昨日の鍋の残りに、今日のスーパーで見かけた北海道産「かすべ」なる魚を放り込んでみた。こちら関西では見慣れない魚だが、煮付けにいいって書いてあったから、鍋でもいけるんじゃないかと(いい加減^_^;)。
何というか、カレイの縁側を巨大にしたような味ですなぁ。美味。
かすべ
何と、エイヒレのことだったか。
美味しかったです。ご馳走様でした。
何というか、カレイの縁側を巨大にしたような味ですなぁ。美味。
かすべ
何と、エイヒレのことだったか。
美味しかったです。ご馳走様でした。
累計で1000万部を超える人気マンガ「ブラックジャックによろしく」(佐藤秀峰著、講談社刊)が「新ブラックジャックによろしく」として、新たに青年誌「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)から連載されることが、9日までに分かった。同マンガは05年末まで講談社の青年誌「モーニング」で連載されており、ライバル誌への異例の“移籍”となる。「モーニング」編集部では「著者の佐藤氏と条件面などで折り合いがつかなかった。残念で仕方がない」と説明、落胆の色を隠せない様子だ。
(中略)
「モーニング」編集部では「(連載再開にあたり)著者の佐藤氏から、原稿料などさまざまな条件が出されたが、編集部としては受けることができなかった。話し合いを進めてきたが、合意に至らず決裂した」と経緯を説明。その後、「ビッグコミックスピリッツ」の編集長から新連載する旨の連絡があったという。
さらに、同編集部では「すでに、次の章の取材も行っており、うちで連載する予定だったのですが…。看板作品ですので、残念で仕方がない」と声を落とした。連載途中での“移籍”については「昔は結構ありましたが、最近ではまれなケース」としている。
一方で、ある出版関係者は「佐藤氏がモーニング編集部の人事に介入しようとしたり、かなり高額な原稿料を要求したと聞いています。最近、ヒット作に恵まれなかった『スピリッツ』では、高額なお金を出してまでも看板作品として迎えたかったのでは」と解説した。
12月11日、この問題についてシンポジウムが開催された(主催:著作権保護期間の延長問題を考える国民会議)。延長賛成派として松本零士や三田誠広、反対派として平田オリザや不肖この山形などが議論を闘わせ、その模様についてはネット上などでもいろいろと報道されている。全体に、賛成派と反対派の議論がいま一つかみ合わないというもどかしい印象があるようだ。
「自分の死後、家族の生活を守りたいと思うのは、作家もそば屋やうどん屋の主人も同じ。作家の遺族は著作権法で守ってもらえるが、そば屋やうどん屋の遺族を守ってくれる“そば屋法”や“うどん屋法”はない」という司会者の指摘に対して、松本零士はこう述べた。
「そばやうどんと一緒にしてもらっては困る。作家の作品は残るが、そばやうどんは私にも作れる」
この一言をどう評価するかは、たぶんこの問題に対する見解次第だろう。ただ、この発言が比較的強い印象を残したのも事実で、同シンポジウムを取り上げたサイトのソーシャルブックマークでも、多くの人がこの一言に反応している。この一言に何か直感的な違和感を感じたわけだ。そしてその直感はたぶん正しい。
この一言に人々が違和感を感じるのは、そこに漫画家や作家をはじめ、クリエーターと称する人々が無意識に抱きがちな奇妙なエリート意識がにじみ出ているからだ。自分たちは、お金とは関係ない崇高な価値創造行為をやっていて、ほかの下々の連中は金目当ての“ドタ作業”をこなしているだけ、というような。
ここに、今回の議論がかみ合わない大きな原因があると僕は思う。
命を削る貧乏アーティストの苦労話はよく聞くけれど、アーティスト以外の人だってその何十倍もの人々が過労死しているのだ。彼らが安楽な金目当ての仕事をしていただろうか。そんなわけがない。誰しも(いや“ごくつぶし”も確かにいるので、ほとんどの人、と言っておこうか)、情熱を持って仕事に打ち込み、価値を創造している。そしてその多くの人たちが仕事で背負っているものは、小説だの漫画だのよりはるかに大きい。医者が仕事でミスをしたら人が死ぬ。エンジニアが設計を間違えたら橋が落ち、建物が倒れる。そば屋だって食中毒事故を起こさないという責任を負っている。作家や写真家やミュージシャンが仕事でヘマをしたところでせいぜい自分と家族が路頭に迷うくらいのものだ。それを考えたら彼らの仕事がほかの多くの職業より高尚で苦労が多いなんて言うのはおかしい。
アーティストや作家は収入が保証されていないから生活が不安定だという反論もある。だが、読者の中で経営者の皆さんは、そんな物言いを聞いてせせら笑うだろう。収入が不安定で保証されていないのは自営業者や経営者なら当然のこと。どんなに頑張っても、結果的にお金になるかどうかなんて何の保証もない。精魂込めてそばを茹でても、そばが全然売れなくなることだってある。自動車会社のエンジニアがいかに心血を注いで車を作ろうとも、不景気で売れないかもしれない。それはアーティストやクリエーターの皆さんが、心血を注いだ作品が売れるかどうか分からないのと同じことだ。アーティストやクリエーターだけを優遇すべき理由はここにもない。
でも実際には起きている変化は全く逆だ。少なくとも従来型の「知的財産」は相対的に重要でなくなってきている、とぼくは思う。
例えば、小説や本を人は昔ほど読まなくなった。そうしたものが人々の生活の中で持つ重要度は低下しているわけだ。2006年のベストセラー『東京タワー』が50年後も多く読まれているだろうか。僕はそう思わない。音楽にしても、かつての美空ひばりやビートルズのような存在感は、浜崎某や倖田某にはない。『大魔神』や『ゴジラ』は今見ても僕たちに衝撃を与える。しかし、仲間由紀恵の『大奥』を50年後に見る人がどれだけいるだろうか。多くの創作活動は、個別の作品単位で見るとその重要性をどんどん低下させている。
それは、その道の専門家たちの技量やハングリー精神が昔より低いからではないだろう。かつては専門家にしかできないことがたくさんあった。良い報道写真はプロのカメラマンにしか撮れなかったし、文章をある程度以上のメディアで発表できる人は限られていた。マイクとアンプを使って歌を歌うような機会を与えられる人もわずかだった。ビデオ映像を作って配信するには、とてつもないお金が必要だった。だからある程度以上普及する作品には希少性があり、それがそうした作品の価値を高めていた。
つまり多くの創作分野において、個々の創作物の持つ価値や重みはどんどん低下している。ドストエフスキーの諸作やゴッホの絵画、モーツァルトの名作といったものは、これからも生み出されるだろうが、本当に例外的なものでしかない。それなのに、なぜ今よりも重く保護しなければならないのだろうか。
そこらのメディアを見てみよう。著作物のほとんどは「超級アイドルの肉感ぷにぷにボディに視線釘付け!」なんていう愚にもつかない代物ばかり。つまり著作権が延長されたら、保護の対象になるのはほとんどがそんな代物だ。そんなものを、作者の死後何十年も守り続けてあげる必要があるんだろうか。僕はないと思う。こんな代物、今の「死後50年」ですら長すぎる。ほとんどの創作物は、「創作されてから5年」も守ってあげれば十分だと思う。
フジテレビ系列の『発掘!あるある大辞典II』は前まえから「放送内容が事前に流通サイドに流れている」という噂があった。大手スーパーがそれらTVの放映情報を元に、該当商品を大量に買い占めている、という内容だ。このため、零細商店は影響をこうむり数日間、ときには数カ月に渡って欠品状態が発生しているのだ。
このたび、納豆製造元のある食品メーカー(長野県・飯田市)が流通側に出した文書を入手した。『「あるある大辞典II」納豆特集の放映の案内のご案内』という表題で、平成18年12月21日付だ。つまり、同番組の放映の二週間以上も前に、納豆メーカーから大手流通関係者に流れた情報提供の案内文だった。
納豆メーカーはテレビ番組の情報を流すことで稼働率はほぼ100%。ロス率もなければ、返品もない。大手スーパーは納豆の特売をさけた定番販売だから、利益率は高い。まさしく、情報コントロールができる企業が儲かる構造だ。
中小スーパーや零細な商店、それに地方都市には「納豆」がほとんど回ってこない。昭和初期に起きた豪商による『米の買い占め』を思わせるものがある。そのときには一般庶民に米が回ってこなかった。米にしろ、納豆にしろ、情報を牛耳(ぎゅうじ)り、買い占めたものが利潤を生む。こんな世の中でよいのか、という疑問が生じる。
2006年1月 7日(土) おかめ納豆・おかめ仕立て(45g×2)89円→現在144円
2006年1月13日(金) おかめ納豆・極小粒ミニ(50g×3) 89円→現在165円
2006年1月17日(火) 金のつぶ・ほね元気(50g×3) 89円→現在144円
2006年1月20日(金) おかめ納豆・旨みミニ(45g×3) 88円→現在118円(月間奉仕品)
2006年1月21日(土) おかめ納豆・極小粒ミニ(50g×3) 89円→現在165円
このように、昨年末の価格と現在の価格を比較すると、最高85%以上も値上がりしてしまった。原因は供給量が一定なのに需要量が急増したのか、あるいは供給経路に異変が起こり、各々の需要に対応できないという混乱が起こっているかが考えられる。
放送局が謝罪したとはいえ、振り回された納豆メーカーは怒りを隠せない。納豆の“本場”水戸市のだるま食品は注文の増加で連日残業。21日まで増産態勢を組んでいた。高野正巳社長(61)は「そろそろブームも終わりかなと思っていたけどこんな形になるとは。消費者に不信感を与えたのは残念。正直にやってもらわないと困る」と語気を強めた。
同県日立市の小規模業者は「7日の番組放映後、スーパーの注文が通常の1.5倍以上に増えたが、今日から注文がぱたっと止まった」と話す。発酵で作る納豆は出荷2~3日前に、発注量を予測して製造を始める。業者は「22~23日出荷分は既に作ったが、賞味期限は1週間。注文が来なければ廃棄するしかない。数十万円の損失になる」とため息をつく。
同県土浦市の小規模業者も、スーパーから注文を取りやめる電話がかかってきた。「納豆の容器や出荷用段ボールも大量に発注してしまった。倉庫に入らないかもしれない。テレビ局はスーパー、業者、消費者ら大勢の人に迷惑をかけた。影響力が大きいことを認識してほしい」と憤る。
午前の株式市場で納豆関連株が売り優勢となっている。前週まで納豆の品薄状態が手掛かりにされていたものの、納豆人気のきっかけとなったテレビ番組のねつ造問題により、反動的な売上減少懸念から売りを誘った。篠崎屋<2926.T>、旭松食品<2911.OS>などが気配を切り下げる展開。
一方、原料を通常の3倍近く仕入れた別の業者には注文キャンセルが相次いだ。番組後はフル操業でも注文に間に合わなかったため「肩の荷が下りたし、かえっていい宣伝になった」と話す。
別の県東部の業者も「注文通り納品できず評判を落とした大手以外、損害はそれほどでもない」とみる。商品が手に入らなかったスーパーの中には取引先を地方の中小業者に替えた会社もあり「今回の騒動で業界地図が変わるかもしれない」と話した。
フジテレビの「報道2001」が21日、公表した世論調査(首都圏の成人500人対象・18日実施)で、安倍内閣の不支持率が48・0%に達し、安倍政権発足以来、初めて不支持率が支持率(41・2%)を上回った。
昨年9月の政権発足直後には67%を記録した支持率は下落傾向に歯止めがかからず、今年1月に入って、45・0%(4日調査)、43・8%(11日調査)と不支持率と同率で推移してきた。
昨年末、官舎の不適切な使用で当時の本間正明政府税調会長が辞任したのに続いて「政治とカネ」にかかわる問題で佐田玄一郎氏が行革担当相を辞任。最近も閣僚らの事務所費をめぐる問題がマイナスイメージとなり、支持率低下につながっているものとみられる。