先週末からお腹の具合が良くない、土曜は寒気、日曜は風邪ひいた状態でゴロゴロ、月曜は出社したが4時頃に上がり、本日は休暇でごろごろ。
ところが前から予約してあった「立川談四楼-出版記念落語会」に夕刻から起きだして出かけることになった、結構迷ったがまぁまぁの体調だったので。
(一応咳など出ないしマスクもしたから)
さてこの落語会、前回の様な演芸大会と異なり前座、二つ目、二つ目、トリという形式でゆったりと噺を聞けた。
前座:立川談声(ダンセイ、でも女流)「初天神」
なかなか上手い、前職が声のお仕事らしく聞きやすい語りと面白い表情で
こんな前座さんならまとめて聞きたいもんだ、そんな気にさせてくれる。
立川半四郎:忘れた
立川只四楼:「天狗さばき」前振りが長かったのは時間調整をしていたではないか。
立川談四楼:「明け烏」
やはり風体に恥じない話っぷり、品を感じる廓話でこの人の古典をもっと聞いてみたい。(この師匠は本当に名人といった風体だと思う)
終わってみると、この4人の噺がまとまって「来た甲斐があった」みたいな思いにしてくれて、やはり生の落語(演芸も)は良い、面白い楽しみを見つけた。
さて、今回は浅草ということで、帰り道で浅草寺の中を散歩、外国人多数ながらもなかなか風情があった。
そして今回購入した二冊、噺を聞きにいったんだか本買いに行ったんだか分からない、以前は興津要さんの落語本に夢中になった、また読書力を復活できるか。