一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

気がついたら鳩山大臣が更迭されていた先週でした

2009-06-14 | まつりごと

日本郵政の問題は、なんかよくわからないうちに鳩山大臣が辞任してしまっていたのですが、結局郵政民営化をはじめとする構造改革支持派と反対派のせめぎあいだったという整理がされているようで。

首相、当初は「西川交代」…竹中・小泉コンビが封じ込め
(2009年6月13日01時49分 読売新聞)

でも、結局鳩山大臣は何をやりたかったのかというのは最後までわからなかった。
個人的に西川・宮内が気に入らんというのがあったとしても、やり方が下手だったように思う。
確かにこの両人はたたけばホコリが、という人たちではあるけど、かんぽの宿が正しい突破口だったのかどうか、東京中央郵便局の建替えとか障害者郵便問題は主務大臣にも跳ね返ってくるんじゃないかとか。

「盟友」麻生首相が本音では構造改革反対なところをサポートしようとしたのかもしれないけど、ここまで対立してどううするつもりだったのかな。
物怖じせず、自分の言い分が通ると思うところが育ちのよさのなせる業ということだったのか。

今年2月、首相官邸の執務室。首相は鳩山邦夫総務相と会い、日本郵政の6月の株主総会で西川社長を含む取締役を一新するよう指示した。「ポスト西川」の候補として、NTTの和田紀夫会長、生田正治・元日本郵政公社総裁、西室泰三・東京証券取引所会長らの名を記したリストも手渡し、水面下の調整をゆだねた。

こんな完全な政治銘柄になったら誰も引き受けませんて。

生田氏は何を今さらってな感じだろうし、和田氏や西室氏だって出身母体のNTTや東芝は日本郵政グループと山ほど取引があるだろうから。  

まともな人は梯子を誰が支えてくれているかすらわからない状態で登らないだろうし、ここで引き受けるとしたら「阿呆と煙は高いとこに登りたがる」タイプの人ぐらいではないかと。


あ、そう考えればけっこう候補者はいるかも・・・

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする