「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

初めてのオークション被害 (1)

2009年03月31日 14時27分32秒 | Weblog
 
 ヤフーオークションで “被害” に遭いました。

 代金をだまし取られたり したわけではないんですが、

 これまで 300件近い取引をしてきて、 初めての不当なオークションでした。

 2枚出品されていた 映画のチケットを、 1枚のみ707円で落札しました。

 最高額入札者は2200円で 1枚落札し、

 次点の人は2100円で ペアでのみ落札希望でした。

 こういう場合 次点の人が 2枚入手できないため、

 3番目の僕が 落札することになります。

 ところが 出品者からは、

 2100円まで “詰めて” もらえるかと、 落札額の3倍を求められました。

 「詰める」 という言葉が 全く分かりませんが、

 確かに商品説明の欄には 次のような文言がありました。

 「 落札者間の価格は 不公平感をなくす為

 入札単位で 高い方へおつめしますので ご了承下さい」

 意味不明でしたが、 落札額が変わるなどという 非常識なことは

 想像だにできないので、 大した意味はないだろうと 思っていました。

 通常なら 事前に質問するのですが、

 この日は事情で 質問する時間がなかったのです。

 僕は707円で 正規に落札しているわけですから、

 それ以上求められる謂われは どこにもありません。

 ルール違反ではないか と尋ねると、

 出品者は それ自体は認めましたが、 もう一人の落札者との 不公平を述べます。

 でも それはヤフーの現行ルールだから 止むを得ず、

 個人が勝手に 変えてしまってはいけません。

 もし ルールに不備があるとすれば ヤフーに言うべきで、

 落札者に損失を 与えてはならないのです。

 おまけに 「詰める」 などというのは 日本語になっていません。

 また出品者は、 派遣切りに遭って 死活問題なので、

 そんな安くは 絶対に売れないと 勝手なことを言います。

 しかし それがオークションというもので、

 出品者は 落札額で取引する義務があります。

 いくらお金がなくても 泥棒してはいけないのと同じように、

 ルールを破ってはいけないのです。

 2100円払うことはできないと 僕が答えると、 出品者は取引を拒否し、

 チケットは別のオークションとして 再出品され、 他の人が落札しました。

 規則違反をしていながら 頭ごなしで、 礼儀も知らず、

 払えない方が悪いと 言わんばかりです。

 せめて 誠意ある謝罪を求めましたが、 返答がありません。

(次の記事に続く)
 
コメント
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