おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

続只見線雪見酒,雪より団子

2008-02-28 17:41:16 | Weblog
只見の夜は更け、いびきの洪水。
馬刺しとお土産をいっぱい頂いて只見線に乗った。
昨夜から降り始めた新雪は、木々に雪の花を咲かせ、渓谷は雪に煙っていた。
白と幹が黒いほかは色が無い世界。
白にも色々の白があるがこの白は初体験。
色に気温が加わっている。
渓谷も新雪に覆われ流れの中にでている石達にまん丸の雪帽子。
やはり流れが黒く、白と黒の世界。
ツララと松の黒、ここにこれないと見られない風景。
カモシカがと声が聞こえた。
店に戻り除雪隊と親方達のお昼。
その時になってやっとメイヤサンは雪より団子はあまり良い言葉でないことがわかった。
始めはそんなに良く言ってもらって元謙遜してたが。
でもおおらかな人柄、台湾の友人を連れてきてくれるらしい。
そして観光客の事でいろいろアドバイスしてくれた。
今度新緑のブナの葉が輝くときか、紅葉で山が燃えるときに案内をしたいものだ。
でも好きなのは誰もいなくなりすっかり葉を落としたブナ林の葉を踏みしめながら梢越しに澄み切った青空を見上げながら歩く事。
枯葉の音と枯葉のにおいに包まれて。
燃えてしまったはずのハイネやリルケを引き連れて。
守門岳の麓の若ブナ。
にほんブログ村 地域生活ブログ 新潟情報へ
ランキングに参加していますここをクリックして応援をお願いします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 只見線雪見酒,雪より団子 | トップ | 快晴、冷凍庫の引越し »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事