昨年だったか「マーサの幸せレシピ」なるドイツ映画をBSで見た。
見事なラブ・コメディで最後の部分で、
「どんな子だって実の父親と暖かいイタリアで暮らすより、キレタ叔母と寒いドイツで暮らす方をえらぶよ」って台詞には関心させられた。 お暇があれば是非ご覧あれ。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=239935
さて、ここで男の幸せレシピ。
先ず、刺身用のイナダを海と全然縁の無い山の中の魚屋で求める。 この時、閉店間際の追い出される様な雰囲気の中で、「3枚におろしてくれ」「もうまな板を洗っちゃったよ、しょうがねぇな」などの会話があるとなお良い。
次にこれを適当に切って、適当に塩を振って一晩冷蔵庫で眠らせる。この時絶対に睡眠薬を使わない様に、念のため。
翌朝、起床と同時にこれを外気に当てて干すが天気は曇天時々晴れなんてのがよろしい様で、時間は約3時間位。
そして後は燻製にするだけ。
なお、 缶の中は、真ん中のが豚バラの塩漬け、そして前述のイナダと冷蔵庫の主だったイカの干物。
そして出来上がったのがこれ。
実際単なる試作品のつもりながらこれはいけた。
知人宅の庭で、該知人所有の燻製缶、該知人提供の薫煙材に極上のビール(もちエビスのこと)、そして極上の男の料理を味わった、週末のひと時。
嗚呼~感謝。
秋........
先週の日曜に件の山荘に出向き邪魔に鳴らない程度にお手伝いをする。
人の家だけども組み上がる様は実に楽しい。
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こんな見事な家(山小屋?)が先の4枚の様な過程を経て出来たと思うと実に感慨深い。
白木で組んであるのは屋根の桟で、ここに板を打ちつけて屋根の下地が出来るとのこと。
オーナは屋根の材料を柱にくみ上げる算段で悩んでいたけども、やはりワカイシ集めて一気にやりたいもんです。。
この棟上(私の田舎では建前と称してモチを屋根から投げたりしてお祭り騒ぎをしたもんだけど)は楽しみですな。
秋の晴天、紅葉はぼちぼち、そして赤トンボ。
おまけはこれからの友になるかもしれない二輪車、その名はエフティアール。