おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

茄子漬初物

2006-06-10 08:00:14 | Weblog
昨日市場で十全茄子を一箱買った。
40-50個入って2800円だった。
帰りに茄子漬の元を買おうとおもいほかの八百屋さんに聞いたところ、
皆がうちにあると答えた。
その中の一人が、オラはいつもミョウバンだがのと
、はなしたのを聞いたので
その話をした人の店に行こうかと思ったが店の場所が判らなっかた。
帰りに農協によってミョウバンを買って帰った。
もう何年も市場で会っているから、
いまさら貴方のお店は何処ですかと聴くわけには行かなかった。
説明どおりの分量の死海の塩とミョウバンを入れてつけた。
朝起きて一番先に茄子ズケを見に行った。
冬は3日、秋は2日、夏は一日と書いてあったので、
調理室のピザ窯の近くの一番温かいところに置いた。
重石を取ってみてみるとガッカリした。
きれいな紺色に成るかと思ったが、
所々茶色が混じり旨そうな色にならなかった。
食べて見るとまだ漬かりが早かったけど味はよかった。
早速法事のお客さんに出した。
お店はそれなりにいっぱい来た。
同級生の女の人も来てくれたので一緒に酒を飲んだ。
中々皆さん立派で僕より個性的だった。
暇のときゆっくりと飲みたいね。
馬場ちゃんが奥只見から生ウドとモミジガサを取ってきてくれた。
フキノトウはみずみずしく萌黄色をしてた。
終わり初物だった。
釣り人がいっぱい居たそうだ。
澄み切った大気と青い空、目に染みるブナの緑、白い雲カッコウを聞きながら
なぜ生きているのだろうなどと哲学者の真似をしながら大酒を飲みたいね。
イヌワシは叉あの崖の上昇気流に乗って飛び立つだろうな。
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久しぶりの雨

2006-06-09 22:55:40 | Weblog
夜半から雨が降り始めた。
寝る前に空を見たら厚い雲に覆われていたので、
きっと気温は下がらないだろうと予測して窓を開けて寝た。
やがて雨の音がして気温が下がってきた。
毛布一枚だったから少し寒くなったけど、
起きて窓を閉めるのは面倒なのでそのまま寝た。
やはりちょっと寝不足のような気がする。
親方二人は早く寝たので朝が早い。
5時半頃からごそごそしていた。
6時におき挨拶をすると、ずいぶん早いんだねエーと感心していた。
先週の金曜日は暇金だったが今日は忙しいし、
温度が下がってラーメンが出るかも知れないと思っておきた。
お昼過ぎたら雨が止み久しぶりに駒ケ岳がはっきり見えた。
残雪も少なくなり夏の山になってきた。
近所の人がカジカを持って来たので受け取って勘定して見ると、
中に地鮎が3匹ぐらい入っていた。
丁度叔父が奥さんと娘連れて食事に来てくれた。
地鮎を捨てるのも嫌だので、天ぷらにして岩塩を振って出した。
一匹小さい鮎があまったので自分でも食べた。
小さくて身の旨みは解らなかったがハラワタノ鮎独特の香りと苦味が口の中に広がった。
雑味があるのは成魚と違って昆虫も少し食べるからだろう。
まだ鮎は取ってはいけないのに歳を取って小さい鮎と雑魚の判断が付かなかったんだろう。
夜は80人ぐらいと予約があったのに、あっちが減りこっちが減りして結局十数人減ってしまった。
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ふきのキンピラ

2006-06-08 07:45:00 | Weblog
市場に行ってふきを買うつもりだったが、行ってみるとふきがなかった。
ふきがないときはアスパラを買って、胡麻和えにして一品にしょうと考えていたけど、
市場の競り値が安くて農家もあきれて出品しなかったらしくほとんどなかった。
昔ふきの皮むきを手伝っていた時、母が言ってた事を思い出してする事がある。
皮を向く前に熱湯で湯がくと綺麗にむけると、でも一本の長さの入る鍋を、
ふきの皮むきぐらいで使いたくなかったので、そのままピザ窯に入れて火を通してみた。
これが中々旨く行って、ふきのキンピラは今の時期の思い出の味で
簡単で済むからついこれをしてしまう。
料理屋で家庭の味を出すのは少し抵抗があったので粉チーズをまぶしてと思ったけど、
やはりシンプルイズベストという言葉が頭をよぎり、
まだ試した事がなっかった。
野山を駆け回って、生傷がたえなかった。
怪我をすると、母が孫爺さんも怪我をすると、
ふきを叩いて傷薬にしたからといってしてくれた。
どうゆう薬効があるか知らないがかなりの傷は治った。
ただ凄く沁みた。
そんな思いがあるからフキノトウやふきにはすごい思い入れがある。
荒海にフエリーに乗って佐渡までフキノトウを取りに行く。
お客さんの半数は呆れているけど、ほんの少しの酔っぱらいは、
涙を浮かべて握手を求める。
僕はこのために生きてきたのだ。
今夜ぐらい酔っ払うと本気でそう思う。
地震後、お世話になった人に送ろうと思った物にフキノトウがある。
まだ雪深い越後地を捜し歩いた。
今までの経験と行き当たりばったりのチャンスで採った。
300キロぐらい走っても20粒ぐらい取れない日もあった。
皆喜んでくれた。
そして和南津の春来い祭りに、ボランテアでフキノトウの天ぷらを出した。
和南津の人達が自分たちも全壊して家が無いのに、魚野川が全焼したからといって、
お見舞いをいただいったほんの少しの、僕のお礼いだった。
出来れば少しでも長く生きて、ほんの少しずつ、少しずつ返せればいいなと、
この頃思ってる。
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補修舗装

2006-06-07 08:58:33 | Weblog
朝から鳥の声を上回る騒音にさらされている。
地震でひび割れたり陥没した裏の手付かずの通路と、
駐車場を補修舗装する為だ。
6時過ぎから下村さんが来て、いろいろ準備を遣っている。
彼は舗装会社に勤めていたけど、いろいろ細かい舗装の注文をとってきて、
会社に遣ってもらっているらしい。
想像では会社としても経費のかからないセイルスマン、
機材や人材が暇なとき出来るから一石二鳥な人。
始め、2・30万ぐらいの話だったけど、測量してみたら
結構広いのでとうとう43万の見積もりになった。
この舗装をしなくても商売は出来るけど、
周りの人達の要望が多いので始める事にした。
売り上げの中から出すのは凄くきつい。
もう一つ看板の下の舗装をすればほとんど終わる。
もう一つあったことを思い出した。
魚野川の基礎に描いた二匹の竜の玉の朱色の塗装、
これは神主さんを呼んで
吉日に執り行う。
店には三匹の竜神が祭ってある。
東に向かって左が芋川の竜神。
真ん中が魚野川の竜神。
右側は大沢川の竜神。
細かい事は後ほど。
今休みの板長からメールが入り、
喜多村商店の親父さんが心筋梗塞で亡くなったと。
返事は、ヒエーーとしか書けなかった。
僕より2・3つ年上で川口町の商工会長をしていた。
娘に何かと優しくしてくれていただいた。
ご本人のご冥福をお祈りいたします。
親方が大場さんと遣ってきた、大場さんは昔両国という関取だった。
新橋でちゃんこ屋を大々的に遣ってる料理屋の社長でもある。
30年前に親方とちゃんこを食べに行き、
たれの配合を解るかと、聞かれたけど解らなかった店です。
10年前頃、親方とこちらに来たときに秘伝のたれと遣り方を教えてくれた。
使う材料にイワシがあって、この頃高騰していて中々試すチャンスがない。
店に泊まればよいのに今夜、羽川荘に行った。
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アスパラガス

2006-06-06 16:53:30 | Weblog
早くおきて山菜取りに行くつもりだったがかったるいので、市場の地場コーナーを
先見てたり無い物を山に採りに行こうと思い八百屋市場に急いだ。
早く行かないと他の人に前取りされると無くなってしまうので心配だったが
ラーメンスープは取らなければいけないので思う時間に行けなかった。
やはり山菜はなっかったので他の人に聞いてみたら、
今日はなっかたよとのことだった。
その代わりアスパラガスの山。
せりで売れないから山菜が欲しい僕に向かって、
細い物を、ハイシオデ、ハイキノメと何とか買わせようと頑張った。
まあ、愛想にと思い1把20円と言おうかと考えていたら、
別の八百屋さんが30円と声を出して、出入り禁止とからかわれていた。
細いアスパラだったので40円で買った。
近場でまだ山菜の出ている所に行った。
雪が解けて初夏の感じだった。
伸びた山菜を芽だけを摘んで店に帰った。
魚市場ではノドグロや甘エビ イカなどを買ってきた。
メインはノドグロの塩釜と県内産黒毛和牛A-4山菜シャリアピンステーキー
皆さん大会社の役員などを遣ってた人達御夫婦でリッチな人達。
海外の生活も多く経験している。
僕の席も作っていて一緒に楽しんだ。
叉次の会いの注文を頂いた。
皆さんは当間リゾートに宿を取っている方で、
長く居る方は一年のうち半分ぐらい滞在してるらしく、
リゾートにとっては上客だと思う。
役員や社員も一緒に来てアスパラガスのお土産を頂いた。
僕のアスパラガスとは段違いに良かった。



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オオヨシキリ

2006-06-05 07:43:34 | Weblog
朝寝室の窓を開け眠気を覚まそうと顔を出すと、
オオヨシキリの鳴き声が聞こえた。
大沢川は綺麗に護岸されよし原が無くなって、土手の向こう側に少し残ってる。
ギョシ、ギョシ、と聞こえるだみ声は田中さんみたいだ。
角栄さんが怒るかな。
しばらく雨が降らないので野菜の生育が悪くて大変だとマキさんが歎いていた。
霞で駒ケ岳も見えなくなって外を眺める楽しみが少なくなった。
山古志から運び出された残土は高く積まれマヤのピラミッドみたいになった。
遠くの土手にあるスイバが花をつけ風に揺れている。
夜60人近い宴会があるので1時30分に店を閉じ準備を始めた。
30分ぐらいの食事時間を考えていたが、皆昨日の疲れを引きずっていて
50分ぐらいの休憩になってしまった。
いつもと同じパターンの献立だったが、揚げ物だけは盛合わせにした。
カジカの空揚 アナゴの天ぷら エビフライ 終わり初物フキノトウの天ぷら、
エビフライは食べないだろうと思っていたけど、
それが残っていなかったのでビックリした。
明日は山菜を食べる会があるので少し早くおきて変わった山菜を探しに行く。

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夏メニュー

2006-06-04 19:52:55 | Weblog
今日から一部夏メニューになった。
冷し中華、ざるら-めんを追加した。
一品料理もいろいろ追加した。
今日は泥縄だった。
朝仕込が落ちついてからパソコンで新しいメニユー作ってもらった。
まだ試作をしないうちに値段を決めて、
現場で作りながら板長と検討しながら出した。
二度と出来ない幻のメニユーだった。
自動車ライフ誌モーターマガジンが編集者から送られてきた。
日本回遊記の第16回 越の国に小さい写真で載っていた。
取材の途中で偶然魚野川に寄ったらしい、
それでいろいろ食べた中の激震ラーメンを載せてくれたらしい。
誠に有り難いことです。
全国区の第一歩です。
駐車場の端に出店している韮沢さんの売店は今日で二週目になり、
ぼちぼちお客さんが来ていた。
昨日は1800円の売り上げあすぱらが1把50えん凄く安い。
山ちゃんと広井さんが奥只見の袖沢に岩魚釣りに行って、
山ウドとコゴメそしてフキノトウを持ってきてくれた。
首領は花モズクを海から取ってきてくれた。
月、火曜日に使う予定。
火曜日は高木先生と山菜を食べる会を開くけど、
あまりないので明日田子倉湖当たりまで取りに行くつもり。
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週末の朝

2006-06-03 07:54:54 | Weblog
一番気になるのは天気予報だ。
雨になるとマイクロバスの送迎が事故の心配でおっ苦になる。
二番目に魚介類の仕入れ量。
不意の注文に対処するためだ。
けどいつも採らぬ狸の買い過ぎになってしまう。
この頃気温が高めなのでそばの出が良いから、
一番先に石臼に蕎麦の実を入れて
製粉にかかる。
熱が発生しないようにゆっくり回転させるから、
一時間に十人前位しか挽けない。
中々大変だ。
昨日肉屋さんに激震チャーシュのお土産がたまに出るよと話したら、
せっかく真空包装機があるのだからお土産用に作るべきだと、
アドバイスを受けたので早速するつもり。
魚野川に来た記念にお土産を必要みたいだ。
その証拠にカウンターの上に上げてある名刺や、
よそのパンフレットまですぐになくなる
早速遣ってみたけど、一つも売れなかった。
仏事と小さいお祝いが一つ、あまり忙しくなかった。
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肉じゃがの肉

2006-06-02 13:46:17 | Weblog
今日の昼定食は肉じゃがと山かけマグロ。
昨日キンちゃんたちと入船で飲んでいたら、店の親父さんがキンちゃんに
あの肉良かったよ、又ないかねーと訪ねた。
何々と話に割り込んだ、らほらあの牛肉だよと。
板さんどうしたいと尋ねた。
思い出してカレーに使ったというと、板長がまだ凍ってるよ言った。
皆使わないのを思い出した。
それで今日肉じゃがになった。
すっきりした青空は夏の光。
大沢川の流れも落ち着き、透き通って浅瀬が光り輝いてる。
谷うつぎとアカシアが満開になって、前より香りを強めてる。
沸騰した鍋にレモン汁を加えて、白いアカシアの花をさっと湯通しして
ゼラチンとコンソメで固めて、冷えたオランデーズソースの上に載せて
何か季節のものをあしらえば、気のきいた一品になるだろな。
釣具の山田屋に鯉や鯰が釣れた人に魚野川が買い取るからと伝えてと、
頼んでたのでたから釣り人が3キロぐらいの地鯉を2匹売りにきた。
味噌ズケと鯉こく用に作った。
大きくて出刃包丁が刃こぼれした。
明日は土曜日、ラーメン用の豚骨が足りないのが判った。
肉屋さんの注文にいつもと同じと言ったのがいけなかった。
自分では土曜日は倍スープを取ると思っていたけど、
肉屋さんに通じていなかった。
十日町まで取りに行った留守に釣吉ラーメンの夫妻がお食事に来てくれた。
帰って来て婦夫の中に割り込んで酒を飲んだ。
気配りのない言葉を言ってしまった。
どうして心の傷に触れてしまうんだろう。
時が経ったら叉飲みたいね。
お昼に同級生が御夫婦で食事に来てくれた。
嬉しかった。
まえはだれもきてくれなかった。
それだけ自分の努力が足りないのに、
俺には同級生が居ないみたいと思っていた。
きっとお客さんにあった、美味しいものがなかったのだと思った。
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カワセミが飛んで来た

2006-06-01 11:44:51 | Weblog
昨日は本人のいない送別会をした。
ジンギスカンはヘルシーだからいっぱい食べた。
こんな事してればいつまで経っても成人病地獄から抜け出せない。
5時にやっと起きて窓を開け、大沢川の冷たい川風を胸いっぱい吸っていると、
青く輝くカワセミが飛んできた。
久しぶりに見た。
川鵜が魚を食べ過ぎて、
えさ不足でいなくなったのかと思っていたからとても嬉しい。
カワセミの巣は川沿いの崩れた崖沿いに多くあるらしい。
居酒屋蛍ののマスターにはなしたら、
マスターの住まいの近くで見えるところに巣穴が有ったらしい。
けど地震で崩れてしまったと言っていた。
それでこの頃姿があまり見えないのだなとおもった。

早くおきたのはフキノトウを取りに奥只見ダムに行く為だ。
5時過ぎに出かけシルバーラインの入り口まで行ったら、
ゲートが閉まっていて
他の車も多く待っていた。
夜の6時から朝の6時まで通行止めになっていた。
20分ぐらい待ってやっとゲートが開いた。
急いでいたけどトンネルのカーブは
慎重に回った。
トンネルの路面はいつも濡れているので滑りやすくなっていて、
前に2-3回トンネルの壁に激突しそうになった事があった。
後ろの車は迷惑そうに追い越すタイミングを狙っていたみたいだけど、
直線になると80キロ以上のスピードになるので諦めてついって来た。
トンネルを抜けるとフキノトウ高原だった。
残雪が70-80cmぐらいあり、
土の出ている所には黄色いフキノトウが群生していた。
雪の上はブナの若葉のガクが落ち、
霧雨とガスにブナ林が浮かんで上のほうに行くほど薄くなり山頂は雲の中にあった。
遠くカッコウが鳴いていた。
魂の洗濯。
15キロぐらい採って後ろ髪を引かれながら市場に急いだ。
この頃暇だったので久しぶりの仕入れだ。
連休前に冷凍にしてあった品物と山菜で商売をしていたからだ。
大きなマグロと鯛を買って、昼定食はイカと山菜の天ぷらと刺身。
一日だから暇かと思っていたけど結構お客さんが来てくれて忙しかった。
忙しい中二度目の味噌汁を作らしたけど痛んだ豆腐を使ってしまい、
お客さんに怒られた。
叉最善を言葉だけにしてしまった。
後がつづかなかったので、夜に備えて昼寝をした。
叉飲んだくれるつもり、小出の入船にキンちゃん達と行こうかな。
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