今日の 「BPD家族の会」 は、
都立松沢病院 精神科医・ 林直樹先生の講演でした。
家族会での講演や ゲストの話の内容は 外に持ち出せないことになっており、
レポートをアップできないのが 大変残念ですが、
第一線で ボーダーの人たちに触れている ドクターのお話は、
とても参考になるものでした。
林先生は、 統合失調症の家族への講演は 何回かしたことがあるそうですが、
BPD家族の人への話は 初めてだとおっしゃっていました。
もっと早く こういう機会があるべきだったと 言っておられましたが、
「BPD家族の会」 ができて、
このような場が設けられたことは 非常に有意義だと思います。
今日の参加者は 50人以上で、 いつもの会場の テーブルを外に出し、
椅子を大量に運び込んでの 会になりました。
今回は 通常の家族同士の話は ありませんでした。
「BPD家族の会」 ではこれらかも こういう講演会や、
ゲストを招いての 会を開いていきます。
こうして ボーダーについての催しが増えていき、
家族の人たちが支えられ、
ボーダーのことが 次第に浸透していくことを 願っています。
今日は 星和書店の社長も いらしていました。
「境界に生きた心子」 の売れ行きは 非常にいいそうです。
( ただし今わかるのは 書店からの注文数で、
実際の販売数は 4ヶ月くらい経たって、
返品との差分を計算しないと 集計が出ないということです。 )
ただ 元々の発行数が 少なかったのですが。
( 星和書店は ノンフィクションのボーダーの本を 出すのは初めてで、
最初は慎重でしたが、 それでも 出版前の予定数の 倍になりました。 )
ボーダーの人, 家族の人は ますます増えています。
拙著も少しでも 人々の手に届いていくことを 祈っています。