大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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日々の出来事 6月30日 おサル電車

2018-06-30 10:09:35 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 6月30日 おサル電車







 今日は、上野動物園のおサル電車が、廃止された日です。(1974年6月30日)
おサルの電車は1948年から1974年までの26年間、上野動物園で子供たちの人気を集めた遊戯施設でした。
 開通当初は、戦後の荒廃から立直ろうとしていた時代で、物や娯楽の無い中、夢のある遊戯施設として熱狂的な歓迎をもって迎えられました。
そして、このおサルの電車は、訓練されたサルがレバーを回すのを詰所の係員が見て、電気車のスイッチを入れるため、子供たちにはサルが運転しているように見えるところがポイントでした。
 しかし、1973年動物保護管理法が制定され、動物虐待だと動物保護団体から非難が起きた結果、1974年6月30日、開通以来、26年間無事故運転、約1500万人のお客さんを運び、1988年11月2日には皇太子さまと美智子さまも乗せた由緒正しい おサルの電車は惜しまれつつ、その役目を終えました。









 おサル電車





昭和23年9月23日 上野動物園に全線35m、客車3両18人乗りの「おサル電車」設置される。運転手はカニクイザルの「チイちゃん」1周5円。

昭和24年3月頃  チイちゃんがシモヤケに罹り、長期の運転休止。

昭和24年4月1日  新型車両導入。全線100m、機関車はEC型2馬力で客車4両60人乗り。スピードは1周3分。運転手は3匹に増員。

昭和43年4月 累計乗客者数1000万人を突破。

昭和47年  機関車が新幹線型に。客車4両、乗客40人。1周150mの8の字コースを2、3周した。

昭和48年10月 東京で開催された国際動物園長連盟会議で「おサルの電車は日本だけで、残酷だ」と指摘を受ける。同月「動物保護法」成立。

昭和48年12月 昭和48年の年間乗客者数118万人。

昭和49年4月 動物保護法施行。

昭和49年5月18日 動物園の改築工事終了で4ヶ月ぶりに運行再開されるも、「動物をみだりに傷つけ、または苦しめることのないようにし、習性を考慮せよ」という「保護法」の下、7月から運行が全面ストップに。

昭和49年6月30日 午後3時半から「おサル電車」のお別れ式が開かれる。ファン4000人が集まり、運転手のメリー、ナナ(共にブタオザル)、マリ(アカゲザル)の メス3匹にねぎらいのバナナがプレゼントされた。








    おサル電車





















☆今日の壺々話













   おサルの電車(小学校の道徳教材編)




 おサルは、遊園地の電車の運転手をして楽しく暮らしていました。
毎日、やって来る子供たちを電車に乗せ、運転することにプライドとやり甲斐を持っていました。

“ よし、今日も子供たちを楽しませてやるぞ!”

そして、おサルの電車は評判となり、大人気を得ることになりました。
 これに気が付いた遊園地の運営者は、考えました。

“ こんなに人気があるなら、運転回数を増やそう。”

おサルは、仕事がどんどん忙しくなりストレスが溜まり始めました。

“ うう、疲れた・・・。”

そして、最後には、仕事への意欲を無くしてしまい、悲しみを抱えたまま引きこもりになってしまったのです。
 その後、遊園地のおサルの電車は駅に停まったままで、子供たちの歓声も二度と聞こえることはありませんでした。

                              -完-






    おサルの再就職(派遣編)




 鉄道マニアが、運転席の真後ろに席をとりました。
地下鉄の疾走する動画を撮ろうと言う魂胆です。
でも、地下鉄の運転席は、カーテンが引かれて乗客から前が見えないようになっていました。

“ これじゃ、前が見えないぞ・・・・。”

“ ガタ~ン、ゴト~ン、ガタ~ン、ゴト~ン・・・・。”

 地下鉄は、カーテンが閉まったまま走っています。
たまらなくなって、鉄道マニアは叫びました。

「 おい、こらっ、運転手!
 前が見えないじゃないかっ!
 引いてあるカーテンを退けろ!!」

その声に反応してカーテンが動きました。

“ スルスルスル・・・。”

鉄道マニアは、運転手を見て驚きました。

「 わっ、サルだ!!」

運転席に座っていたサルは振り返り、鉄道マニアに笑いながらVサインを上げました。

「 ゲッ・・・!!」

いつの間にか鉄道マニアの横に来ていた車掌が言いました。

「 大丈夫ですよ。
 彼は、26年間、無事故のベテランですから・・・。」

                              -完-

















友達





 父親は運送の仕事をしていて、近隣市町村の織布会社に布とか糸を届けています。
父親が猿の仲間だった事が発覚したのはおよそ10年前です。
 二人で某市にある饅頭屋に出かけた時の事でした。
道中、市境の峠道で父は急に車を止めました。
そして、父はおもむろに車を降りると、林に向かい“ほーう!ほーう!”と叫びます。
すると、どこからか“ほーう!”と何者かのレスポンスがありました。
上を見上げると、木の上に数匹の子猿がいます。
“あれワシの友達やねん”と父笑顔、当時小学生の私はあまりの事に呆然。
 猿は見知らぬ私を警戒しつつも木から下りてきて、父から野菜カステラを貰って食べ、その後もしばらく父から離れませんでした。
父が言うには「何ヶ月か前でここで飯食っとったら寄ってきた、試しに猿の物真似したら仲間になれてん」との事です。
 その後しばらくして、子猿達はその山から姿を消したそうで、“ええ奴らやってんけどなあ”とぽつり、父は少し寂しそうでした。
一緒にあけびを探したり、毛繕いをしてもらったり、父と子猿達の忘れ得ぬ思い出を今でも時々聞かされます。
種族を越えた友情を育む父に萌えた、と言う話です。
ちなみに父の人間の友達は2人しか居ないそうです。





















猿に柿を貰った話






 友達とキャンプで山に行って、弁当食べてたら猿が近寄って来てさ。
しかも、その猿がめっちゃ大事そうに、柿抱きしめてるんだよwww。
俺がおにぎりを猿の目の前でちらつかせると、柿を俺の弁当箱に押し込んで、おにぎり取って帰って行ったwww。
案の定、渋柿でした。
本当にありがとうございました。




















おサルの実験






 サルの実験って知っていますか?
まず、ボタンを押すと必ず餌が出てくる箱をつくる。
それに気がついたサルはボタンを押して餌を出すようになる。
食べたい分だけ餌を出したら、その箱には興味を無くす。
腹が減ったら、また箱のところに戻ってくる。

 ボタンを押しても、その箱から餌が全く出なくなると、サルはその箱に興味をなくす。
ところが、ボタンを押して、餌が出たり出なかったりするように設定すると、サルは一生懸命そのボタンを押すようになる。

 餌が出る確率をだんだん落としていく。
ボタンを押し続けるよりも、他の場所に行って餌を探したほうが効率が良いぐらいに、餌が出る確率を落としても、サルは一生懸命ボタンを押し続けるそうだ。
そして、餌が出る確率を調整することで、サルに、狂ったように一日中ボタンを押し続けさせることも可能だそうだ。


のちのパチンコである。




























 自分は造形っつーかまぁミニチュアフィギュアを作るのが趣味で、休み前に気分が乗ると徹夜で没頭したりする人間です。
 3月5日です。
この日は乗りに乗っていて、日が昇るのも気が付かないくらいに没頭してた。
ちょっと造形が一段落して、

“ 乾燥がてら、一服するかな~。”

と横見たら、作りかけとかジャンクパーツ入れてある箱に、見覚えあるような無いようなモデルが入っていた。
 と言っても、肩から袈裟切りされたようなラインで割れてて、噛み合わせてもガタつきが酷い。
さっきまで没頭してたもんだから、そのままのテンションで、

“ 前に落としたか何かで壊して放置したんかな?
まぁ興も乗ってるしやるか・・・。”

と作業開始。


 ただ、なんつーか弄れば弄るほどおかしい。
樹脂製でも無いし、ホワイトメタルとかでもない、強いて挙げればグレイスカルピーが近い感じか。
そうなると、自身で作ったか、同好の士から買ったか譲り受けたか?
 でも、自分の周りでそのモデルのような感じ(お寺とかにある阿吽像みたいな鎧っぽいヤツで頭部が猿)の物を作る人間が居ない。
 しかも、コレでもかってくらいにディティールが細かい。
そんな事考えても、

“ まぁあるモンはあるんだし、作った覚えは無いから、買ったか貰ったかしたんだろ。”

と没頭した。
 四苦八苦しながら、なんとか割れ・欠け修復完了。
キリも良いし昼飯前に寝ようと思い、そのモデルは乾燥前にズレないように固定して、布団に入った。



 どれくらい寝入ったか分からないけど、ふと騒がしいなと寝ぼけながら起きたら、床で猿がドタバタしてる。

“ あぁ夢だなこりゃ、初明晰夢がコレか。”

と自嘲しつつ、猿見てたらこっちに気が付いたようで、ジェスチャーというか腰の所を指差してる。
 よく見れば、丸太に腹から脇あたりまでグルグル巻きにされてて、どうやらソレを外して欲しいらしい。
思い返せば、

“ 寝る前に直したモデルもそんな感じで固定したな、その所為でこんな夢になったか・・・。”

って猿をハイハイと宥めつつ鋏で切って開放。

“ んじゃ寝るか、いやこの場合おきるかか・・・?”

って考えながら布団に入ろうとしたら、猿が袖引っ張った。

“ まだ何かあんのか?”

と聞いたら、肩からの袈裟切りラインを手で摩りながら凄い勢いでお辞儀する。
お辞儀通り越して、もう土下座に近い事何度も繰り返している。

“ 直した物に夢で感謝されるって、自意識過剰なのか俺・・・。”

みたいに思いつつ、

“ あぁまぁ、直って良かったねぇ。”

とか話し掛けていた。
 で、

“ そんなに何度もお礼・・・?
しなくて良いから・・・。”

と止めて布団に入った。



 起きたのは、もう夜もふけて9時だとか10時。
何処ぞの話みたいに、夢から起きたらまた夢でした、って落ちじゃないだろうなぁと笑いながら、夢の事もあって猿モデルの乾燥確かめようとしたら、無い・・・。
というか、置いた場所から離れたとこに、固定に使った棒と鋏・・・・。

“ いやいやコレは無い、無いにも程がある、いや、でもどうなんだよコレ?”

と混乱。
けれど深く考えても分かりっこ無いし、面白い経験って事で納得するしかなかった。



 それから数日、

“ 変なこともあったもんだなぁ・・・・。”

と過ごしてたとこに、先の東北大震災が来た。
 自分は関東圏なので、何だこれスゲェって状態(しかし職場はPC落ちたりと酷い状態になった)だったんだけど、避難も終わり、取りあえず大きい余震も無さそうだし、職場を少し片付けて今日はこれで上がりで、定休含めて3日ほど休みとなった。
 びっくりしたのはそれから後。
家に戻り、家具とかチェックして、特に被害無し!と両親も揃ったところでTV付けて地震情報みると震源地が東北。
で、両親の田舎がドンピシャ福島。
両人とも凄いテンパリ具合で、親戚一同に連絡しようとするも当然の如く繋がる訳が無い。



 それから2日間、続々と無事だ、という連絡があって最後の一人(伯母)から連絡が来た。
その時はもう夜も遅く、ここ数日間で疲労しているだろうと両親は早めに寝かせたので、自分が連絡を受け暫く話していた。
 なにやら地震直後、隣家の屋根から瓦だかが降り注ぎ面していた壁やガラス戸が全滅したらしい。
そう聞いた自分は、

「 良く無事だったねぇ、良かった良かった。」

と言っていたんだけれども、微妙に伯母の喋りが歯切れ悪いのに気が付いた。

「 もしかして何かあった?
怪我でもしてる?」

と聞いたんだけれども、かい摘んで書くと、こんな感じで助かったらしい。

「 地震起きる直前、コタツに引っ張り込まれて仰天してたんだけど、目の前見たら猿がいた。」
「 外に出ようとしても離してくれず、凄く怖かったけど直ぐに地震が来て目を離した瞬間に消えていた。」
「 大きいのが収まって外に出ようとしたら、コタツ布団が持ち上がらず、埋まったかと思ったが反対側から出られた。」
「 引っ張り込まれる前に座っていた所には、割れたガラスの大破片が深々と刺さっていた。」

九死に一生なとこにも驚きだけれど、それ以上に猿ってキーワードで驚いた。
そして伯母が、

「 肩から斜めに毛が禿げてた。」

追い討ちを掛けた。

 それから、自分が体験した事も話したんだけれども、何かしら恩返しがしたかったんじゃないか、という事に落ち着いた。
ソレが何だったのかは分からないけど、伯母が言うには、

「 あんちら様の眷属かなんかだろう。」

ってことみたい。
その日はそれで終わり、次の日に連絡取れた事を両親に報告し、落ち着いたら片付けに行こうとなった。



 5月に入り両親と自分で親戚中の片付けに回っていたんだけど、檀家の確認してたっぽい坊さんと目が合った瞬間にビクッとされた。

“ ちょっ!”

って引きとめようとしたら、ソソクサと逃げられたんだが、

“ 何だったんだ・・?”

てか、

“ 何かな・・?
後ろに件の猿でもいたのか・・・?”

と、何やらモヤモヤしている今日この頃です。

















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6月29日(金)のつぶやき

2018-06-30 09:52:34 | _HOMEページ_






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日々の恐怖 6月29日 ワイの話2 一軒家3

2018-06-29 19:44:59 | B,日々の恐怖








  日々の恐怖 6月29日 ワイの話2 一軒家3








 上に上がって人形が転がっとって、やっぱ怖いもんは怖かったから、窓から冷蔵庫とか集めてるとこに放り出した。
これでとりあえず視界に入らんから大丈夫やと思って作業してて、実際なんも起こらんやったから、

“ 気味が悪いだけの人形やったんや。”

と思った。
 とりあえず1日目はワイが上をやったけど、やっぱり下の方が広いし作業もワイの方が早いから、りゅうに次の日から2階やってもらうことにした。

「 人形は捨てたし、今日もなんも起こらんやったから大丈夫や。」

って言ったら、ちょっと安心したんか軽口叩いたりして、

“ これはこれでちょっと楽しい体験やったな。”

とか思いよった。
 次の日現場について、とりあえず2階はもうすぐ終わるから、りゅうに9時半くらいまで休憩させて、1人で1階をバラしてたんやけど、9時半前に作業始めるためにワイの横通ってりゅうが上に登ってった。
 登ってから10秒も経たんうちに、バッタバタりゅうが階段から転がるみたいに降りてきて、

「 ワイさん!あれはだめっすよ!マジ死ぬかと思ったっすよ!」

ってめっちゃ言われた。
 なんのことかもわからんで、聞いてもりゅうは興奮しとるんか、とりあえず上に連れて行かれた。
 上に上がってりゅうが指差した方を見たら、昨日放り投げた人形が二階の風呂場に置いてあった。
 りゅうはワイがやったと思っとったけど、ワイは捨てたまま触ってないし、ワイらがきた時家の鍵は閉まってたから、勝手に誰かが持って上がることもできないはずやった。

“ うわぁ、これはマジであかんヤツやな・・・。”

と思って、その人形を供養する方法とか調べたんやけど、塩とか聖水とかばっかりでてきて当てにならんから近くの神社に持って行った。
 でも神社には神主さんとかもおらんやったし、実際行くだけ無駄やったんやけど、気が動転してた。

















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日々の出来事 6月29日 鶴瓶の今夜も眠れない

2018-06-29 09:22:41 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 6月29日 鶴瓶の今夜も眠れない








 今日は、笑福亭鶴瓶の局部が全国ネットでテレビ画像に映った日です。(2003年6月29日)
2003年6月29日、フジテレビの27時間テレビの飛島中継で鶴瓶は、当初は“酒を飲まない”と公言していましたが、午後10時過ぎに局が用意していた酒を飲み始め、高齢の女性の乳を揉んだり、放送禁止用語を叫ぶなど、非常に危険な状態に突入していました。
午後11時過ぎには、鶴瓶のドラム缶風呂入浴中継でも局部が露出しかけるなど、その後の大事件の予兆はすでにありました。
 そして、深夜の“今夜も眠れない”で再び飛島に中継が繋がった時、既に鶴瓶は布団に包まって寝ていましたので、現場にいたココリコが無理に起こそうとしました。
この時、パンツ1枚で仰向けに寝ていた鶴瓶は、起きた途端にそのパンツが脱げたので、慌てて遠藤章造が局部を座布団で隠そうとしたものの、時既に遅く、局部の映像は全国ネットで流れてしまいました。
この事件に高島彩アナはゴメンナサイと謝罪し、鶴瓶は後日公式に謝罪しています。
 もともと、鶴瓶は裸絡みの危ない事件が多く、1975年の東京12チャンネルの“独占!男の時間”の生放送でも局部を露出し、さらに何とカメラに局部を押し付けました。
そして、社長の大事にしていた鯉を踏み殺すと言う暴挙に出ています。
 これは、担当ディレクターの傲慢な態度に反発しての行動でしたが、ことがことだけに12チャンネルは、鶴瓶を無期限の出入禁止としました。
そして、この処分は2003年、系列のテレビ大阪制作、“きらきらアフロ”の東京収録により、28年ぶりに解除されました。
でも、上の事件も2003年ですから、あまり性格は変わっていないと思えます。


   残飯

「 鶴瓶、腹減ったなぁ。」
「 そやなぁ、たかじん。」
「 何か、ないかな・・。」
「 あそこに飲食店のゴミ箱あるで。」
「 ちょっと、見てみよか。」
「 残飯、あるで・・。」
「 食えるかな?」
「 ちょっと、酸っぱい臭いしてるけど・・。」
「 でも、腹へったしな・・。」
「 どうしょう・・。」

そこに現れた浮浪者が、残飯を取り上げ忠告しました。

「 素人さんは、やめとけ。」






      笑福亭鶴瓶






















☆今日の壺々話












露出狂






 高校生の時、部活で遅くなった帰宅中に露出狂に遭遇した。
後ろから「ちょっといい?」と話しかけられ、振り返ったらジーパンのチャックからポロリして、ニヤニヤしてるオッサンがいた。
 驚きと恐怖でパニックに陥った私は、背負っていた竹刀袋(中身入り)で露出狂を思いっきり殴った。
露出狂は悲鳴をあげて逃げようとしたが、なにせ私もパニック状態。
ずっと「めぇえーん!めぇえーん!どおぉぉ!」とか叫んでたら、近くの家の人達がゾロゾロ出て来た。
 最初は私がただの通行人に暴力を振るっているように見えたらしく、「あなた何してるの!」とおばちゃんに私が取り押さえられ、露出狂は「大丈夫ですか!?」と男性に介抱されていた。
 が、その男性が露出狂のポロリに気付いた途端、形勢逆転。
先程まで私を押さえてたおばちゃんも加勢して露出狂を取り押さえ、そのまま通報。
警察の人からめっちゃ褒められ、「その度胸があれば婦警になれるよ!警察になる気無い?」としきりにスカウト(?)されました。




















   盲腸






 長距離の夜行列車です。
高校卒業記念に旅に出た3人の若者は、4人がけの席に座りました。
男ばかりの気安さで盛り上がっていると、声が聞こえました。

「 あのう・・・・。
 ここ、あいてますか?」

 見上げれば、かわいい女の子が1人で立っています。
喜んで座ってもらったのは言うまでもありません。
今度は4人で楽しく盛り上がりました。
若さをもてあましている男と女。
夜がふけ、周りの席が静かになってくると、話は少しずつエッチな方へと移っていきます。

「 ねえ。
 1人100円ずつくれたら、ふとももの蚊に刺された所、見せてあげる。」

女の子が笑いながらこんなことを言うと、3人は即座に100円を取り出します。
女の子はスカートをめくり、ふとももをあらわにしました。

「 うお~、すげぇ!」

うれしげな男子3人の声が上がります。

「 ねえ。
 1人1000円ずつくれたら、胸の谷間のほくろ、見せてあげる。」

今度も3人は、すぐに1000円を払います。
女の子はシャツの胸元を大胆に開けてみせました。

「 うお~、すげぇ」

うれしげな男子3人の声が上がります。

「 ねえ。
 1人5000円ずつくれたら、盲腸の手術した所、見せてあげる。」

3人は、待ちきれないように5000円を払います
15000円を手にすると女の子は立ち上がり、窓の外を指差しました。

「 ほら見て。
 あの病院よ!」






















濡れ衣






 中学生の時の話です。
プールの授業が終わって教室に戻ってくるときに、ある女子のパンツが無くなっているという騒ぎがあった。
 で、犯人探しが始まったんだけど、なんか日ごろから俺のことを「キモい」とか「不潔」とか影でコソコソ(といいつつ、結構あからさまに)なじってる男子グループがいて、そいつらのリーダーが俺を指差して、「○○くんがプールを途中で抜け出して教室に戻ってたから怪しいと思う」と発言。
たしかにプールの授業中は、各自練習する時間があって、結構先生の目はゆるく、みんな自由に泳いでいた時間があったから、抜け出すことも不可能じゃないが、俺はそんな抜け出したりはしていなかった。
 しかし、俺には友達がいなくて、誰も俺がプールの授業を抜け出していないことを証言してくれる人がいなかった。
結果、クラス中の罵声の嵐。
俺の持ち物を全部机の上にひっくり返されて、クラス中にさらされた。
 別に問題のパンツはおろか、変な持ち物なんて一切なかったからいいけど。
そしたらリーダーが「どこかにかくしたんじゃね?」とかいいだして、結局俺の疑いは晴れなかった。

 後で担任に職員室に呼ばれてキツく尋問されたが、俺は何にもしてないし、ただひたすらやっていませんというしかなかった。
信じられないことにその場で担任は俺の母親を電話で呼びつけ、事情を説明した。(事情といっても、俺が怪しいのではないかという勝手な推論の押し付け・・・。) 
 母は俺よりも担任の言うことを信じ、「謝りなさい!隠してるパンツを早く出しなさい!」と俺を責める。
その場にさらに被害者の女子まで呼び出し、そいつの前で無理やり頭を押し付けられた。
 結局、俺は最後まで認めなかったので、母親がキツクしかっておくことと、後で女子の家に謝りに行くこととパンツの弁償を約束し、その場は開放された。
その後、家に帰ってからは父親が俺の無実を信じてくれて母親を一喝してくれたので、後日女子の家には行かなかった。


 次の日、教室に入るなり「変態」とか「パンツかえせ」とか罵声を浴びせられた。
俺は犯人じゃないといちいち反論してたら、リーダーが背中を思いっきり蹴ってきた。
ムカついたので蹴り返したらリーダーと取り巻きみんなに反撃される始末。
 そこへ担任が入ってきて騒ぎの原因を問いただすと、リーダーが「○○にパンツ返してあげなよってやさしく注意したらいきなりけってきた」と主張し、みんなも賛同。
また俺は呼び出しを喰らい、母親同席で厳重指導。。。

 そのとき俺は何故かわかんないけどリーダーが犯人だという絶対の確信が沸いた。
なんとか疑いを晴らすための証拠が必要だと思い、父親がICレコーダーを持っていたことを思い出したのでしばらく借りることにした。
 さっそく次の日、朝早く教室に仕掛けにいった。
机の中に入れてもすぐ見つかってしまうので思案していたところ、ちょうど奴の机は廊下側の壁に接しており、壁の上下の窓が開けてられたので、廊下側に仕込むことにした。
 廊下側はロッカーになっており、普段使わないような学習教材なんかをしまっておける。
そのロッカーの俺の区画の奥にICレコーダーを設置し、ためしに奴の机でアーアーと普通くらいのボリュームで喋ってみた。
バッチリ明瞭な声で記録できた。


 それから毎日、朝仕込んで夕方回収しては証拠となることを喋らないかどうか聞いていたが、1週間たってもまったく証拠となるような発言はしなかった。
その間リーダーとトリマキはしつこく俺に暴力を振るったが、やり返すとまた担任に事実を捏造してチクられるので黙って耐えた。
他のクラスメートも、俺と目線をあわさなくなった。 
 焦りも出てきて、意を決して、リーダーを放課後に呼び出してレコーダーの近くで「お前が犯人だろ」と問い詰めてみたが、それでもボロは出さなかった。
「俺が犯人だという証拠でもあんのかよwww」っていう言い方に、「俺が犯人なんだけど、お前に罪をかぶせてやったぜwww、ざまぁwww、証明してみろホレwww。」的なニュアンスを感じ取っただけで、「実際にやったのは俺だ」とは言わないので絶望を感じた。


 ただ、このことが事態を好転させた。
次の日、ヤツが罠にかかったのだ。
放課後頃、ヤツと取り巻き2人の3人での会話をICレコーダーは拾っていた。

リーダー「昨日○○が“おまえがはんにんだろぉーーー”とか、キモい顔で言ってきたよ。」
トリマキA「うわぁキモっ。」
トリマキB「うぜぇーwwww。」
リーダー「ムカつくからボコってやったよwwww。」

ボコられてねぇよ誇張すんなと思いつつ、この時点でなんか喋ってくれると思ってワクワクした。
そして、ついにヤツは言ったのだ。

リーダー「ま、犯人は俺なんですけどね!」
トリマキA,B「アーッハッハッハプゲラゲラアひゃはやひゃwふぉうぃ。」

思わず俺はガッツポーズ。 
それに、追加もあった。

トリマキA「そういえばさ、なんで盗んだパンツ、あいつのカバンなり机に仕込んでおかなかったんだ?
そうすれば決定的証拠をあいつになすりつけられたのにwww。」
リーダー「いや、なんか△△(被害者の女子)のパンツを手に取った瞬間、なんかこうムラムラしちゃって、今俺の家にあるwww。」
トリマキA,B 「うわーさいてーーwww。」
リーダー「何度か、オカズにしちまったwww。」
トリマキA,B「プゲラウヒャオエエエテウェrw。」


 次の日、帰りの会のときの通例となっている日直からの“何か連絡事項ある係りはいますかー?”の問いの時間に発表しようとした。
その日の日直はちょうどリーダーのヤツで、ヤツの問いかけにすかさず手を挙げる。

 案の状崩れた笑顔で俺をシカトするので、かまわずICレコーダーを手に教壇に上がった。
担任は「何する気だ?座ってろ!」と俺を引き摺り下ろそうとするが、かまわず、「こないだ△△の下着が盗まれた事件があってから、俺がさんざん疑われているけど、真犯人がわかったので発表します!真犯人は、××(リーダー)です!」と一気に叫んだ。

 クラスのみんなはザワザワし始める。
リーダーははぁ?という薄ら笑いをしている。
担任は「何いってんだ?××が犯人なわけないだろが!証拠もなく罪を押し付けるな!」
と俺に怒鳴った。(リーダーは俺と違ってイケメンだしみんなの前ではハキハキしてて明るいし成績もいいほうだったので、担任の信頼は厚かったみたい。)
 すかさず「証拠はコレです!」とICレコーダーを突き出す。
「これは、事件のあった次の次の日から廊下のロッカーに仕込んでおきました。
そこで××が自分が犯人であると告白する発言を拾っています。」
といい、おもむろに再生スイッチをON。

 俺がリーダーを問い詰めるところから始まり、リーダーとトリマキ2人の会話、リーダーの犯人宣言とオカズにしてます宣言が垂れ流された。
シーンとする教室。
 凍り付いていたリーダーがイキナリ取り乱して俺のICレコーダーを奪おうと襲い掛かる。
すかさず前蹴りを食らわして寄せ付けないようにした。
担任も、「もういい!わかったから!」と俺に寄ってくる。
でも、担任とリーダーが俺を止めようとするのをかまわず、身をかわし続けながら再生を続けた。

 すべてが終わった後、再生を止め、担任に向かって「これで俺の無実は証明できますよね?」 と聞いた。 
担任は呆然として「ああ。」とつぶやくだけ。
 立て続けに「先生はさっき、証拠も無く罪を押し付けるなといいましたよね。で、先生やクラスのみんなは証拠も無く俺を犯人と押し付けましたが、それはどういうことですか? で、真犯人の××、何か△△さんや俺やみんなに言うことはないの?」とまくし立てた。

 教室はザワザワ、リーダーとトリマキはずっと下を向いてうつむいている。
担任はただ慌てて「今日はみんな帰りなさい、早く、帰りなさい」と、みんなの教室からの退出を促した。


 その後、担任は学年主任と共にウチに来て土下座で平謝り。(校長とかが謝罪にくるレベルではなかったらしい。。。)
クラスメートの一部は俺に謝ってきてくれて、イジメは無くなった。
 リーダーとトリマキ2人は、クラスの信頼を失い一気に地に落ちて、みんなの輪に入ることは一切無くなった。
さらに被害者の女子の家に親同伴で謝りに行ったらしい。

 あとおまけだけど、俺の体についたアザも彼らからの暴力の証というのが認められて、彼ら3人とその親からにご足労いただき、濡れ衣着せたことを含めて謝罪を受けた。
封筒みたいなのを渡そうとしていたが、父親が「受け取れません」と断固として拒否していた。
後で俺に「(イジメを)気づいてやれなくて悪かったな」といって、ICレコーダーをそのまま俺にくれた。
 最後に、当初担任と共に俺を犯人と決め付けていた母親は俺に平謝りでした。
お小遣いを次の月から1年間倍にすることで和解が成立しました。
そのICレコーダーは今でも、自分の昔の武勇伝(?)の証として大事に使ってます。






















言いたいこと






ここ最近、言いたいことといえば、「露出狂にあった」ってことかな。

傘はとうに吹き飛んでいて、ここ東京で遭難するような雪の日に、
逃げ込んだ新宿ルミネストの地下へと続く階段の踊り場で、露出狂にあった。

命からがら氷ついた髪の毛が少しづつとけて、ただもう家に帰りたいと無心に階段を下りていると、後ろから丸ビル勤務かなってくらい上等なコートを着こなしたレオンのようなサラリーマンに声をかけられた。


「ティッシュ持っていませんか?」


ティッシュとな。
このナイアガラの滝のように鼻をたらしてる女に、よくも聞いたねと、振りむけば丸ビル。

断じて不所持のチッスを、探してるふりの様式美。あれー?あれれー?つって。
エアギターもここまでってくらいカバンをガサゴソしながら、
チラチラと赤らめた顔でリーマンを盗み見ると、

リーマンのコートの第6ボタンくらいのとこから、リーマンのリーマン部分がサラッと出てた。
これがサラリーマンか!


もう顔をね、鬼のように顰めたかった。
ゴミの出し方について物申すベテラン奥様のように。

ところがですよ。リーマンが想像のハードルを、ふわりと越えてきたわけですよ。
観てください奥さん、この色!艶!ハリ!

ミケランジェロが作ったんじゃない?ってくらい美しい露出狂の露出棒。
北斗神拳くらったくらいの衝撃で「だ び で っ!!!」っつって、私はもう死んでいる!

あのマー君すら虜にした ももクロ ってこのこと?
この吹雪の東京で、一筋の輝き。
私がマッチ売りの少女なら、思わず手をかざしてたかもしれない。


露出は犯罪です。
露出は犯罪です。


でも10年ぶりくらいに会った露出狂。
33年、鳴かず飛ばずの私にとって、溢れる一杯のかけそば感。
別に見たかったなんてことは断じてないけど、
ちょっとしたこぼれ球ひろったみたいなこの感じ。

このこぼれ球、私だって決めたい!
キャーとか言って、驚いて逃げるとこまで、やりきりたい!

なのに、33歳ともなると、喉にタンがからんで「キャー」とか高い声、そう簡単には出てこないわけです。箪笥の奥の方に圧縮して仕舞ってある。
かわりに、このオトメの一大事に「なるほどー」とかすぐ出そう。愛川鉄也ごと出そう。
しまえ、しまえ。

すると、むこうもむこうで、なんだか描いてたものと違ってたんでしょうね。
私がずぶ濡れのまま、羅生門の老婆かってくらいオドロオドロシイ姿で振り返ったので(しかも無言)、
一瞬ギョっとしたのち、「またつまらぬものを斬ってしまった」みたいな残念顔で、
斬鉄剣をそそくさと仕舞って、私を置いて帰っていったわけです。

私も私で「森へお帰り」って感じで見送ったんだけど、…なんだろう、この気持ち。
これが、あの芥川龍之介が描きたかった老婆の…気持ち…?


羅って生がない門っ!
45年ぶりの大雪だ門っ!
そりゃ唇だって紫になるし、鼻水だってちょっとしたサーバーかなってくらい出てる。
この顔の露出だって、相当きわどいライン攻めてた。
でも、そうは言ってもあっちは本場でしょ?
そこは、ぐっと踊り場で堪えて欲しかった。
私はうめくような声を立てながら駅の階段を覗き込んだ。
外には、ただ、黒洞々たる夜があるばかりである。
露出狂の行方は誰も知らない。



だ・け・ど
捨てる神あれば、拾う神ありっていうかな。
昨日、職場の飲み会で、どういう流れか「痴漢にあった話」で盛り上がり始めた時、満を持して、この話ですよ。

仕事では息をひそめてる私が、飲み会の話題を、一気に独り占めする大チャンスですよ。
なんせホットな話題ですから。つい先々週くらいの話ですから。

結婚の話題にも、夫の不満にも、子育ての大変さにも乗れなかった私に、
千載一遇のビックウェーブです。
私は風に向かい拳をつきあげるチャゲ、そして飛鳥のように、言ってやりましたよ。
「こないだ10年ぶりに露出狂にあったんですけど!」って。


勢いがね、焦りがね、出たね。
「これが私のソチ!」くらいの気持ちで行ったのがいけなかったのかな。

完全に「10年ぶりに露出狂にあった」ってのを「露出狂になった」つってたらしいのね。あとから後輩に聞いた話によると。露出狂、なっちゃってた。

でもソチですからね、もう舞い上がっちゃって、なんなら舞い降りちゃって、全然気が付かなかったんですね。

多少ね、自分の思ったリアクションと違うっていうか、みんなが思いのほか引いてる感じはあった。
でもこれがオリンピックなんだ、っていう羽生イズムで話し続けたわけで。

したら、師長がね、
まあ、職場の飲み会っていうか病棟のちょうど歓送迎会だったんで、師長もいてね。
その師長が恐る恐る聞いてくるわけです。
なんか「どんな感じで?」みたいなことを。

師長を虜にするほどの話題。
そこはもう、身振り手振りを加えてね、じっくり説明するわけです。

「なんかこう…キレイメのコートを着てね、こう、股間のところだけ開けて…」つって。

もう引き潮がすっごい。
厳島神社の鳥居が丸見えになっちゃうくらい。
そんくらい引いてた。

おかしいな。トリプルアクセル決めたはずなのに、構成点ぜんぜん伸びない。
お話のステップシークエンスに入っても、歓声が上がらない。

「大丈夫だったの…?叫ばれなかったの…?」
先輩に聞かれたとき、一瞬「露出狂って自分から叫ぶっけ?」って思ったけど、
むしろ食いついてきてくれたことが嬉しくて、

「大丈夫です。なんかむこうもビビってる感じだったんで、思いっきり「露出狂だー!」って叫んでやったら、逃げていきましたよ」


職場ドン引き。
みんなには見えたのかな。10年ぶりに、私がキレイめのコートを着て、股間だけ開けて、「露出狂だー!」って叫ぶ姿が。

なんかもう、誰も質問してくれないし、なんなら目も、ちょっと合わない。
そんな感じで、力出し切れず、私のフリーの4分間が終わりました。



次の日、休みで家で漫画読んでると、真面目な後輩から「今、休憩中に聞いたんですけど、露出は犯罪ですよ!」ってメールがきて、初めて事態に気が付いた。

慌てて「私が露出したんじゃなくて、されたんだよ!」って訂正して、真面目な後輩も「わかりました、みんなにも伝えときます。」つってくれて、
「心強いわー」つって
「任せてください」つって。


その後輩が、「Kさんが露出されたんです」「Kさんが露出されたんです」ってね、
大いに広めてくれたわけですが。

何だろう、最初のインパクトが強すぎたのかな。
「された」ってのが、ただの尊敬語になっちゃってんだよねー。ダメ押し。

ほんと、休み明けに仕事行ったら、誤解は全然解けてないし、後輩はただの露出を崇める人みたいになってるし、先日のが危うく私の歓送迎会になるとこだったわー。

あと、後輩の頑張りが裏目に出たのか、誤解が解けたはずの今でも、職場で露出教の教祖って言われてます。
違う意味で宙に浮くわー。
そんな近況です。

















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6月28日(木)のつぶやき

2018-06-29 08:37:35 | _HOMEページ_






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日々の恐怖 6月28日 ワイの話2 一軒家2

2018-06-28 17:02:23 | B,日々の恐怖









  日々の恐怖 6月28日 ワイの話2 一軒家2








 結局外に出すのに2日かかって、3日目からようやくバラしに入ったんやけど、ワイが1階、りゅうが2階に分かれて作業してた。
 10時になって30分休憩があるんやけど、そんときに下に降りてきたりゅうがちょっと怒ってて、理由聞いてみたら、作業中すごい視線感じて後ろみたら人形があったらしい。
 それで、ワイがいたずらでやったと思ったらしくて、

「 洒落ならんっすよ!」

って言われたから、元からあったことを伝えた。
 そしたら、とりあえずあの人形を外さんとドア枠剥がせんから、ワイに人形を取るように頼んできたから、ワイも正直怖かったけど後輩の手前ダサいとこ見せたくなくて取ってやることにした。
 バールで人形ごと釘を引き抜いたんやけど、人形と壁の間に紙が一緒になって打ち付けられてた。
 ライターくらいの大きさの紙にちっさい文字がびっしり書いてあってクソ気味悪かったし、ワイは目が悪くて読めんやったから、りゅうに渡してなんて書いてあるか聞いた。
 そしたら、りゅうがいきなり、

「 気持ち悪っ!」

って言いながら、紙を握り潰して窓の外に投げた。

「 ばか!なにしてんねん!」

って言ったんやけど、りゅうは結構マジな顔で、

「 ワイさん、あれ、まじやばいっすよ、洒落ならんっす・・・・。」

って言った。
 なに書いてあったか聞いても一向に言わんやったけど、ワイもここまできたら意地でも聞きたかったから、作業中断してずっと問い詰めた。
 そしたら昼休憩の時間になって、とりあえず飯食い行くかっつって、弁当食ってた時、りゅうがボソッと、

「 みきちゃんって書いてました・・・。」

って言った。
 なんでか知らんけど、そん時めっちゃ鳥肌立って、でも怖がったら幽霊寄ってくるって聞いたの思い出したから、

「 だれやねん、人形に名前つけんなや、アホか!」

って強がって言ったんやけど、りゅうはちょっと微笑むだけで全然元気にならんから、午後からはワイが2階することにした。
















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日々の出来事 6月28日 日景さんと沖雅也

2018-06-28 13:20:09 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 6月28日 日景さんと沖雅也







 今日は、沖 雅也が飛び降り自殺をした日です。(1983年6月28日)
1983年6月28日、沖 雅也は、東京、新宿にある京王プラザホテルの最上階(47階)から、ガードマンの“待て!”の声を振り切り、後ろ向きのまま体を崩して、128m下の7階にあるプールサイドに落ち、全身を強打し即死しました。
 沖は、1968年、日活映画“ある少女の告白・純潔”で俳優デビューしました。
初期はアイドルとしての売出しでしたが、1972年後半頃から大人の役者への脱皮を目指し“キィハンター”や“必殺仕置人”に出演、そして、日本テレビ系列の人気テレビドラマ“太陽にほえろ!”のスコッチ刑事役で大当たりし、爆発的な人気を得ることとなります。
 しかし、この人気からレギュラー番組を多数抱えることになり、この後、過密スケジュールによるノイローゼ躁鬱症を発症し、抗うつ薬の副作用にも悩まされており、とてもテレビ出演できるような状態ではなかったと言われています。
 そして、この事件が切っ掛けで、高層ビルの安全管理が強化され、これまで比較的自由に出入り出来たビルの屋上が厳重に閉ざされることになり、見晴らしの良い風景をビルの屋上から見ることが出来なくなりました。




   公表された遺書


「 今・・・
 プラザホテル様へ 大変申し訳なく、お許し下さいませ。
 つかこうへい様 あなたの名、つかを使いし僕をゆるせるものなら
 おゆるし下さい。
 人は病む。いつかは老いる。死を免れることはできない。
 若さも、健康も生きていることもどんな意味があるというのか。
 人間が生きていることは、結局何かを求めていることにほかならない。
 老いと病と死とを超えた人間の苦悩のすべてを離れた境地を求めるこ
 とが正しいものを求めることと思うが、今の私は誤ったものの方を求
 めている者

   “ おやじ、涅槃でまっている。”」



 この“おやじ”とは、沖雅也の自殺から22年後、覚醒剤取締法違反の現行犯で警視庁亀有署に逮捕された養父の日景忠男のことです。
テレビで、どアップで映る日景忠男は、特異なキャラクターで当時話題になっていました。(鼻水ズルズル、くしゃくしゃの涙顔で(ア)を連呼するのです。)
そして、日景忠男と沖 雅也の究極の愛は永遠不滅なのです。

「 もう、いいじゃないですかぁ~~~!!」・・・・・・・・(ア)

天国の沖雅也
「 あの~、待ちくたびれたんですけど・・・。」








    日景さん




















☆今日の壺々話










 教えることを止めておいたほうがいい話





 ある日の夕方。
僕が自分の部屋で本を読んでいると、突然窓を“バンバン!”と叩く音がした。
びっくりして振り返ると、友達のB君が興奮しながら窓を叩いていた。

『 A君!開けて開けて!!』

僕が慌てて窓を開けると同時に、物凄い勢いでB君が話し出す。

『 あのさ、ついさっきの話なんだけど!!』
『 ちょ、ちょっとB君、その前にさ・・・。』
『 まあ聞けって。
さっき自転車乗ってたんだよ、河原走ってて。』
『 ・・・うん。』
『 暫く走ってて、何かおかしいな〜って思って自転車降りたらさ・・。』
『 どうしたの?』
『 自転車の鍵チェーンを掛けたまんまだったんだよ。』
『 え?』
『 だから、チェーンが掛かってて、タイヤが回らなかったの!』
『 ・・・?
それでどうやって走れるの?』
『 分かんないよ。
その時までは走れたんだよ。
でもさ、その後はだめだった。』
『 だめって?』
『 チェーン掛かってるって事に気付いたら、走れなくなっちゃった。』
『 そうなんだ・・・。』
『 無意識だから、できたのかなぁ・・・。
あ、A君さっき何か言いかけてなかった?』
『 え!?・・・あ。
うん・・・あのさ・・・。』
『 なに?』
『 ・・ここ、5階なんだけど・・・。
B君、どうやってそこに立ってるの?』





















    復讐






 ある男が旅先で泥棒に遭い、旅行カバンと財布入りのバッグを盗まれてしまいました。
帰りの航空チケットは運良く背広の内ポケットに入っていましたが、空港までタクシーに乗る金がありませんでした。
男はホテルの前で客待ちをしていたタクシーに乗り込み、運転手に事情を話しました。

「 ・・・というわけなんだ。
 自宅に戻ったら速達で倍の料金を送るから、空港まで乗せていってく
 れないか?」
「 ふざけんな、こちとら商売なんだぜ。
 金がねぇんなら、俺の車から出ていきやがれ!」

男は何度も頼みましたが、運転手は不機嫌な顔をして頼みを聞いてくれませんでした。
それで男はやむなくタクシーを降り、ヒッチハイクをして辛うじてホテルから空港にたどり着いたのです。


 一年後、男は同じ土地を訪れ、今度は無事に旅行を楽しんでから帰路に着きました。
ホテルの前で客待ちをしているタクシーの列を見つけ、先頭のタクシーに乗り込もうとした男は、一年前のあの運転手が列の最後尾にいるのに気付きました。
 男は、頼みを聞いてくれなかった運転手に仕返しをしてやろうと考えました。
男はまず、先頭のタクシーに乗って運転手に尋ねました。

「 空港まではいくらかかる?」
「 15ドルくらいだね」
「 じゃあ、50ドル払うから、途中で俺にケツを貸してくれないか?」
「 なに!? ふざけるな!
 俺はオカマじゃねぇ!
 とっとと車から降りろ!」

 男は先頭のタクシーから降り、2台目のタクシーに乗って同じ質問をしました。
2台目のタクシーの運転手も激昂し、男は車から降ろされました。
男は同じ質問を3台目、4台目・・・・と、次々に繰り返しては、車から降ろされました。
そして最後の、あの運転手のタクシーに乗り込み、男は言いました。

「 空港まではいくらかかる?」
「 15ドルくらいだな。」
「 じゃあ、空港まで頼む。」

 運転手は何の疑問も持たずにタクシーを出しました。
そして、タクシーに乗り込んだ男は、前に並んでいるタクシーの横を通り過ぎるとき、それぞれの運転手に笑顔を向けながら親指を立てたのです。























    藤原頼長(平安の大物ホモ)







 藤原頼長の日記「台記」の研究に、「受領讃」こと大僕卿孝標とかいう男の話があります。





  大僕卿孝標君の苦悩の日々



1.頼長から手紙でしつこく言い寄られる。
うざい。
無視。
つーか、俺には愛する妻もいるし。


2.このまま無視し続けるつもりだが、どうやら俺とヤリたいがために坊主に加持祈祷までさせているらしい。
キモすぎ。


3.元上司の藤原忠雅さんは頼長の愛人の1人だったらしく、俺と頼長の仲を取り持ってポイントを稼ごうとしてやがる。
これはかなり断り辛い。
最悪。


4.しかたなく1回だけ会ってやる。
会うだけだ。
それに忠雅さんも同席してもらって3人で。
妙なことにはなるまい。


5.忠雅さんが頼長と別れたらしい。
なんか、かなり嫌な予感がする。


6.頼長のやつ調子にのって、今度は陰陽師に祈祷させてるらしい。
テラキモス。
つーか、ストーカーだろ完全に。
1度会うだけの約束だったじゃねーかよ。
祈祷のせいか、最近夢見が悪い。


7.久しぶりに忠雅さんから呼び出されたので、何の用かとおもって家まで行ったら、ニヤニヤした顔の頼長がいた。
畜生、ハメられた。
って言うか、この日は忠雅さんの手前、断りきれずにとうとう実際に「ハメ」られてしまった。
ケツが痛ぇ……。
痛ぇよ…。


8.妻が難産で死んだ……。
子供も死産だった。
欝だ。
俺も死にたい。
とか言ってる矢先に、玄関先まで頼長が来てるらしい、と従者から連絡が。
馬に乗って駆けつけてきたらしいが「空気読め」と百万回言いたい。
なんでこんな奴が藤原氏の氏長者なんだ、クソが。
馬より鼻息荒らそうで想像するだけでキモい。
顔も見たくない。
もちろん追い返すように従者に言った。
はぁー。


8.妻が死んでからは、頼長も言い寄ってこなくなった。
さすがに俺の胸中を察してくれたのかな。
噂では、今は年上の男と乳繰り合っているらしいが、もうどうでもいい。


9.と思っていたが、妻の四十九日が終わった直後、忠雅とさん一緒に頼長がうちまで押しかけてきた。
思わず警戒したけど、普通に2人してお悔やみを言って帰って行った。
ホッっとした。
意外と常識はわきまえてるんだな。


10.俺が甘かった。
2日後にまた、頼長が今度は1人でうちまで来やがった。
もちろん、また俺のケツを掘ろうと必死に迫ってきたよ……。
開き直って交換条件を出したらOKしてくれた。
クソーこうなったら、とことんコイツを利用して出世してやるしかねぇ。
もうヤケクソだ。



真面目な論文なんだけど、それだけに妙に生々しい。
























中学生






 あれは中学3年の頃。
仲間達と遊んでたところ、目の前には地元では有名なオカマバー。
当然好奇心旺盛な若人達は「オカマー!出てこーい!」の大合唱。
 調子がでてきた時、一人が「オカマー!悔しくないのかー!かかってこーい!」と叫びました。
その時、ガシャーン!!という大音響と共に、バンと勢いよく開いたドアの向こうには、十数人の人だかりが!
しかし、どう見ても、か弱い女の人…と思いきや!

「 てめえら逃がすな!!」

 僕らは逃げました。
自転車で全速力で。
しかしオカマは早い!早すぎた!
何とか助かりましたが、友達はダメでした。
死にました。






















品川駅






 品川駅での話。
メイクバッチリのオカマが駅の男子トイレで小便してたら、小便器上の棚に置いてあったオカマの荷物が小便器に落ちた。
オカマが「あらやだ落ちちゃった。イエスフォールイン便器。」と言った。
すかさず俺が「欧米か!」とオカマの頭を叩いたら、オカマのカツラが床に落ちた。
オカマは何かわめいてたが、俺は恐怖を感じて逃げた。






















ハト




 道を歩いてたら、前からみすぼらしいゲイっぽい人が歩いてきた。
なにげに見てると、ハトがその人のすぐ前まで飛んできて、ばさばさ。
当たりそうになり、必死によけるゲイ。
 当たらずにハトは着地。
するとそのゲイ、ハトにむかって、

「 なによーアンタ!あぶないじゃないー。このタコ!」

と怒鳴った。
タコじゃなくて、ハトだっつーの。





















春休み





 今年の春休みに、東京に住んでる友達の家に遊びにいった。
大学に進学してからは会うのは初めてで友達のアパートを見るのもこれがはじめて。
街中にあるんだけど妙に照葉樹の類がでかでかと茂ってて歴史を感じる佇まい。
建物も見た目は古いけど汚らしくは無い
ただ回りが繁華街(若干ピンク系)なせいか、落ち着かない感じの印象だった。
 友達はもともと賑やかなことが好きな方だから気にはならないみたいだけど、そんな立地のせいかアパートの住人はガラの悪いボーイみたいのや貧乏ホストっぽい人が多く治安が心配な感じだった。
極めつけは友達の部屋の二階にはごついオカマが住んでて、時たま天井越しに気持ち悪い声がすると言っていた。
 でもまあ、そんなところなので退屈はせず初日は朝まで外で遊んでた。
で、朝方帰ってきて小腹がへっていたので自分が前日お土産に買ってきた。
ケーキを食べようと思ったら何故か箱の中身が無い。
友達も食べてないらしい。
 不思議に思いつつも仕方ないので友達の買い置き食料を漁るのだが、これも無い。
カップメンが箱入りであったらしいのだが箱だけになっている。
その後いぶかしんで友達といろいろ話してたけどアルコールもはいっていたので、どちらともなく寝てしまった。


 起きるともう周りは真っ暗で夜になっていた。
友達はまだ寝てるみたいだし、身体もだるいのでぼーっとして暗闇に眼をならしていたら、妙なことに気づいた。
友達の部屋は磨りガラスつきのドアで台所と区切られている。
その磨りガラスごしになにかが動いてた。
 というか、ひとの顔、だった。
もう一瞬で眼が覚めて友達を起こしにかかろうとしたのだけれど、恐怖からかなかなか動くタイミングがつかめなくて冷や汗流すばっかり。
それでもなんとか身体を動かして友達の肩を掴んだとき、布ずれみたいな小さな、本当に些細な音をたてた。
 自分が寝ている場所はちょうどドアの正面から少しはなれた場所だ。
磨りガラスの向こうで影の視線がこっちに向くのがわかるような気がして、はじけたように友達を起こして明かりをつけた。
そのとたん、

“ ドタドタドタドタッ!!ガチャッ!・・バタン!!”

と廊下を走って部屋を出て行く音がきこえた。
その後、怖くて二人でそのまま朝をむかえるまで一緒の布団で団子になってた。


 それで朝になった。
二人で微妙な気持ちでいたところにアパートの大家さんがきて、友達と玄関で世間話を始めた。
 ひとりで部屋にいると会話が聞こえてきた。

「 上の階にオカマさんが住んでるの知ってる?
あの人、あなたが越して来る前はこの部屋に住んでたのよ。」



















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6月27日(水)のつぶやき

2018-06-28 07:46:14 | _HOMEページ_






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日々の恐怖 6月27日 ワイの話2 一軒家1

2018-06-27 19:53:11 | B,日々の恐怖








  日々の恐怖 6月27日 ワイの話2 一軒家1








 次は去年の夏前くらいの話や。
去年の春に熊本で地震があったんはまだ記憶に新しいと思うんやけど、ワイの会社も地震でヒビが入った家の解体をすることになったんや。
かなり立派な2階建の一軒家で外観は若干ヤクザの家っぽかった。
 でも中に入ったら外観とは裏腹にかなりぼろぼろになってて天井はところどころ穴が空いたりしとった。
地震のせいかと思ったけど、外はちょっとヒビが入ってるだけやし庭は整備されとるしけっこう違和感はあった。
 その現場はワイとワイの後輩のりゅうってやつ2人だけでやってたんやけど、そのりゅうって後輩がめちゃくちゃお調子者やって、どうせ壊すからってバラした家具で模型作ってみたり使えそうな家電持って帰ったり、一緒に働いてて飽きさせんめちゃ面白い、いいヤツやった。
 りゅうは家に入った瞬間大声でギャップ!!て叫んで、ワイが感じとった違和感とか気にならんくらい笑わせてくれた。
 まぁそういう家もあるやろと思って、とりあえず1日かけて鉄ものと家具家電類を外に出してた。
 1階はまぁ普通の家と大差なかったんやけど、家の広さと家具の数が合ってなかった。
なにもない畳だけの部屋が2部屋並んどったり、ベッドと冷蔵庫だけの部屋があったり、ちょっと変な雰囲気ではあったんやけど、りゅうと喋りながら作業してたからそこまで気にならんやった。
 でも、2階に上がって作業し始めた時に、りゅうが急に体調悪いって言い出したからしょうがなくワイ1人で作業してた。
 2階は下とは正反対で、人が通れるスペースあけて色んなもんが置いてあった。
物置とか片付けんで出て行かれると、それをまず外に出さなあかんからくそだるい。
 下に運んで出してもいいんやけど、もうめんどくさかったし1人じゃ階段降ろせんもんも何個かあり、そうやったから窓から下に落としてた。
 上には本当に色んなものがあって、家具家電はもちろんやが雛人形やら子供のおもちゃがたくさん置いてあった。
とりあえず社長から2日以内にバラしに入れって言われてたから、窓から1人で色んなもん放り出してた。
 タンス、冷蔵庫、机とか・・・・・。
とにかく重たいもんから順々に放り出してたんやけど、時計を動かした時に裏になんかあるのに気付いた。
 柱時計の裏にちょっと隙間があったみたいで、そこに茶色のフェルトみたいなんで作られたぼろぼろの人形が貼り付けてあった。
眉間あたりに細い釘が刺さってて、さすがに気味悪かったけど、そんときは見てないふりして、とりあえず作業に集中して人形のこと考えんようにしてたら、きつすぎてほんとに人形のこと忘れてた。
















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日々の出来事 6月27日 マスゴミ

2018-06-27 09:24:25 | A,日々の出来事_







  日々の出来事 6月27日 マスゴミ







 今日は、松本サリン事件があった日です。(1994年6月27日)
松本サリン事件とは、1994年6月27日、長野県松本市の長野地方裁判所松本支部官舎に隣接する住宅街で、化学兵器として使用される神経ガスのサリンが散布され、7人が死亡、660人が負傷した事件です。
 最終的には、オウム真理教松本支部の立ち退き裁判の敗訴を妨害するための、オウム真理教による犯行と判明したのですが、事件発生直後はサリンとは分からず“ナゾの毒ガス”と言われていました。
 この事件については、被害者でもある無実の人間が警察の杜撰な捜査や一方的な取調べ、さらにこれによる偏向的な報道により半年の間、犯人にされてしまった冤罪事件・報道被害事件としても知られています。
そして、翌1995年3月に地下鉄サリン事件が発生し、オウム真理教の強制捜査が実施されたおり、松本サリン事件がオウム真理教の犯行であることが判明し、警察やマスコミは大きく非難されました。














     朝日新聞




















☆今日の壺々話














  捏造と隠蔽が効かなくなってゴミと嘲笑されているマスコミ






 最近はインターネットによってマスコミの様々な世論誘導のやり口が暴露されるようになっていて、マスコミの権威もすっかり地に堕ちた。
 マスコミはよく世論調査をしているが、その世論調査も選ばれた世帯はほんの1000もあるかどうかで、しかも携帯電話ではなく固定電話のある家にかけているので、どうしても高齢者の意見が民意になる。
 さらに質問も誘導的な質問でマスコミが欲しい答えを得ることもできるという。この数字を、本社で取材した情報を鑑みて操作する。つまり、数字に手を入れる。
 そして、その数字を前面に出して、また紙面で誘導的な記事を作る。その効果が出てきた頃になると、また「再調査」と称してまた欲しい数字を作り上げていく。
どうやっても、新聞社の誘導したい方向の数字になっていくのである。世論調査は、マスコミが好きなときに好きなテーマでやっている。
 最近は、世論を調査したいのではなく、世論を操作したいからやっているのだと邪推されている。


    マスコミが求めているのは権力と金

 世論調査の結果、マスコミの意図とは異なる意見が山ほど出てきたらどうなるのか。たまに、マスコミが捏造できないまでの結果になることもあるだろう。
マスコミは、そんなときには三面のどこかの、本当に目立たないところに載せるか、その世論調査の結果自体を載せない。つまり、世論の隠蔽を行う。
 マスコミが自分たちの都合の良いニュースだけを流すのは、そうしないと自分たちの意図した世論にならないからである。
捏造と隠蔽。この2つを交互に使うことによって、長らくに渡ってマスコミは徹底的な世論操作に成功してきたのである。
 マスコミが捏造と隠蔽を徹底的に繰り返しているのは、中国・韓国という2国の実態と、政治の分野と、原子力政策の分野の3点が最も大きい。
なぜ、この3点で捏造と隠蔽が多発するのか。それは別に難しい話ではない。

(1)メディア自体が中韓に取り込まれている。
(2)政治を意のままに操ることでマスコミが利益を得る。
(3)原子力産業が最大の広告主だった。

 最近、原子力産業の批判はタブーではなくなったが、それはマスコミが原発事故を見て反省したからではない。単に、原子力産業が「金をくれなくなった」からである。
 マスコミが求めているのは権力と金であり、この2つは、政治と広告の2つにおもねることで成り立っている。
今も昔もそうだ。パチンコ屋やサラ金屋が広告主になったら、マスコミはサラ金とパチンコに関して捏造と隠蔽を繰り返すだろう。そういう体質だからである。


    マスコミが信用されなくなっている

 ここ最近、どんどんマスコミが信用されなくなってきている。
そのきっかけとなったのは、言うまでもなく、2010年の尖閣諸島沖漁船の問題からである。
マスコミはずっと捏造と隠蔽を繰り返して来たが、今まで国民を完璧なまでに洗脳してきたので、マスコミを疑う人間などほとんどいなかった。
 2009年には日本史上でも最悪の政権だった民主党が当選したが、この民主党の誕生もマスコミの徹底した世論操作が功を奏したからだとも言われている。
つまり、2009年頃までは、マスコミの世論操作と国民の洗脳は効いていたのである。しかし、マスコミが当選させた民主党は、半年もしないうちに売国政権であることが分かるようになっていった。
 円高の放置、異様なまでの韓国崇拝が、どんどんエスカレートしていった。
マスコミは気が狂ったように、朝から晩まで韓流という韓国崇拝を日本人に押しつけようとして、日本人の多くは2010年頃からマスコミに辟易としていった。
そして、国民の間に、民主党と韓国を異様に持ち上げるマスコミに、不信感が生まれるようになっていったのである。
 そこに起きたのが、2010年の尖閣諸島沖漁船の問題だった。日本の世論が一気に民主党政権の弱腰に大批判の声を上げるようになった。
大規模な反中デモまでが東京や横浜で起きた。ところが、国民は奇妙なことに気付くことになった。


     知っていて隠蔽を続けているマスコミ

 なんと、あれほど大規模な反中デモが行われたというのに、マスコミは、それを無視し続けたのである。まったく記事にしなかった。
都内の多くの国民がデモを目撃していたというのに、マスコミは無視し続けたのである。マスコミ不信が一気に吹き出した瞬間だった。
 その次に決定的にマスコミ不信を植え付けたのは、2011年の東日本大震災だった。
原発が爆発してメルトダウンしているというのに、マスコミはそれを報道しなかった。
さらには、「プルトニウムは重いから飛散しない」などと言うような御用学者を引っ張り出してきてテレビや新聞で発言させていた。ここでも捏造と隠蔽工作が行われていたのである。
 同時に韓流という捏造ブームも相変わらずごり押ししていたマスコミは、同じ2011年には「韓流ごり押しは止めろ」というデモを何度も起こされていた。
特にごり押しがひどかったフジテレビに、何度も何度も、それこそ行事になるほどまでデモが起こされていたが、マスコミは一切それを報じなかったのである。
 自分たちの足元でデモが起きていたのだから、マスコミは「知らなかった」のではない。知っていて隠蔽を続けていたのだ。
こういったマスコミの隠蔽工作は激しい勢いでインターネットで暴露されるようになっている。
 現在、マスコミはインターネットを非常に敵視していて、インターネットの言論が信用ならないものであるという世論操作も行うようになっている。
 しかし、逆にマスコミ自体がすでに信用を失っており、凋落する一方となっている。
今年は朝日新聞に東大生の新入社員がゼロだったとして話題になっているが、朝日新聞に入るくらいなら無職の方がマシだという気持ちは誰もが理解できる。
 「マスゴミ」という言葉もすっかり定着してしまって流行語にもなっている。流行語大賞に選ばれたら、マスコミはそれを喧伝するだろうか。
それとも、完全に隠蔽してしまうのだろうか。























 “いとしこいし”の職務質問







 「 えっと、名前は?」
 「 いま、ゆうぞう。」
 「 ・・・・、名前は?」
 「 いま、ゆうぞう。」
 「 名前は、何だ!
  早く、言え!」
 「 いま、ゆうぞう。」
 「 だから、早く言え!」
 「 な・ま・えは、今 雄三!」
 「 あっ、今 雄三か。
  “いま、言うぞう”って言うから、言うのを待ってたんだ。
  紛らわしい名前を付けるな!」
 「 私が付けたんじゃないです。
  親が付けたんです。」
 「 両親は?」
 「 死んで、いません。」
 「 ああ、亡くなったんですね。」
 「 いえ、ピンピンしています。」
 「 いま、亡くなったって言ったじゃないの!」
 「 勝手に殺さないで下さい。
  “死んでない”って言ってるでしょ!
  失礼な。」
 「 ああ、死んではいないのですね・・。」
 「 あの、鉛筆、美味しいですか?」
 「 ?」
 「 鉛筆、舐めながら手帳にメモしてるから・・。」
 「 美味しくない。」
 「 僕にもちょっと舐めさせて・・。」
 「 これは、癖なの!」
 「 ホントは、美味しいのでは・・。」
 「 うるさい!
  兄弟は?」
 「 上に弟が一人。」
 「 弟は下でしょ。」
 「 上に弟が一人。」
 「 だから、弟は下でしょ!」
 「 弟は、二階に住んでいるんです。
  僕は、一階!」

 これが、延々続きます。

 夢路いとし・喜味こいしの漫才は、スゴイなぁ~。





















 通販で買ったコレクション達






・通販で購入したメリケンサック
調子に乗って石塀に正拳一閃 手の方が壊れた。


・ 〃 ヌンチャク
彼女の前でカッコつけて振り回したらすっぽ抜けて彼女の顔面直撃。


・ 〃 ブラックジャック(打撃武器)
ヌンチャクの件で怒った彼女が使ってボコボコにされた。


・ 〃 ボウガン
懐かしき矢ガモ騒動の時、真っ先に疑われ警察に事情聴取 ご近所から白い目で見られる。


・ 〃 スタンガン
自分に試して丸1日起きあがれず(バカ)。


・ 〃 空気銃スタンガン
購入して三日後に規制品に指定される 警察に没収。


・ 〃 催涙スプレー
酔って自室内で噴射 真夜中にアパート全住人を叩き起こす毒ガス事件に発展 追い出される。


・ 〃 無修正ビデオ
指定の口座に6万振り込んでから7年 未だに届かず。




















消しゴム







 消しゴムを電子レンジで溶かしてニオイを嗅いでみたら本当に気絶した。
ほんと死ぬかと思った。

消しゴムの話、トンボ鉛筆に問い合わせてみた。

 その結果。
お問い合わせ、ありがとうございます。

 でも、消しゴムは、電子レンジに入れないでください。
他のプラスチックもそうですが、電子レンジも痛みますし、
変な分解ガスが出ることがあり、危ないです。

 おそらく、出たガスをかいで、気が遠くなったのだと思います。
MONO消しの場合、加熱時間にもよりますが、
①基材プラスチックの「ポリ塩化ビニル」が分解して、塩酸ガスが出た!
②塩ビを柔らかくする「可塑剤」が分解して、フタル酸が出た!
の二つくらいが考えられます。「塩ビ」というと「ダイオキシン」ですが、
焦げるくらい(500℃)にならないと、出ませんから、その前に出る分解ガス
おそらく「塩酸ガス」です。

 「塩酸ガス」は刺激性が強く、呼吸器系の粘膜が炎症を起こします。
肺にまではいると、呼吸が困難になります。
「フタル酸」も酸性で、刺激はありますが、「お酢」程度の刺激です。

 ですから、この場合は「塩酸ガス」でしょう。
ちなみに、「塩酸」(塩化水素)は、「毒物・劇物取締り法」の「劇物」です。

                (株)トンボ鉛筆 環境グループ ○○


すげーな
こんなに丁寧に回答してくれるんだ。

温めるとかなり危険物なんだな・・・消しゴムって。

おまいら絶対に悪用するなよ!絶対だぞ!

ダチョウ倶楽部か。




















卑劣な犯罪者





 とある高速のSAで俺がご飯を食べおえた時、入り口付近に居たヘルメットを持った女の子が店主ともめていた。

女「ここに置いてあった財布がなくなってるんです!!」
店主「食事代どうするんだ!!」
女「だって財布ないんだもん!!」
店主「警察呼んで!!警察!!」

“可哀想だなぁ・・・。”

ちょっと裕福だったこともあり、見るに見かねた俺は、「あの、いくらですか?」と切り出してみた。
2人はびっくりした様子だったが女はすぐに、「いいですから、友達に来てもらいますから」と繰り返していた。
「気にしないで」と精一杯のスマイルを見せながら、俺はおもむろに財布を取り出し店主に2000円を渡した。
「すみません!!お金は必ず返しますから!!住所教えて下さい!!」
・・・後はドラマの様な展開で、1年後に結婚。

もぉ数年も前の話だが、今でもツールボックスの奥に隠してある当時の妻の財布を見る度に、ニヤニヤしてしまう今日この頃。




















ストーカー





 一人暮らしをしている大学生の男がいた。
男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がする。
最近は、誰かにつけられてる様な気もしてきた。
 流石に気味が悪くなってきた男は、大学の友人に相談した。

「 もしかして…ストーカーかな?
警察に言うのが一番良いと思うけど…。
警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…。
どうしよ……?」
「 …じゃあ、大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん。
不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」

友人は具体的な解決策を提示してくれた。

“ やはり持つべきは友!これは良い案だ!”

 そう思った男は、早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。

大学から帰ってきた男は焦った。
久々に部屋に違和感がある。

“ これは期待出来る。
マジにストーカー映ってるかも…。“

そう思いながら、男はビデオの録画を止め、再生した。
 しばらくは何も映らなかった。
しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。

「 うわっ…!!!!!!」

ビビった男はすぐに友人に電話をかけた、

「 ヤッベー!
映ってる映ってる、ストーカー映ってる!!!!」

男は友人に興奮気味に伝え、それから後は録画を見ながら友人に内容を実況した。

「 ゴミ箱、漁ってるよぉ…。」
「 今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」

今までコイツは何回も来ていたのかと思うと、男は背筋が凍る思いだった。

「 これで警察も動いてくれるなぁ・・・!」

少しホッとしてると、画面の中の女は包丁を持ったまま押入れに入った。

「 うっわ…押し入れの中入ったよ。
しかも、なかなか出てこない……。」

男が友人と電話で喋りながらビデオを見ていると、アパートの扉を開けて誰かが部屋に入ってきた。
 男は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める。
そこでビデオは終わっていた。


















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6月26日(火)のつぶやき

2018-06-27 07:53:50 | _HOMEページ_






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しづめばこ 6月26日 P525

2018-06-26 19:18:22 | C,しづめばこ



 しづめばこ 6月26日 P525  、大峰正楓の小説書庫で再開しました。


小説“しづめばこ”は読み易いようにbook形式になっています。
下記のリンクに入ってください。
小説“しづめばこ”



大峰正楓の小説書庫です。
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日々の出来事 6月26日 ハーメルンの笛吹き男

2018-06-26 06:54:58 | A,日々の出来事_








  日々の出来事 6月26日 ハーメルンの笛吹き男








 今日は、ハーメルンから130人の子供たちがいなくなった日です。(1284年6月26日)







   ハーメルンの笛吹き男





 1284年、ハーメルンの街に色とりどりの衣装をまとった男がやって来て、報酬と引き換えにネズミの駆除を持ち掛けました。
街を荒らしまわるネズミに困っていたハーメルンの人々は、男にネズミ退治を依頼します。
すると男は笛を取り、笛の音でネズミの群れを惹き付けると、ヴェーザー川におびき寄せ、残らず溺死させ退治します。
 でも、ハーメルンの人々は笛吹き男との約束を破り報酬を出し渋りました。
怒った笛吹き男はハーメルンの街を後にしましたが、6月26日の朝に再び戻って来ました。
そして、住民が教会にいる間に、笛吹き男は再び笛を吹き鳴らし、ハーメルンの子供たちを街から連れ去りました。
その後、130人の子供たちは、洞窟の中に誘い入れられ、洞窟は内側から封印されて、笛吹き男も洞窟に入った子供達も二度と戻って来ませんでした。

 この物語に隠された歴史的な出来事は何であったかの明確な説明は与えられておりません。
しかし、伝承にはもとになる出来事は何かあるものです。


     ハーメルン市で発見された1602年の碑文


      Anno 1284 am dage Johannis et Pauli
      war der 26. junii
      Dorch einen piper mit allerlei farve bekledet
      gewesen CXXX kinder verledet binnen
      Hamelen gebo[re]n
      to calvarie bi den koppen verloren

      1284年、ヨハネとパウロの日
      6月の26日
      あらゆる色で着飾った笛吹き男に
      130人のハーメルン生まれの子供らが誘い出され
      コッペンの近くの処刑場でいなくなった


 そして、ハーメルン市の新門にある碑文には、この笛吹き男の正体は悪魔であったと刻まれています。









    ハーメルンの笛吹き男




 マルクト教会(ハーメルン)にあったステンドグラスから模写された、現存する最古の笛吹き男の水彩画(アウグスティン・フォン・メルペルク画、1592年)です。
元のステンドグラスは壊れて無くなっています。




















☆今日の壺々話














真相不明






 ハーメルンの笛吹き男の真相に関しては、様々な説がある。
現代の学者が最も可能性が高いと考えているのは、以下の4つの説である。

①事故死説(ポッペンブルク山で遭難、あるいはヴェーザー川で溺死など)
子供たちは大人達の真似をして山に火を灯そうと自分達だけで山に向かうが、夜道を行列になって歩いている時、崖から足をすべらせて、次々に底なし沼に転落して死んでしまったとする説。
1284年6月26日は、「ヨハネとパウロの日」という夏至祭りの日にあたり、ハーメルンではこの祭りの日の夜に、ポッペンブルク山に「夏至の火」を灯す習慣があった。
この山の地形を見ると切りたった崖があり、そのちょうど真下が幅が150メートルもある底なし沼になっていた。

②開拓者説
子供たちは東ヨーロッパの植民地で、彼ら自身の村の創建者となるために、自ら望んで両親とハーメルン市を出ていったとする説。
この時代にできた幾つかのヨーロッパの村と都市は、ハーメルンの子供たちが開拓(ドイツ植民)して築いた努力の結果であると考えられる。
この説でも笛吹き男は、運動のリーダーであったと解釈されている。

③少年十字軍説
巡礼か軍事行動・少年十字軍運動のようなもので、子供たちが集団で町から出ていったが、だまされて奴隷として売られ、それ以来二度と両親の元へ戻らなかったとする説。
これらの説では、名前の出てこない笛吹き男は、運動のリーダーか新兵徴募官であったと解釈されている。

④伝染病死説
子供たちは何らかの伝染病にかかり、ハーメルンの他の住民に感染しないように町から誘い出され、別の場所に隔離されたとする説。(以前ペストが流行した時の対応と似ているため)
「子供たちは踊りながら」という文章について、ハンチントン舞踏病ではないかともいわれている。
舞踏病の集団発生は、ヨーロッパの幾つかの村でペストによる苦難の期間以降に遍く記録された共同体内での舞踏性躁病の発生の一例を連想させるともいわれており、別の作家が書いた日付1376年という説と一致している。
これらの説では、笛吹き男は死神の象徴として描かれていると解釈されている。

子供たちが1284年にいなくなったという伝承は非常に古くから正確に記録されているが、1300年代の記録は見当たらない為、④の説は最も可能性が低いといわれている。

ちなみに、最も可能性が高いのは①と②の説といわれている。

しかし、いずれも『笛吹き男』が何を表しているのか、明確な答えを出した者はいない。


















   ◆ハーメルンの笛吹き男(学芸会バージョン)◆






町人1「ねずみuzeeeeeeeeee!!!」
町人2「>>ねずみ は真性厨房。うちも荒らされターヨ」
町人3「この町はNのすくつかよ!鬱出し脳。誰か通報汁!」
町人4「町長に削除依頼出しますた。」
大耳「この町は大耳モナーが(以下略)


┨週末の町内集会にて┠

町長「正直、N退治無理。
   誰かNあぼーんできる香具師がいたらごほうびあげますです。」
笛吹き「よーしパパ、Nの退治引き受けちゃうぞ。」
町人たち「神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!」
町長「職人さんおながいします。」
笛吹き「そんかわし 金貨イパーイ(゚∀゚)と+の記者キャプきぼんぬ」
町人3「良スレage」
町長「了解しますた。」
町人たち「ワショーイヽ(´ー`)ノ ガムバレ>>笛吹きたん!!」
町人1「記念マキコ」


┨その日の夜┠

笛吹き「さて、照れ穂タイムになったしそろそろ仕事するか(・∀・ )」

【笛の音】ろっぽんぞー ろっぽんぞー【笛の音】

ねずみ1「マルチが2getですぅ・・・。ガクガクブルブル」
ねずみ2「ヲイ藻前ら >>笛 が痛い音だしてるぞ!!!」
ねずみ3「なんか祭りのヨカーン」
ねずみ2「誰か実況スレたてれ」
ねずみ4「afoキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!」

笛吹き「>>ねずみ1-4 釣れた釣れたw この調子でROMもまるごとIP抜いてあぽーんだ(藁)

【笛の音】ろっぽんぞー ろっぽんぞー【笛の音】

ねずみ5◆afo/baka「>>笛 こいつまじ痛てー。ワロタ」
ねずみ3「>>笛の母です。(以下略」
ねずみ6「     ♪
   ♪            ロポンゾー!!
      ヽ(・∀・)ノ   ロポンゾー!!
         ( へ)      ロポロポロポロポ
          く          ロポンゾー!! 」
ねずみ7「>>笛の顔写真ハケーン ttp://www.・・・・・.jpg」
ねずみall「顔写真ゲットォォ!!! ズサー!!!」
ねずみ8「>>ねずみ7 」
ねずみ9「ヤヴァイ 踏んじまったじゃねーか。氏ね!>>ねずみ7」
ねずみ5◆afo/baka「ヽ(`Д´)ノ  ウワァァン アウトルックが閉じネーヨ!!!!」

笛吹き「( ´,_ゝ`)プッ >>ねずみ7は漏れのジサクジエンだっつーの(藁
     今だ!真・スレッドストッパー(  ̄ー ̄ ) ニヤリ」

ねずみall「あぼーん」
あぼーん「あぼーん」
あぼーん「あぼーん」・・・・・


┨次の日┠

笛吹き「N共をまとめてあぼーんしますた。長調たん約束のブツうpきぼーん」
町長「シラネーヨ」
笛吹き「ジョーダンはよし子さんだぜ。とっととくらはい。」
町人2「>>笛吹き氏ね」
町人5「笛 吹 き 必 死 だ な 藁」
笛吹き「ガ━━━( ;゚Д゚)━━━ン お前ら!はじめからDOMるつもりだったんですか?」
町長「当たり前田の(以下略」
町人1「>>笛吹きカエ(・∀・)レ!! 」
町人6「>>喋喋年ばれる (w」
町人7「Nって何ですか?教えてください」
町人2「>>町人7 過去ログ見れ ていうか教えてクソも史ね」
笛吹き「糞!!DQNども目!覚えてろよ!!ウワァァァァン!!!」
町人3「=======終 了========」


┨三日後 ┠

町人1「ふう・・。あれからねずみが一匹も逝なくなった訳だが・・。カナーリスッキリしたと思われ。」
町人2「まあ笛吹きにあそこまでしなくてもよかったんじゃねーの  と言ってみるテスト」
町人3「いいんだよw 漏れたちが(゚Д゚)ウマーなら問題ないのれすw」

町人4「た たlたtぁtぁたたたた大変だぁぁぁぁあ!!!!!!」
町人1「何だ五月蝿いヤシだな。どうした?こんどは都庁にでも飛k(自主規制」
町人4「ち 違うんだ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ふ ふ・・・」

┨ょぅι゛ょ(とか)が笛の音に興味をしめしたようです┠

ょぅι゛ょ1「さいたま(゚∀゚)さいたま」
ょぅι゛ょ2「さいたまさい(゚∀゚)たまさいたま」
町人9「ウワーン うちの子が物凄い勢いで笛吹きのあとをついていくます!!!」
町人10「アイゴ〜!」

笛吹き「さあ 逝こうYO!彩の国はたのスィーYO!」

【笛の音】ろっぽんぞー ろっぽんぞー 【笛の音】

ょぅι゛ょ(とか)たち「>>笛さ〜ん ハアハア」

町長「ΣΣ(゚д゚lll)ガガーン  ょぅι゛ょ(とか)たちがまとめて拉致られてる!!」
町人11「もうだめぽ」

     〜〜〜〜〜〜〜終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





















   ブロンズ像








 骨董屋へ立ち寄った男が店の中を物色していました。 
男が、ふと店の隅を見るとねずみのブロンズ像がありました。

“ ん、珍しいな。
 これを買うか・・・。”

男は、ねずみのブロンズ像を持って店主のところに行きました。

「 このブロンズ像はいくら?」
「 ブロンズ像は10ドルですが、この像にまつわるお話は1000ドルですよ。」
「 すごいね。 
だけどブロンズ像だけでいいよ。 
お話の方は敬遠しよう。」

男は、ねずみのブロンズ像を手に入れて店を後にしました。 
しばらく街中を歩いていると、後ろがざわついていることに気が付きました。
男は後ろを見て驚きました。

「 ゲッ、ねずみがいっぱいついて来るぞ?」

男は走り出しました。
でも、その数は増えて行く一方です。 

「 うわっ、どうしよう!」

男はドンドン逃げて波止場までやって来ました。

“ そういうことなんだ。” 

男は意を決して水の中に入りました。 
そして、男についてきたねずみはみんな溺れて死んでしまいました。
 男はスグサマ骨董屋へ取って返しました。
店主は男が入ってきたのを見て言いました。

「 ほ~ら、ごらんなさいよ! 
お話に1000ドル払う気になったんでしょう?」
「 いいや、そこの美人のブロンズ像と交換してくれ。」
「 交換してもいいですけど、この像にまつわるお話は1200ドルですよ。」






















神隠し







 前に兄貴に聞いた話なんだけど・・・。
兄貴が大学いってる時っていうから10年くらい前。
同じコースの連中が10人くらいいて、結構みんな仲がよかったらしい。
 夏休みが明けて、アツイダルイと言いながらもみんな授業に出てて、それで1週間たった。
兄貴が夜下宿でアイス食べてる時に、「あれ、○○はどうしてんだ」 と急に思ったんだと。
考えてみたらコースの仲間の○○を、夏休み明けから一度も見なかったそうだ。
 夏休みも一緒に海に行ったりした仲で、そいつが顔を見せなかったら、心配して電話くらいしたはずなのに、どういうわけかそいつのことをすっかり忘れていたらしい。

 それですぐ電話してみたけど、留守電。
まあ、いいやと思っていたら、次の日、大学で、「なあ、○○どうしたんだろうな」と他の仲間に聞いてみると、「そういや、俺○○のこと完璧に忘れてた!」 とみんな言い出して騒然。

 結局、誰に聞いてもその日まで○○の存在を忘れていたらしい。
その日も○○はこなかったので、代表して兄貴が実家に連絡してみたけどこっちにはいないとのこと。
あとで知ったらしいけど、いつも出席とる授業の先生も、なぜか○○の名前は呼び忘れていたらしい。

 その2日後に隣町の山道でふらふら歩いていた○○が発見された。
彼が言うには、「山で遭難して丸一昼夜歩きつづけていた」。
でも日付がおかしいので確かめると、「今日は・・・だろ?」と言って10日前の日付を言ったらしい。
 一時的な記憶の混乱だとされて、普通に病院に入院してすぐに退院できたんだけど本人は釈然としなかったらしい。
兄貴たちの間では「絶対、神隠し!」と言われて語り草になってる。

 ちなみに10日前に山に散策にいったのは間違いないらしいんだけど、持っていった食料はオニギリだけ・・・・・。
足りないよなあ。

















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6月25日(月)のつぶやき

2018-06-26 06:37:36 | _HOMEページ_







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イギリスのEU離脱

2018-06-25 18:55:33 | A,日々の出来事_





  イギリスのEU離脱





 イギリスの庶民的には、なぜEUを脱出したいかというと、EUから人が山の様に来てしまって、病院や電車が混む上に、学校の教室が足りないから。
年に18万人も来る。そして帰らない。ビザいらないので。ブルガリアとルーマニアからは 年に5万人も来る。
月収5万円ぐらいの国だから皆イギリスに来たい。

 イギリスの庶民的には、ガイジンが増えるから困るというよりも 、「人」が増えて色々困っているというのが正直な感想。ここの人達はガイジンには慣れているし寛容。ただEUからこんなに人が来るとは誰も予想してなかった。政府の予測は大外れだった。自治体が耐え切れない状態になっている。

 日本の人は知らないと思うのだけど、EUの人がイギリスに移り住んだ場合、税金一円も払ってなくても医療費も学校も無料。通訳まで付けてもらえる。病院は年間予算が決まっているから沢山治療しても予算が増えるわけではない。学校も同じ。人が増えれば増えるほど苦しくなる仕組み。

 そしてイギリス庶民が最も恐れているのは、トルコがEUに加盟すること。加盟したらトルコ人もイギリスに自由にこれるようになるんですが、月収6万円の国で、あそこにはシリア難民も大量にいる。トルコは人口も多いですから人が大量に来てしまう。しかもテロリストも混じっているかもしれない。

 EUから人が来る場合、EU市民なら誰でもイギリスに移住できるので、元犯罪者とか、テロリストの可能性がある人も入ってこれちゃうんです。しかも犯罪者を強制送還できない。EUの決まりがあるので。チェックが機能しません。加盟国(特に新規)には超いい加減な国も多いので庶民的には怖い。

 EU離脱を求めるのは年寄りのエゴというのとはちょっと違う。例えば子供がいる中流のサラリーマン。子供が病気になってもEUからの移民激増で病院のERは4時間待ち、公立は英語不明な外国人生徒が激増し授業が成り立たない上教室ギューギュー。不動産高騰で家買えない。中流も離脱したい

 イギリスがEUに残留し、トルコ、マケドニア、セルビアからも人が入ってきていたら、国内で暴動が起きていたかもしれません。外国人排斥じゃなくて、人が増えすぎて病院、学校、交通、住宅が対応できなくなってしまって。イギリス平均月収25万円、それらの国は4-6万円ですから大量に来る。

 イギリスEU離脱に関する補足情報。今回の離脱の最大の引き金はギリシャ金融危機と難民問題。イギリスへの移民は年に30万人、EUから18万人。EUからくる人はビザ不要、誰でも住めて医療費学校福祉無料。政府予測大外れで病院や学校がキャパオーバーで市民生活直撃で皆うんざり

 イギリス病院キャパオーバーの事例。ER待ち時間は4-7時間。EUからの移民激増で誰でも治療無料の国立病院患者激増で検査は数カ月待ち当たり前。人で不足で手術キャンセル日常。小児科病棟でも1歳にレンジでチンの冷凍食品。出産退院一日。昔は一週間入院。外国人には税金で通訳つける

 移民激増のイギリス。年に24万の新築住宅必要だが人増え過ぎで年に17万件しか建てられない。住宅不足で持ち家も賃貸も値段激増。公営住宅は順番待ち。ロンドン郊外給料半分以上家賃。新卒若者中古1DK購入頭金貯めるのに24年労働必要。需要激増で供給追いつかない。だからEU離脱希望多数。

 EU加盟国。スペイン、イタリア、ギリシャは若者ひどい失業率。大人も仕事なし。新規加盟東欧諸国、月収4-6万円、田舎は現金収入月5千円とかのレベル。それらの国からイギリスへ稼ぎに来る。最低賃金でも月収25万。英語通じる上ガイジンにオープン。言葉分からないドイツやフランスに行かない。

 イギリスで実際に起こって庶民が激怒した件。ルーマニアのマフィアがイギリスで子供手当をもらってルーマニアに送金。EU国籍さえあれば福祉が受けられるので子ども手当も受けられた。ルーマニアど田舎では大変な金額。これは大変な問題になった。





EUの現状


 EUの最初の目的は、そもそも関税障壁を撤廃して、域内の経済を活性化することでした。しかし、EUは役所として肥大化してしまい、次第に、わけのわからない法律を作るようになりました。

 そのような法律の少なからずに実現性がなく、各国の事情を反映していないので、ビジネスや法務にとって大きな足かせになっています。

 例えばタンポンの消費税を決める法律、掃除機の吸引力がすごすぎてはいけない、ゴム手袋は洗剤を扱えなければならない、スーパーで売られるキュウリとバナナは曲がっていてはいけない、ミネラルウオーターのボトルには「脱水症状を防ぎます」と書いてはならない等です。

 なぜこんなバカげた法律がたくさん作られるかというと、EU関係者には、様々な企業や政府内部の人が、ロビーストを使って圧力をかけているからです。ロビーストというのは、お客さんからお金をもらって、政治家やマスコミを使って、作られる法律をお客さんの有利にする弁護士や広告代理店やコンサルタントのことです。

 こういう法律があるおかげで、ヨーロッパの掃除機の吸引力は低く、部屋がなかなか綺麗になりません。部屋があまりにも汚いので、こんな規制が必要だと思っている人は誰もいません。

 EUの役人はこういうバカげたことを決めるのに多大な時間とお金を費やしています。でもEU関連機関の役人の給料は大変高く、待遇は国連よりも遥かに良いのです。そういうお給料を維持するために、意味不明な仕事を沢山作らないといけません。だから掃除機の吸引力はとても重要です。

その他、例えばEUのデータ保護指令というIT関連の規制は、データセンターの個人データはEU域外に保存してはいけません、といっていますが、しかし現在はクラウドやインターネットの発達で、データは世界各地に保存されていたりしますので、全くナンセンスなことをいっています。そういう規制に対応するために、テック業界の人も困り果てていることもあります。

イギリスで話題になるのがEU人権規約という法律で、これは、EU域内で守られるべき人権を規定したものですが、その内容があまりにも理想的かつ大雑把なので、それを悪用して訴訟を起こす人がいるので、会社や役所は困り果てています。例えばパブで転んで怪我したのはEU人権規約違反だから5億円払え、とかそういう話です。

                         (25/6/2017)












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