実態はそんなに武器はなかったなどいろんな説があるようですが、そもそも「学生が武器を持って立てこもる」事自体は、日本も70年代にはやっていたことですよね。
東大の安田講堂の上から火炎瓶を投げる、という行為だって相当危険だと思いますけど。
「武装したイスラム神学生」という報道がされますが、これって「イスラム原理主義者のテロ」とか「エスカレートした宗派対立」なんでしょうか?
単なる学生の反政府行動だとしたら、昔の日本の全学連との違いは、武器の携帯が禁止されているか、また現実的に入手しやすかったかということなのではないかと。
これがアメリカで「宗教的主張をして大学に立てこもった武装神学生」がいたら、多分「根深い宗派対立を内包したアメリカキリスト教徒」の問題ではなく「イカレた奴も簡単に武器を入手できる銃社会アメリカ」の問題として報道されるのではないでしょうか。
「イスラム教徒=過激派」という潜在意識が形成されつつあるようで気をつけないといけないな、と自戒しました。