権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「ザ・テラー」The Terror

2023-08-31 19:57:57 | テレビ番組

アマプラで配信の「ザ・テラー」、英国海軍の北極航路探検物語で、なかなか凄惨(悲惨)な物語。
最後まで観るのに概ね3週間程掛かった、途中でかなり凄惨(グロ)なシーンが多く疲れるが、最後まで見ると「なかなか良かった!」となる。
ともかくスケール感があってそこそこホラーで人間模様の造りも緻密なので、そんな根性のある人には薦められるドラマ。
(制作陣にリドリー・スコットが入っているのでそれも何となく納得。)

上の画面からも十分にスケール感は感じられると思う。


〔内容〕
1845年、ジョン・フランクリン率いる英国海軍の北極探検隊は、二艘の船で未踏の航路を調査していたが氷に閉ざされ越冬を余儀なくされた。
その内に、
幹部将校たちの分断・対立・指揮官の交代に加え、怪物の出現や保存食料の劣化による中毒症状の発生が加わり、とうとう舟を捨てて陸路を帰還する判断に至る。そして苦難の旅の中で反乱が発生する。

良いドラマだったけど二度目はない。
なおテラー"terror"とはテロリストとか厄介者と言う意味らしい、ここでは船名なんだけれども、ドラマの中でややこしい反乱者が出てくる。
The Terror Season 1 Trailer | Rotten Tomatoes TV

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伊豆長岡とおまけの達磨山

2023-08-28 23:16:19 | 日記・エッセイ・コラム

本日はやんごとなき所要にて伊豆長岡に。
所用を終えた後に「碧テラス」なる観光スポットで往復2500円のチケットでロープウェイに乗る。確か昔は「東洋一」なる冠がついて居た様な記憶がある。(最近ではこの”東洋一”と言う冠言葉は死語になった様な気がする。)
 

この山は標高450m位の葛城山と言うらしい。
この後お昼を取ってから思いついた様に達磨山(標高980m)を目指す、なお戸田峠から登ったがキツカッタ。


この箱庭の様な風景はとても好き。
やはりスニーカではガラまじりの道は踏ん張りが効かない、今度は富士山が綺麗に見える頃にしっかりとした身なりでなどと思う。
ちなみにこの山は小学校の遠足では定番だった、下からこんなのを登ったとはとても信じられない。(今回は頂上付近まで車)

最後の予定は同窓会、あいにくの仕事の都合で日帰りとなったが、酒でも飲んで一泊したかった。
(今回は車で往復のためアルコール抜き、おまけに無駄に時間を過ごしたため温泉にも入り損ねた。)
前回の同窓会記事

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メカジキの干物

2023-08-27 21:31:33 | 食・レシピ

昨日から本日AMの好天を利用して、メカジキの干物に挑戦。
3切れ約500円と比較的安価で普通に焼いても煮てもそれほど旨いとは思わない魚なれど干物にすれば結構イケる。
今回は3%弱(2.9%)の塩水に一晩浸けて、醤油:酒=1:1に半身20分ずつの計40分浸けて、約一昼夜天日干し。

  
少し干し過ぎたかもしれないが、淡泊なカジキがまぁまぁ旨く食べることが出来た。
日本ではマグロの方が珍重されるが、アメリカなんかだと圧倒的にカジキの方が上等の様で、「老人と海」とか「パーフェクト・ストーム」なんかはカジキ採り漁師の話。
その昔仕事で韓国ソウルに行った時、現地の駐在員からマグロを御馳走するよと連れて行かれたマグロ専門店、出来てきたのは大量の白い刺身でおそらくカジキ、粉わさびを練ったのと、少し甘い醤油(九州で味わったことがある)で正直がっかりした覚えがある。
(この時に駐在員氏が教えてくれたのは、本マグロは日本に高値で持ってかれてしまうのでこちらでマグロと言えばカジキとのこと、今から思うと隔世の感有り)
次は味醂干しに挑戦予定。
→ 前回のマグロの干物の記事

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「立川流三昧の会」

2023-08-21 23:30:30 | 演芸

本日は「立川流三昧の会」@浅草東洋館。
以前愛宕真福寺の「やすらぎ寄席」で広告を貰ってチケットを演者本人に申し込んで入手。実はチケット入手もeメールでの丁寧なやり取りを交わし、果ては直筆の便せん2枚の達筆な礼状、加えて昨日のリマインド・メールとか、それはそれはご丁寧な対応をして戴いた。あいにくと筆不精なんで返信はしなかったが。
さて、浅草・東洋館という所は何だかわくわくする様な所に立地し、如何にも小屋と呼んだ方が良い風情の所。(建物は鉄筋4階以上)

噺は、
前座:「たらちね」、語り始めはどうかな?と不安になったが、最終的にはそんな不安が吹っ飛ぶ位に上手いと思った。
    久々にこの面白い噺を聞いた、なお噺家の名前は不明。
龍志師:「化け物使い」、この辺になると上手い、噺の中にどっぷりと浸かれて至福の時が過ごせる。
志遊師:「鰻の幇間」、真福寺で2度ほど聞いているが、談幸師とかぜん馬師の代打なので惜しい気がする、なおこの季節にこの噺はぴったり。
雲水師:「一文笛」、いつものことでトリは人情噺でたっぷりと聞かせてくれる、この人は上方の語り口なんだけども江戸前の立川流でいつも不思議に思う、真福寺で馴染み。
7月20の真福寺

帰りは東洋館から銀座線・浅草駅までを散歩がてら歩いて、夜の風情を楽しんだ。
 

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「ナバロンの要塞」

2023-08-17 00:57:39 | 映画

なんとこんなのを映画館で観れるとは思わなかった、8/16の19:50~22:20という時間帯ながら3割位の客席が埋まっていた。
過去何度もビデオやらDVDやらHD放送やらで観てきたが、(何しろ1960年代初頭制作公開の映画なので)映画館で見るのは初めて。
往年の名俳優達(多分ほとんどは故人)が良くできたシナリオと冴えた脚本と演出を展開して、まさに娯楽大作と言うに相応しい。
あらためてどっしりと観ると新しい発見があって、今回は冒頭の飛行隊長役でリチャード・ハリスが確認できた。
今回は「大脱走」とどちらを選ぶか迷ったがこちらに、何とも幸せなひと時だった。そして機会があればいずれ「大脱走」も。

〔内容〕
 ギリシャのケロス島に残された2000人の英軍兵士を救うために駆逐艦を派遣しようとするが、ナバロン島に据えつけられた2門の大砲に水路を遮られて大きな損害が予想された。爆撃しても岩の下の大砲を破壊できないために、6人の特殊技能を持つメンバーからなる特殊部隊が結成された。イギリス駆逐艦がここを通過するまでに、この大砲を破壊しなければならない。彼らは、ナバロン島南側の、400フィートもの絶壁に取りつくが……。


そして音楽はD・ティオムキン、これが勇壮で良いんだわぁ~。
過去記事(2018年1月)

映画館で映画を観るようになって約10年、もはや家で観る映画はついでの様なもの。
おまけはミッチミラー合唱団の主題歌。(こちらは幼いころにラジオで聞いているかも)
ナヴァロンの要塞 (1961)  ミッチ・ミラー合唱団

こちらも懐かしい。
荻昌弘『ナバロンの要塞』解説(1986年3月10日・月曜ロードショー)

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西伊豆‐草刈りの手伝い

2023-08-12 20:20:58 | 日記・エッセイ・コラム

本日は朝4時に義弟の運転する車で西伊豆に移動、朝から畑の草刈りの手伝い。
昼日中の肉体労働でかなり厳しいもので、14:00時頃には脱水症状からか足がツッタ、給水は適当に採っているつもりだったが。
義父は90代後半で率先して作業指示を行う、作業自体はおまじない程度ながらでマイペースそこそここなす、元気な事が何より。

訳の分からない木の実は”シキビの実”とのこと、多分食える代物ではなさそう。
(特定の目的で使用される植物なので普段あまり馴染みが無い)
15:00頃にはあがって昼寝、ともかく疲れた。
さて夕刻は日の入りを見ようと散歩に出る、夕日はあいにくと厚い雲に沈むもので、こればかりは何べんも通わないと”海に沈む夕日”は見れない。

堤防の釣り人がが奇声を発したので見に行くと立派なアオリイカを引き上げたところ。
いままでかなりの”釣りの野次馬”を経験したが、こんな立派なアオリイカを釣り上げる所に遭遇したのは初めて、実に旨そうなイカだった。

明日は土産の干物でも買い出しに行こうかと。

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「日本のいちばん長い日」

2023-08-10 22:25:29 | 映画

日本のいちばん長い日」、映画館で見始めて何回目だろう、今日池袋の映画館で観てきた。
毎年1回は見ようと思っていたが、前回は2018年8月だから5年もたつのか、コロナ騒ぎもあったしいろいろとあったから。
ともかくこの映画は傑作、みるたびに新しい感動がある。
今回感じたのは主演者が大勢居るということ、もちろん阿南大臣が主人公だが、場面場面で主役が入れ替わり立ち代わり出演者全員が見事。
多分この映画の製作陣と俳優陣は太平洋戦争を経験した人々でありそれ故の迫真の演技、それに編集が見事だから160分の長尺が全然気にならない、本当に何回でも楽しめる。

〔内容〕
 広島と長崎への原爆投下やソ連の参戦など、日本の敗戦が決定的となった昭和二十年八月、特別御前会議でポツダム宣言の受諾が正式に決定した。だが終戦に反対する陸軍将校たちはクーデターを計画、一方、終戦処理を進める政府は天皇陛下による玉音放送を閣議決定する。終戦反対派は各部隊ごとにバラバラに行動を開始、やがて終戦を受け入れようとする師団長を射殺したり、玉音放送を中止すべく録音物を奪取しようとするなど、その行動が徐々にエスカレートしていく。
(出典:全洋画オンライン)
  
今回も横浜警備隊長の天野英世、児玉航司令の伊藤雄之助、それに厚木航空隊司令の田崎潤は良かった。
なおリメーク版を引き合いに出すとグチになるから止めておこう。

話は変わって、昨今勇ましい事を言っている政治家はたいていが大日本帝国の末裔達かそれの取り巻き達、だからゲーム感覚でものを言う。

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旨いもの3点(マグロと五島うどんとアラのあら汁)

2023-08-09 19:44:53 | 食・レシピ

〔マグロの干物〕
先日頂いたマグロ・ブロックは干物にして先日漸く食した、ちと塩が物足りない感じ、崎陽軒のシュウマイ弁当のマグロ切り身照り焼きが目標だからもう少し努力が必要。
なお今回の塩分濃度は約4.8%(360cc:180cc*2=2合の水に対して約18gの塩)、次回は8%位で試してみようかと。

  

〔五島うどん〕
もう何年も前のこと、K氏がまだご健在のころ、とある料亭で会食して〆に食した五島うどんがめっぽう旨くて、今回お取り寄せで試してみた。
このうどんの特徴はつるつるとのどごしが良くてこしがあって粉臭く無い、つまりは美味い。

休日のお昼の定番ソーメンよりも食べ応えがあって冷や麦より上品で、一度は試す価値ある一品。
なお”五島うどん”の特徴は椿油を練りこんであることらしい。

〔アラのあら汁〕
先日釣ってきたアラのあらを汁にしてみたら、これも旨かった。
なんと言っても癖の無い白身、なので結構上品な出汁がでた、身は大根とアブラゲ。

残ったあら汁はご飯をいれてオジヤにでもしてみよう、いつか。

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「都市と都市」”The City and The City”

2023-08-07 10:04:07 | テレビ番組

これは久々の拾い物「都市と都市」、地味で硬派なSFドラマ、各話60分で全5話というのも週末を過ごすには最適な尺。
このドラマが描く世界観が独特で、二つの都市国家の間で起こった殺人事件を敏腕刑事が追いかけるうちに都市国家間の秘密に付き合たるというもので、「ソイレント・グリーン」「ブレード・ランナー」みたいなデストピア・ストーリと謎解きが楽しめる。
どうやら原作はかなりの名作の様だが、この話が創作されたのが冷戦下の20世紀ならまだしも21世紀に入ってからと言うのも面白い、作風はあきらかに冷戦下の様な物語。

〔内容〕
複雑に絡み合う2つの都市、ベジェルとウル・コーマの境界線近くで若い女性の遺体が見つかる。当初、被害者は売春婦だとされ、黄色のバンから発見現場の荒れ地に遺体を遺棄する目撃証言もあり、さほど目新しい事件ではないと思われた。しかし“ベジェル”の重犯罪捜査課のティアドール・ボルル警部補はある過去の事件との類似性を感じ、この事件への見方が変わる。ボルルはコーワイ巡査と共に捜査を担当することになる。
(そしてウル・コーマに捜査に出向き、第三の都市オーシニーに触れたりと、、、)

結構英国ドラマ・シリーズは自分の感性に合っているみたい、そして昔なら迷わず小説に手をだしたもんだが、今じゃツン読専門でその元気は無い。

 

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「ターミナル・リスト」

2023-08-05 10:20:47 | テレビ番組

アマプラ配信TVシリーズ「ターミナル・リスト」、ちとドンパチが多すぎるがなかなか面白かった。
例えて言うなら「48時間」と「ランボー」と「24時間」を足して3で割った様な内容、ともかく主人公が滅茶苦茶強いのである種の安心感がある。

〔内容〕
 ネイビーシールズのジェームズ・リース少佐は、シリアで化学者カハニ殺害の特殊作戦”オーディンの剣”を実行に移すが、敵側の待ち伏せで12名の部下が殺害されて、ブーザーと二人だけで帰国する。
通信記録と記憶は食い違い、頭痛とめまいに悩まされる。ブーザーは不審な自殺を遂げ、リースは何者かに襲われて妻と娘は殺害されて容疑をかけられる。リースは陰謀を暴くため、かつての戦友でCIA局員のベン・エドワーズ、かつて命を救った元軍パイロットのリズ・ライリー、記者のケイティ・ブラニクの協力を得る。
(出典:ウィキペディア)

アマプラ配信専用のシリーズって結構イケテルのが多い「ピッカード」「シタデル」「デビルズ・アワー」等々。
制作費用も半端でないようで、ロケ撮影を多用して風景鑑賞もさせてくれる、この天気では映画館に行くのも命がけだから家で楽しめるのはありがたい。

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