汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの唄 夢

2011年05月30日 | 初期中期の詩
あなたの声が聴きたい
ささやかでもいいから 眼に映る孤独を教えて

通じ合う言葉が無い 幾つ夜を超えれば
愛は満たされるの 伝わらない想い

咲き誇る花は 対を求めて あなたに寄り添う
堕ちて行く花びらは 宛てもない手紙のように

あなたが擦れ違いざまに
僕に微笑みかけて ナイフを腹元に当てた

通じ合う事もない 寂れた廃墟の風
愛は理解しない 愛は心を喰らう

夜の華やかな 幻想を見て あなたは死を選ぶ
はち切れる身体が あなたの血と混ざり合う
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