汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 涙

2010年07月06日 | 初期中期の詩
真実が幻想なのか 幻想が真実なのか
途は果てしなく続いて行く
希望はとっくの昔に潰えてしまった
幽かな温かみ 所狭しと並べられた骨の淋しさ
欲望がここまで人々を堕落させた
静寂は今でも 虚構の中で明日を見つめている
金色に染まる陽の光は 唄を奏でている
世間の白々しさに 流した涙の意味を探って
綻んだ赤い糸は 夕日になびく雲の姿
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