汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの唄 星の夜

2010年07月27日 | 歌詞
夜道をさ迷うのは
いつしか訪れる幸福を夢見ているから
蜃気楼に見えた孤独の痕跡も
後追いに始まる軌跡を信じている事の証

無数の木霊が吹き晒す
絶望に塗れた今生の宿命
一人身を隠す闇の中で感じる
温かな優しさに包まれた友の姿

変わり行く自然の成り行きに辟易する
確かな希望に託された歓びの聖域


夜道に流離うのは
孤高の存在に憧れるあなたを想うから
水平線に消えた至福の痕跡も
情緒に埋まる欲望に腐食された心の叫び

無数の言葉が掻き消える
刹那に見えたあなたの孤独
二人身を寄せる空の中で感じる
冷たい切なさにまどろむ涙の痕

移り行く時間の激しさに臆病になる
繊細な心に降り散る哀しみの今冬

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