くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

皇帝ダリア。

2012-12-11 | 日記
               

                      先日 市役所近くに みごとな皇帝ダリアを見つけました。

                  さっそく デジカメでパチパチ撮っていると 中からこの家のご主人が

                  「 ねえさん モデル料をもらわんといかんよ 」 と出てきました。

                  持ち主は理髪店で この店のご隠居さんと思われます。

                  見上げる高さに枝を伸ばしたダリアは 満開の花がたくさん付き

                  青空にスクッと立つ姿は 皇帝という名前がピッタリです。

                  なんと豪華な さぞや何年もかかり これまでに育てたか と思いきや

                  2年ほどでこの高さになったとのこと。

                  皇帝は背の高いイケメンとなり  倒れたらいかん とご隠居が

                  つっかい棒を立てた とのことです。

                  普通 ダリアは夏の花と思っていましたが ご隠居が言うには

                  「 うちの皇帝は 秋から冬が うんと好きじゃあ 」 とのこと。

                  なかなか 皇帝も数おると個性の強い者も出てくるねぇ と感心し

                  「 これほど立派なら 高知新聞社へ連絡したら記事になるとちがいますか? 」

                  と言い 帰ろうとすると

                  「 まだツボミがどっさりあるき また皇帝に会いに来ちゃってや 」

                  とご隠居にも 皇帝にも見送られ帰ってきました。


          
                            

                      娘のインドみやげ話より

                  皇帝ではないが インドのお金持ち マハラジャの子息は

                  日本でいえば江戸時代 英国へ留学するとき この大かめ2個にガンジス川の水を入れ

                  旅立ったとのこと。

                  毎日 聖なるガンジスの水を飲み 勉学にはげんだらしい。

                  「 水が腐るでしょう? 」 との娘の質問に 敬けんなヒンズー教のガイド氏は

                  「 腐りませんっ!  ガンジスの水は 100年たっても腐りませんっっ!! 」

                  と力強く宣言したそうな。

                  信じる者は救われるのです。
     
                   


                  
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期日前投票。

2012-12-10 | 日記
                         
   
                     投票所入場券が市役所より届きました。

                 母が選挙立会人を引いてから 期日前投票をするのがいつもの選挙になっている2人は

                 市役所へ向かいます。

                 着くと 玄関前の北風の中 若い女性が立っています。

                 「 あんた 出口調査員? 」 と聞くと 「 そうです お帰りにはお願いします 」

                 とのことで 見ると読○新聞社の腕章をまいています。

                 おせっかいおばばは 「 こんな ひやいところでたまるかね 中へはいらしてもらいなさいや 」

                 と言わずにはおれず 「 うっとうしいねえ 」 と風邪がだいぶん良くなったトンボが笑い

                 彼女は 中へはいりました。

                 選挙が済み 彼女に協力をした後 「 だれに入れた? 」 と聞くと 比例代表も立候補者も

                 最高裁判所裁判官は不明のため 用紙は白紙で出した  とこれも同じでした。

                 今度の選挙は おびただしい数の政党が林立し 朝の 『 新報道2001 』 を見ても

                 どうも解りません。

                 今は静かな高知市ですが 山間部から遊説していると思われ 週末の金曜・土曜日あたりが

                 にぎやかになると思われます。

                 報道では 自民党が圧勝 民主党は惨敗といわれております。

                 安倍総裁が再び総理大臣になるのか それとも予想がつくがえされるのか

                 いずれにしても 我々 中高年 老人が住みよい日本にしてもらいたいものです。


   

                     今年の2月に  伊豆・箱根・皇居 へいくパック旅行に参加したときの写真で

                 国会議事堂では 政治中継はここからなのね と感心し

                 下は あと少しで東京スカイツリーが完成のときで 手前は浅草寺です。

                 皇居では 前日に天皇陛下が ゴッドハンド医師のバイパス手術を受けられたため

                 皇居坂下門前で トンボと2人 ご回復を願って記帳してきました。


                 

                 
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トンボの病気。

2012-12-09 | 日記
                             

                        昨日は 朝 あんなにご機嫌でゴルフへ行ったのに 帰ってきたら

                   のどが痛い  と言って 晩ごはんもそこそこに床についたトンボです。

                   今朝は 熱も下がったため 妻は予約していた美容院へ行きました。

                   午後帰ってみると トンボはお出かけです。

                   まさか 打ちっぱなしではなかろう と思っているとトンボのご帰還です。

                   家でゴロゴロしていたが のどの痛みが治まらず 病院へいってきたと言います。

                   風邪が流行っているのか 患者がいっぱいで 長時間待ったとのことです。

                   その待ち時間に 2歳ぐらいの子供がトンボのそばへきて ズボンを引っ張ったとのこと。

                   うちの孫より少し下かな と思い子供好きのトンボは ニコニコ応対していると

                   その子の 母親と思しき若いママが飛んできて

                   「 さわられん! 」 と子供を抱えて向うへいった  とボソボソと‥‥

                    せられん!  なら納得できるが  触られん  と言われたことにショックを受けたらしく

                   「 オレ はたから見ても 汚のうに見えるか? 」  と妻に聞きます。

                   妻は これから加齢臭のことは言わないようにしよう  と心に決めました。
 


                              

                        郵便局が売り出している  訳ありリンゴ  が届きました。

                   長野県産サンふじは 昨年 郵便局へいったとき勧められて買い 美味しかったので

                   また注文しました。

                    色むら つる割れ等の訳があるものの 蜜がいっぱいでお買い得品です。

                   体も 心も 傷ついたトンボに食べさせます。

                   


                               
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夫の本性。

2012-12-08 | 日記
                          

                    昨夜から フンフ~ンと鼻歌で 携帯にかかった友人との話も アハハをくり返し

                妙にテンションが高い夫です。

                そう  ゴルフに行くのです。

                何時に出るか聞くと 6時半出発とのことで  「 朝が早いき メシはいらんきねえ 」  とのこと。

                ホントかね?  と顔を見ると

                『 ぬくぬくご飯とみそ汁 そうねぇ できればカマスの干物でも焼いてもらいたい 』

                と思っておる。

                分かった 解った 判ったよ  と妻は単純トンボの本性はすぐに分かるのです。

                妻は早起きし ご飯を炊き みそ汁とカマスを焼き  さあどうぞ  と出してみた。

                「 おっ  これが食べたかった よう分かったねえ 今日はスコアが良さそうな 」 と喜んでおる。

                そういえば 昨夜 妻は買いすぎた水着をタンスに仕舞っていると チラチラ見ていたトンボが

                『 水着ばっかり こんなに揃えても上手になりゃあせん その金をオレのゴルフシューズに

                回してくれよ 』  と思っております。

                「 なにか言うた? 」 と妻の問いに 

                「 なんちゃあ言いやせん がんばって続けてね 」 と答えます。

                こうして おめでたいトンボ夫婦の一日が過ぎていくのでありました。



                          

                   人もネコも太ると同じなのか デブネコのガメ君は

                グァン  グァン  とイビキをかき眠ります。
            
                『 寝ているときに触らんでくれよぉ 』 と思っています。

                ネコの本性も分かるようになったのです。
   
 

                               
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母のロマンス。

2012-12-07 | 日記

                         

母の病院の日です。

月に一度 2つの病院へ行き 2ヶ月に一度眼科へ行きます。

まず 認知症の心療内科です。
               
先生は まず 母のブローチをほめ 髪型をほめます。

次に 今は何月か聞き 年齢を聞きます。

この質問はクリアでき 次に 現在の時間を聞きます。

母は 腕時計を見て これも正確に答えます。

先生が 「○○さん いい時計をしていますねえ」 と言うと

母は この時計は 女学生のころ 広島へ挺身隊でいく前に 夫が買ってくれたもので

軍需工場で働いていたが 肋膜を患い 一人さきに高知へ帰された 

その後 広島には原爆が投下された と言います。

「あんた 挺身隊とはなにか知ってますか?」と先生は脇の看護婦に聞きます。

「ていしんたい? 知りません」と看護婦。

昭和2年生まれの母は 戦争中は女学生で 女子挺身隊として広島の軍需工場で

勤労奉仕をし 途中で肋膜の病気をして 一人さきに高知へ帰された という話は

子供のころから聞かされておりました。

しかし 腕時計は半年ほど前 私が1,000円ショップで買い 母の腕にはめたものです。

それと 終戦後 復員した父と見合い結婚した母は 挺身隊時代には父は戦地におり

お互いが知らない仲です。

「その時計はね」と言いかける私に 言うなと先生が目で制します。

あと少しで金婚式を迎えるはずだった母は この式典に出席することを楽しみにしておりましたが

突然の父の死で それは叶いませんでした。

父が逝って15年たち 母も85歳になり 娘は60歳を越えました。

母の心の中には 今でもしっかり父が生きており それも若々しいころの父の姿が

刻み込まれているのです。

生きているときはケンカもしていたけれど 亡くなると 夫のいいところばかりが

記憶に残り 戦争中は軍需工場での勤労奉仕 と今では考えられない青春時代を送った母は

若き日の父が 女学生の母に渡したプレゼントの腕時計 という大切なロマンスとして

しっかり頭に植えつけられ 美しい思い出となり残っています。 

母ちゃん幸せだね と母の横顔をながめ 娘は帰っていきました。


    

                    

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