汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 絆

2010年07月21日 | 初期中期の詩
空を眺める事
越えられない壁に突き当たりながら 零した涙の重み
大気に惑わされ 震える星の光に 湖底に沈み行く想い

あなたの言葉が 溢れるばかりの愛を紡ぎ出すのなら
その両手に添えられた花は やがて森を彩る聖者となり
凍える魂に 植え付けられた呪縛でさえも
恒星が放つ歓びに変わる

季節は 順々に足跡を辿りながら
前を見つめる瞳には 荒廃した現実が無垢を演じている
先の事などに縛られる 少女の心は
絶えず安らぎに満ちた泉を探し求めている
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