな。
1.ハチの通り道らしき所に肉片(ここでは鯛のアラ)をつるす。
2.頃合いを見て肉片に地蜂がたかっていたら、小さな肉片にこよりを付けたのを抱かせて、巣に帰るハチを先ほどのこよりを頼りに目視で追跡。
3.巣を見つけて幼虫を確保、めでたしめでたしと言った具合。
なお、今回は採取に至らず。
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ともかく熱心に準備して事に当たる、丁度子供の頃「何とかごっこ」に熱中してたあの感じ。
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今回はこよりを抱かせたハチがぐずぐず(どうも肉片に接続されている糸が気になって外そうとしているらしい)してなかなか帰巣しなかった。が巣に戻るハチが出現すると、走る走る。
藪の中で飛んでいるのを追いかけるのは非常にシンドイながら、この二人は藪の中を疾走する。後から追いかけていると、よほど旨いんだろう、などと半信半疑で追いかけた。
結局、3人目の追跡者と期待はされたものの”役立たず”に終わった。
なお、今回の肉片は知り合いが日本海で釣り上げた真鯛のアラで、ハチの餌には勿体無い程の上物。
こっそりと回収して焼くか煮て食いたかった、返す返すも勿体ない。
こんな遊びがあったんだ、うわさには聞いていたけれども、実体験しようとは夢にも思わなかった。
また機会があれば混ぜていただこうっと。