振動する空気に揺られ 息を殺している
宛てもない手紙を出すあなたの眼が 暗闇に照らされている
なぜここまであなたは言葉を探しているのだろう
見つからない宝を探し回る事が美徳とされている今
錆び付いたブランコには幼児を乗せた痕跡が残っている
跡形もなく ただ悠然と空を眺めていた
何も欲しくはないと あなたは夕日めがけて声を涸らした
冷めて行く景色を眺めながら あなたはいつも膝を抱えていた
従属する事が悲しくて 邪な感情に縋り付く
あなたは今でも夢を見ていた 熱くなる大気
上昇する太陽の光の中に 明日への希望を燃やしている
潰えた光の波は 屍の上に降り注ぐ
犠牲にされて行く人々は異口同音に 定めに汚された事を恥じらう
暁の空に現れた飛行機が 闇に彷徨う人に手を差し出す
昔の事は忘れたよ 何もかもが空しいというのなら
その手に滴る血を飲み干せばいい
赤い約束が果たす明日は決して暗くはない
何者かに追われる様に 雑然とした音の塊の中を行く勇気
宛てもない手紙を出すあなたの眼が 暗闇に照らされている
なぜここまであなたは言葉を探しているのだろう
見つからない宝を探し回る事が美徳とされている今
錆び付いたブランコには幼児を乗せた痕跡が残っている
跡形もなく ただ悠然と空を眺めていた
何も欲しくはないと あなたは夕日めがけて声を涸らした
冷めて行く景色を眺めながら あなたはいつも膝を抱えていた
従属する事が悲しくて 邪な感情に縋り付く
あなたは今でも夢を見ていた 熱くなる大気
上昇する太陽の光の中に 明日への希望を燃やしている
潰えた光の波は 屍の上に降り注ぐ
犠牲にされて行く人々は異口同音に 定めに汚された事を恥じらう
暁の空に現れた飛行機が 闇に彷徨う人に手を差し出す
昔の事は忘れたよ 何もかもが空しいというのなら
その手に滴る血を飲み干せばいい
赤い約束が果たす明日は決して暗くはない
何者かに追われる様に 雑然とした音の塊の中を行く勇気