さあ、シャンゼリゼを西側に向かってどんどん歩いて行こう~
目の前にそびえ立つ凱旋門を目指して
しかし門の周辺は前回書きましたように、ロータリーになっていて、横断歩道はなく、車がビュンビュン走っています。
道路幅も半端なく広いです。
そんな事で、すぐ目の前に見えてはいるけど、地下道を通り、凱旋門へ。
地上ロータリーを横切ろうと試みる人の姿も見られますが、非常に危険だし、それはかなりの少数派です。
地下道を通り地上に出ると、そこはもう凱旋門。
凱旋門は、ナポレオン・ボナパルト(=ナポレオン1世)の大いなる戦勝を表現したモニュメントです。
1806年に、オステルリッツの戦いで勝利したフランス軍の栄光をたたえる為ナポレオンの依頼により着工。1836年に完成。
しかし完成より前に、最終的には、敗北して失脚し、その後復活も試みたが実現せず、孤島に幽閉、事実上軟禁状態となり、1821年に死去。(ナポレオンの柩は、パリのアンヴァリッドの墓所にあるそうです。)
依頼した本人は、完成した姿を見る事はなかったが、一連のナポレオン戦争の軌跡は、凱旋門等を通じ、歴史上に永遠に残された形となりました。
沢山の彫刻があります。
ぐるりと彫刻など見渡す。
門の下には無名戦士のお墓があるとガイド本に書かれています。
一番上は展望台になっています。
地下道に展望台に上る為のチケット売り場があり、結構な列でした。
地下道は空気がどんよりこもっていて、長くいると気分がわるくなりそうな圧迫感を感じる場所と感じました。
私達はPMPを持っている為、並んでチケットを買う必要もなく、それを係りの人に見せて上り始めました。
螺旋階段を使ったのですが、やはり石造りで通気も悪く、圧迫感を感じながらでした。
展望台まで272段の階段を上るのですが、自分の後からも次々と上る人がいるので、ヘタに休むわけにも行かず、ほぼノンストップ状態で上りました。またこの階段、とても狭いんですよね。
結構な運動になりましたし、なんか空気がこもっていたので、展望台に着いたら、フレッシュな空気を一気に吸った感じです(笑)
皆展望台から周囲を見渡していました。
お気に入りの景色をバックに、やはりここでも・・・、自撮りしている人を沢山見ました。
意外と展望台設置の望遠鏡を使っている人はほとんどいなかったような。
ラデュレの紙袋を持った女性も見かけました。
そこでマカロンを記念に買ってから、凱旋門に来たのかしら。
同じような旅行者かな。
凱旋門を中心に、放射状に広い道路が造られています。
上から見下ろすと、不思議な感じです。
エッフェル搭が見えました。
やはり人気で、注目する人が結構いました。
展望台までのところ、階段を上りきったところに、ちょっとした博物館的なこーなーもあり、展示物があったり、お土産屋さんもあります。
お土産屋さんは楽しかったです。
ナポレオンに関するお土産ものも結構ありました。
お土産屋さんを結構な時間楽しんだ後、凱旋門を後にしました。
シャンゼリゼ大通りでは、馬にまたがるPolice?の姿があり、カッコ良かったです。
なぜ馬に乗っているのかなとか思いました。
この広い道路では、交通事情も考えて、何かの事態の時、馬の方が利便性がある場合もあるのでしょうか。
今まで凱旋門の展望台に上った事がなかったので、上る事ができて小さな目的の1つが達成できて、良かったです~