先日ご紹介頂いた「スティッキー」、なかなか面白かった。
シリーズ1は6話構成のせいか一気見が容易で、クライム・コメディとしては好きな部類ながら、シーズン1の終わり方が明治・大正時代の講談の様に「♪♪ちょうど時間となりました♪」、という消化不良で終了。
最近のシリーズ物の最終話はこんなのが多い。
〔内容〕
破産寸前のメープル・シロップ農家のおばさん・ルース、うだつの上がらないマフィアの手先・マイク、ツキから見放されたガードマン・レミーの問題を抱えた三人が一攫千金を狙ってメープル・シロップの備蓄倉庫からの盗難を計画する。
ところが、マフィアの手先・マイクが殺人事件を起こしたり、ルースが切れてシロップ組合のボスの事務所を破壊したりして、静かな田舎がにわかに騒がしくなる、そんな折に殺人事件捜査のために都会の刑事が乗り出してきて、計画はしどろもどろとなりつつあった。
やがて収穫祭で村はお祭り騒ぎになり、いよいよ変更に変更を重ねた計画を決行することとなる、、、
このドラマの見どころは珍しいメープル・シロップ農家の生活ぶりとか、ややこしい登場人物たちの人間関係とか、いろいろな見所満載でなかなか面白い。
一番の傑作は冒頭に「この物語は実話とは絶対に関係ありません」と断るところ。
そしてこのドラマを見たらなぜかメープルシロップをたっぷりかけたパン・ケーキを食べたくなった。
(実際に事件はあった様だ)
ともかくシーズン1は消化不良なので、シーズン2を早く観たい。