恐怖は、 低レベルの心配から 極度の圧倒的恐怖まで、 幅があります。
ここでは、 恐怖, 心配, 不安を 同意語に扱います。
どれも同じ根源的な感情、 つまり恐怖に由来するからです。
○ 自分をなだめる
恐怖と不安は 人を消耗させます。
BPが生死のギリギリにいるとき、 恐れないことは難しいでしょう。
不安を中和するには、 落ち着かせる技法で、 あなたの身体をケアすることです。
〔参照:http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/64907475.html 〕
○ 管理されていない恐怖は 回避につながる
恐怖は、 その原因から逃げたいと思わせます。
あなたは BPを避けることになるのです。
BPの家族は 身体問題を発症したり、 感情的にすり減ってしまい、
関係から手を引かなければならないこともあるのです。
関係の終結よりも、 関係からの休息 (休暇) が勧められます。
休暇をとる目的は、 関係が終わりになるのを防ぐことです。
休暇をとる際は、 BPへの愛情を保証して、 BPが傷つくことを承認し、
将来の関係への 希望を表現しましょう。
休暇は何度とってもいいのです。
関係からの休暇をとるときは、
その関係の プラス面とマイナス面の 比較を行ないます。
妥当な罪責感を経験するか 確認するために、
あなたの価値観を 検証する必要があります。
〔「境界性パーソナリティ障害をもつ人と良い関係を築くコツ」
(星和書店) 〈シャーリ・Y・マニング著〉 より〕
[星和書店の許可のうえ掲載]