霧の朝

毎日雨が降ったりやんだりのこの頃。
雲が切れて流れ出すと青空の高い事。
霧に覆われた朝は何となくはっきりしない、でもあいまいな自分の人生のようで好きだ。
少しずつ霧が流れだし、西のほうは青空も見えだした。



機械の搬入が終わったのは夜の９時過ぎだった。






石窯に火を入れてパンを焼いた。
機械と違い温度を見ながら進めるので上手く焼けない。
自分が作った天然酵母の種はこんなんじゃダメと言われてしまった。
でもパンにしてもらった。
途中に設備の話が入ったりして発酵が長すぎたり、温度が下がったり。
忙しい三日間だった。
きょうは朝から機械での試し焼き。
パンが冷たくならないうちに長男は大阪に帰ってしまう。


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