本日の午後は録ダメしてあったミュージカル映画2本を鑑賞、どちらもなかなか見ごたえがあった。
「ラ・ラ・ランド」
歌曲とダンス・シーンは見事で往年のハリウッド映画を彷彿させる造り、でもなかなかラブストーリに入り込めなかったのとラストが捻りを効かせていて、鑑賞後しばらくは???、でもしばらくすると頭の整理がついて何となく納得。
主演のエマ・ストーンが上手い、と思ったらアカデミー主演女優賞を獲得したみたい。
J.K.シモンズが出ていたらしいが発見できなかった、「セッション」以来しばらくバイキング小峠とイメージがダブってしまったのが原因かも。
なおこの映画の監督は「セッション」の監督、どうりで音楽シーンが凄い訳だ、映画館でもう一度観たい。
〔内容〕
女優志望のミアは映画スタジオのカフェで働きながら、いくつものオーディションを受ける日々。なかなか役がもらえず意気消沈する彼女は、場末のバーから流れてくるピアノの音色に心惹かれる。弾いていたのは、以前フリーウェイで最悪な出会いをした相手セブだった。彼も自分の店を持って思う存分ジャズを演奏したいという夢を持ちながらも、厳しい現実に打ちのめされていた。そんな2人はいつしか恋に落ち、互いに励まし合いながらそれぞれの夢に向かって奮闘していくのだったが…。
「マイ・フェアレディ」
これはもう名作中の名作、でもミュージカルの割にはダンス・シーンは少ない、が、歌曲は既にスタンダードになっている名曲ぞろい。
今回はジェレミー・ブレット(ホームズ役者)に注目したが、出番は多いが(歌も上手い)カメラがまともに顔を撮らないから良く分からなかった。
なお、オードリーが登場する度に衣装替えをしてくれてこれが結構な楽しみ、それとラスト・シーンもなかなか。
〔内容〕
ロンドンの下町で花を売り歩いていた女性イライザは、通りすがりの言語学教授ヒギンズに言葉の訛りを指摘され、彼の提案で訛りの矯正と淑女になるための礼儀作法を教わることに。そして、ヒギンズの家に住み込みながら厳しい指導を受けるイライザ。彼女はやがて、上流階級の貴婦人として競馬場へ赴き、社交界に華々しくデビューする。ところが、好意を抱いていたヒギンズから単なる研究対象にされていただけと知り、ショックを受けたイライザは彼のもとを去ってしまう…。
やはりミュージカル映画は映画館で鑑賞するに限る、自宅では見事な音楽シーンを体験できない。