本日ようやく最終回となり終わった。
途中で何回か見ないこともあったが、概ね付き合った。
ここ最近でNHKの大河ドラマを見て感じることは、、幼年期は子役を使うから問題ないが、主人公が壮年期以降になると演出、演技、ともに主人公の齢を重ねる深みについて行けていない。
せめてメークだけでもと思うのだが、若い役者が白髪のカツラを付けて老人を演じる(顔をみるとハリのある若い顔)といった不自然さに遭遇する。
この「天地人」、原作が悪いのか、演者が問題なのか、演出が問題なのか、せめて総集編を見てみたいと思わせるドラマにならないと。
因みにこれまで私が見た大河のベストは、仲代達也が演じた「平清盛」の出てくる「新平家物語」だと思う。
チャップリンの映画はどれも名作ぞろいなのだが中でも「街の灯」は傑作。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22155
チャップリンの映画のリメークが無いのは映画人の良識というものだろうと思う。
土曜の夜、知人宅を訪問しての帰路、年の暮れを思わせる風景に出会う。
最初のは武蔵溝口の駅、昔はごみごみした駅で、田園都市線と南武線の乗り換え駅として随分とお世話になった。
雨降りのときは普段3分程度の乗換え時間が10分以上も掛かり、遅刻との背中合わせで随分とひやひやあせったりもした思い出深い駅でもある。
あれから20年、なんともキレイな場所に化けたもんだ。
二枚目は夜の川崎駅の構内で、夜の10時をまわった時刻、かくも賑やか。
こんな風景もたまには懐かしくて良い。
そうそう、電車の中には酔っ払いは居なかった。でも、あと一月もすると酔っ払いは男も女の老いも若きも増殖して、箱の中の素面(シラフ)は我一人みたいな状況になるだろう。
土曜の夜、急な仕事を途中で始末し、山中に疎開。
その夜静かな秋の夜に頭をよぎったのが表題の曲。
「wasingto_square.mp3」をダウンロード
1960年代初頭のデキシーランドジャズらしいが、TVの「シャボン玉ホリデー」あたりで、ザ・ピーナッツが歌っていた様な気がする。
?静かな町の片隅で~、~ワシントン広場の夜は更けて~夜霧に浮かぶ月明かり~?とか。
ちなみに「ドミニク」なんかも同じバンドらしい。
↓はこの曲がイメージされた場面。
金曜の夜、「隠し砦の三悪人」のリメーク版を見た。
これほど酷いリメークは無い。オリジナルに対する冒涜とさえ言える。
役者らしいのは「家のCM」に出ているタレントだけで、後は??なのばっか、まさしくジャンクフード。
活劇といえば聞こえは良いが、CGをちゃらちゃらさせた漫画みたいな画面。
この映画の監督は「ローレライ」を作った人らしいが、進歩が無い。おそらく自分が監督した映画を映画館で見たことが無いだろう。
こんなのにお金を掛ける邦画はやはり駄目だ。