ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』

2007-02-26 22:47:37 | 読書
『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』北尾トロ リンク先はamazon.co.jp

 映画『それでもボクはやってない』を見た直後とあって、つい裁判モノに手を出してしまった。

 感想は……ビミョー。ふとしたことから裁判所の傍聴マニアになった著者が、離婚やら無銭飲食からオウムの麻原まで、様々な裁判を傍聴したルポ。裁判の様子に様々な人間模様を垣間見るという著者のスタンスはわからなくもないが、個人を特定できないまでもプライバシーをさらけ出される当事者や関係者が読んだらどんな気持ちがするかと考えずにはいられなかったからだ。特に、自分が女性だからか、強制わいせつや強姦の裁判に好奇心ムンムンの著者のスタンスは不快だった……被害者が裁判でセカンドレイプを受けると感じるというのも、むべなるかな。

 野次馬根性それ自体は、まぁいいでしょう。でも、事件の裏にある関係者の葛藤やら苦悩やらとは距離を置いた面白半分の傍聴記でしかないのは、余りにも薄っぺらい。amazon.co.jpのレビューでも評価がまっぷたつに割れるのは、著者のスタンスに共感できるかどうかが試金石になっているのだろうと思う。


カフェテリアプラン型研修って投資効果を考えてないと思う^^;

2007-02-26 20:10:40 | しごと
 カフェテリアプラン型研修を導入できるほど潤沢な予算を持っていない会社にいるゆえの僻みが、タイトルに出てしまった^^;。

「自助努力をする社員だけを評価する」でいいのか
2月は研修を決める時期 便利な「カフェテリアプラン」にご注意を

 カフェテリアプランが注目され始めたのは1990年代前半だ。この頃、多くの日本企業が個人の能力や成果に基づく人事評価制度、賃金制度を導入した。

 「成果主義を導入する」のは「社内にも競争を持ちこみ、その成果で社員を評価・処遇すること」という意味でもある。そのため、研修制度でも社員の能力開発も会社が丸抱えで、階層別に一律に同じ研修を受けさせるのではなく、社員の自己責任を重んじるような内容が求められ始めた。そこで、会社は仕事で必要な知識やスキルを学ぶ研修を、外部のプログラムも含め幅広くそろえ、社員が自分で判断して必要な研修を受ける方式への関心が高まってきたのだ。

 この制度は研修を受ける社員にとって、自分の今の仕事に必要な知識やスキルを手っ取り早く身につけるには便利。内容や時期が1律に決まっている階層別研修に比べ、自分の意思で、必要な研修を自由に選ぶことができる。外部のプロが行う研修であれば、仕事に役立つ知識やスキルを効果的に学ぶこともできる。

 もっとも、いいことばかりではなかった。人事の現場では、この制度の弊害も出てきた。


 うーん、カフェテリアプラン型研修って自助努力と自己研鑽を奨励する以上の投資効果はあるんだろうか。

 私の勤め先でも自己啓発に対する補助制度はあるが、通信教育と英語学校への通学への補助で、そんなに厚くない。社員全員に対して門戸が開かれているプログラムより、対象者を絞り込んで研修効果の高いプログラムを実施することの方が重要だし、投資効率もいいからだ。

ドイツ人とは……

2007-02-26 20:05:10 | 時事
 面白いから、クリッピングしておこう。

ベルリンリンリンレポート【9】ドイツ人の3人に1人は浮気をする
ドイツ人は…

 一日に
 3時間テレビを見て、37分間を新聞と読書に費やし、29分間スポーツをする。

 一ヶ月に
 160ユーロずつコツコツと貯め、30000ユーロくらいは蓄えている(1ユーロ:約160円)。

 一年に
 500枚は写真を撮り、通信販売に使うお金はざっと318ユーロ。何らかの理由でもらう催促状は7通。さらには年に90キロの肉、13キロの魚、131リットルのビールを消費し、1162本のタバコを吸う。あげく弱った体は年に二回は大きな風邪を引き、念には念をと1、2種類の保険に加入。

ドイツ人の2人に1人は、ロット(Lotto 宝くじ)を買う。
        ドイツ語の音楽を毛嫌いしている。
        ダイエットに夢中。
        銀行の営業時間に不満を漏らす。
        背中を痛め、胃痛持ち。

3人に1人は、甲状腺に問題があり、ストレスに苦しみ、アレルギー持ち。
        浮気をする。
        来年のクリスマスこそは支出を減らしたい。
        ここ2年ほどは旅行していない。
        自宅で過ごすのが好き。
        イスラムが恐い。
        観葉植物と会話している。
        日焼けしている。

4人に1人は、インターネットの高速回線を持つ。
         通信機器に過剰にはまっている。
         耳鳴りに苦しんでいる。
         遺言状をすでに書いている。

5人に1人は、オンラインバンキングを好む。
         なんとかソーラーシステムを取り入れたいと考える。
         感染病を恐れる。
         仕事中にタバコを吸う。
         今の仕事に不安を感じている。
         格安航空券ゲットに必死。
         脂っこいものに目がない。
         インターネットに本物の出会いを探す。
         ベルリンに引っ越したいと考えている。

6人に1人は、歯医者が恐い。

7人に1人は、何らかの精神的苦痛を受けていると感じている。

8人に1人は、下着を毎日変えない。
         寝るときは裸である。

9人に1人は、バカンス中に病気になる。
         バカンス中に一文無しになる。

10人に1人は、自分では気づいていないが精神的に弱っている。


 ドイツ人って、こういう統計が好きですね。雑学に数字が混じるところがドイツ人っぽい。

 あと、私の少ない経験では、地理が好きな人が多いような気がします。

 日本人で同じように統計化したデータがあったら比較できて面白いんだけど、そもそも日本人には「日本人の○人にひとりは」というデータはないのかなぁ。


採用活動における学歴差別

2007-02-26 20:03:43 | 時事
 細かいツッコミだが、「就職活動」は雇用される側の視点の用語で、雇用する側から言えば「採用活動」と呼ぶよなぁ。

就職活動で続く学歴差別「慶応と一橋を取れ」の声も
 また、学歴差別採用は日本の大企業だけでなく、実は外資系企業の方が顕著である。外資系企業は人事スタッフが少ないケースも多く、採用活動に手間暇をかけられない実情がある。そのため、学校名による選別を初期段階で行うことにより、採用効率を高めている。さらには、日本国内での他社とのリレーションを強化するべく、上位校の中でも学校を選ぶ傾向さえある。ある外資系の医療機器メーカーは「必ず、慶応と一橋からは内定者を出すように」という指示が飛んでいるケースがある。なぜ、慶応と一橋かというと、OBが経済界の要人に多数いるからである。


 ほー、私の勤め先は学閥がないのでピンと来ませんわ。もっとも慶応や一橋の学生がほとんど応募して来ない(汗)ことの方が問題なのかしら……。