皆さんこんにちは~
今日デイジーパパと只今公開中の『ノルウェイの森』を観に行きました
クリスマス・カラーの赤と緑の上下巻がインパクトのある小説。これは、今まで映画化の話が何度も出たわりに、映画化に至らなかったと言う、映像で表現するのは難しい作品・・・と、言われていたもの。
待望の映画・・・、全体の感想としては、小説のイメージを壊すことなく、とても美しく出来上がっていたと思います。
小説の内容を凝縮してあるわけだから、当然あちこち簡略化されていて、デイジーパパは、意味わかったかなって、気になったのですが、一番の読みどころは、きちんととらえていたので、よかったです。
すごく面白かったと言ってました。
ただ・・・、この映画を観ただけでは、ストーリーと「ノルウェイの森」と言うテーマとの結びつきがわからなかったと言ってました。
どの辺りでこのテーマと結びつく鍵が潜んでいるのかと頭の片隅に置きながら観ていたそうですが、最後までわからなかったと。
それで、どうやら「・・・こういうことみたいよ。」と言うと「そう言うことか。」と納得してましたが。
それで、小説の方も読みたいと言うので、さっそく貸しました。
1969年の秋に20歳をむかえる主人公ワタナベ君達、青春時代を生きる若者達の、生と死、愛と性の、人間の本質的な部分にせまった作品。
何もかもが未完成、不安定、孤独と挫折の数々の中で、事柄は違うけど、それぞれ色々ありながら生きている。しかし苦悩の末に「生」を選ぶ人と「死」を選ぶ人がいる。物語の最後にワタナベ君は、苦悩の末「生きること」へのスタート地点に立った、危なげながらも、とりあえず前向きな形で幕を閉じた結末となる。
松山ケンイチさんや菊池凜子さん、水原希子さんなど、小説のイメージとの落差がない印象だったので、違和感を感じず、スムーズに映画にのめり込めました。
監督がキャスト選びにこだわり抜いただけあって、それぞれが良い味出しています。
小説だけで記事を書いちゃうと、ある意味、性描写が生々しくて、しかもそのような場面が数多く出て来るので、ちょっとタブーが多いな、記事書きにくいなと思っていましたが、そう言う場面の表現を、映画では、なるべく美しく仕上げてあるように思います。作り手は結構難しかったのではと思いました。
理屈では割り切れない「愛」と「性」について、奥深いけど、それは又個々で考えてみて下さい・・・というしか、まとめようがありません。
ワタナベ君、直子さん、緑さんがメインで展開するストーリーですが、レイコさんと言うワタナベ君より17か18歳か年上のわけありな女性・・・、この女性との後半のからみは、信じられないワンシーンで、結構インパクトがありますね。
小説のイメージよりも、映画のレイコさんは美しい方だったので、ちょっとほっとしましたけど、「これってアリですか?」的なワンシーンでした。
それと終わり方も何とも言えない終わり方で・・・。
観賞後、ビートルズの「ノルウェイの森」が色んな場面と共に耳に残りました。
クリスマスの季節にふさわしい、奥深く美しい作品でした~
*1.ワタナベ君らしさが表現されたインパクトのある台詞
「孤独が好きな人間なんていないさ。無理に友達を作らないだけ。
そんなことをしたってがっかりするだけだから。」
2.ワタナベ君の口ぐせ?「もちろん。」が光っていました。
3.永沢さんの言った考えさせられた台詞(ワタナベ君への忠告)
「自分に同情するな。同情するのは下劣な人間のする事だ。」
その他にもインパクトのある台詞が結構ありました~
今日デイジーパパと只今公開中の『ノルウェイの森』を観に行きました
クリスマス・カラーの赤と緑の上下巻がインパクトのある小説。これは、今まで映画化の話が何度も出たわりに、映画化に至らなかったと言う、映像で表現するのは難しい作品・・・と、言われていたもの。
待望の映画・・・、全体の感想としては、小説のイメージを壊すことなく、とても美しく出来上がっていたと思います。
小説の内容を凝縮してあるわけだから、当然あちこち簡略化されていて、デイジーパパは、意味わかったかなって、気になったのですが、一番の読みどころは、きちんととらえていたので、よかったです。
すごく面白かったと言ってました。
ただ・・・、この映画を観ただけでは、ストーリーと「ノルウェイの森」と言うテーマとの結びつきがわからなかったと言ってました。
どの辺りでこのテーマと結びつく鍵が潜んでいるのかと頭の片隅に置きながら観ていたそうですが、最後までわからなかったと。
それで、どうやら「・・・こういうことみたいよ。」と言うと「そう言うことか。」と納得してましたが。
それで、小説の方も読みたいと言うので、さっそく貸しました。
1969年の秋に20歳をむかえる主人公ワタナベ君達、青春時代を生きる若者達の、生と死、愛と性の、人間の本質的な部分にせまった作品。
何もかもが未完成、不安定、孤独と挫折の数々の中で、事柄は違うけど、それぞれ色々ありながら生きている。しかし苦悩の末に「生」を選ぶ人と「死」を選ぶ人がいる。物語の最後にワタナベ君は、苦悩の末「生きること」へのスタート地点に立った、危なげながらも、とりあえず前向きな形で幕を閉じた結末となる。
松山ケンイチさんや菊池凜子さん、水原希子さんなど、小説のイメージとの落差がない印象だったので、違和感を感じず、スムーズに映画にのめり込めました。
監督がキャスト選びにこだわり抜いただけあって、それぞれが良い味出しています。
小説だけで記事を書いちゃうと、ある意味、性描写が生々しくて、しかもそのような場面が数多く出て来るので、ちょっとタブーが多いな、記事書きにくいなと思っていましたが、そう言う場面の表現を、映画では、なるべく美しく仕上げてあるように思います。作り手は結構難しかったのではと思いました。
理屈では割り切れない「愛」と「性」について、奥深いけど、それは又個々で考えてみて下さい・・・というしか、まとめようがありません。
ワタナベ君、直子さん、緑さんがメインで展開するストーリーですが、レイコさんと言うワタナベ君より17か18歳か年上のわけありな女性・・・、この女性との後半のからみは、信じられないワンシーンで、結構インパクトがありますね。
小説のイメージよりも、映画のレイコさんは美しい方だったので、ちょっとほっとしましたけど、「これってアリですか?」的なワンシーンでした。
それと終わり方も何とも言えない終わり方で・・・。
観賞後、ビートルズの「ノルウェイの森」が色んな場面と共に耳に残りました。
クリスマスの季節にふさわしい、奥深く美しい作品でした~
*1.ワタナベ君らしさが表現されたインパクトのある台詞
「孤独が好きな人間なんていないさ。無理に友達を作らないだけ。
そんなことをしたってがっかりするだけだから。」
2.ワタナベ君の口ぐせ?「もちろん。」が光っていました。
3.永沢さんの言った考えさせられた台詞(ワタナベ君への忠告)
「自分に同情するな。同情するのは下劣な人間のする事だ。」
その他にもインパクトのある台詞が結構ありました~