「介護もトライアスロンも楽しんで」

90代両親を介護の日々ですが、合間に走って泳いで、バイクにも乗って年1回のトライアスロン大会参加を目標に楽しんでいます。

特養2か所に入所申込み

2024年04月21日 20時56分36秒 | 介護



現在リハビリのために老健(介護老人保健施設 )に入所している父ですが、予定としては入所後2ヶ月経つ5月末には自宅に戻れるものと考えていますし、何とか自宅での生活を取り戻して欲しいと願っています。

しかし、腰椎の圧迫骨折後のリハビリでどこまで回復してくれるのかは現時点では不透明です。まして97歳と高齢のこともあって順調に自宅に戻れたとしてもまた転倒やベッドからの転落などで骨折してしまうことだって考えられます。そんなことになってしまうと私一人での介護では無理なのでそうなった時のためにと昨日と今日で実家から車で10分以内にある特養(特別養護老人ホーム)の見学を兼ねて2か所の施設に入所申込みをしてきました。

現時点では直ぐに入所希望ではなく、必要になった時に入所としての申込みです。特養の見学は初めてのことだったのですが、最近の施設は近代的で大きな病院よりもエントランスや廊下などがゆったりした広さがあって勿論部屋も広いですしヘタなホテルよりも落ち着ける雰囲気でした。入所したら長期滞在になるのですから居住性は申し分ないですね。

2か所の施設はどちらも100人前後の入所者さんがいてデイサービスやショートステイとしても利用できる施設でした。しかし昨日見学した方は4人部屋のタイプと個室かを選べるそうですが、男性の4人部屋は部屋数が元々少なく待機者数も多くて利用出来る可能性は低いとのこと。今日見学した施設は全て個室でした。

父の場合は要介護4で97歳と高齢、また介護者である私が70歳で尚且つ94歳の要介護3の母の介護も私一人で行っていることなどから入所に当たっての判定会議では待機人数に関係なくかなり早い段階で入所出来る様です。どちらの施設も父より高齢の男性入所者さんはいないとのことでした。

そしてどちらの施設でも説明を受けた時にビックリしたことがありました。それは面会のルールです。現在入所している老健では感染症予防のために面会は入所者一人につき2週間に1度、面会時間15分と言う制限があるのですが、特養ではどちらも毎日の面会が可能で時間にも制限がないそうです。ただし面会者の人数は2人までで、午前に2人来て午後に別の2人が来るということは許可していないとのこと。人数が多い場合は施設の外、玄関ホール前の広場でなら可能だそうで今日見学をした施設では私が行った時間帯に玄関前には車椅子に座った入所者さんと思われる人とその外に7,8人のご家族と思われる人達が談笑されていたのです。老健と特養ではこんなにも状況が違うものかと大変驚いた次第です。

またこの2か所の施設でそれぞれ対応してくださった方はどちらも施設の相談員の方でしたが、一方の相談員の方は「高額介護サービス費」(国保の高額療養費と同じ様に介護保険からの負担額が一定の上限を超えたときは、超えた分が申請により「高額介護(予防)サービス費」としてあとから支給される制度のこと) については全く知らないとのことでした。これは現在父が入所している老健の相談員さんもご存知なかったのですが、利用者の家族としてはこの制度で実際にいくら手元に戻ってくるのかを知りたいのです。老健にしろ特養にしろ利用料の中からこの高額介護サービス費の対象になる項目がどれとどれでその合計金額がどれ程なのかを聞くに当たって相談員さんが知らないのでは話になりませんよね。

ということでもし父が特養を利用する様な事になった場合はこの制度のことを知っていた相談員さんがいる施設にしたいと思った次第です。

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