情報会社のオリコンは、今年(2012年11月19日~2013年11月17日)の書籍年間ベストセラーを発表した(12月2日)。これによると、総合部門で1位は、村上春樹さんの「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」で推定売り上げ約100万部との事。日販やトーハンでも発表している。
◆2013年書籍ベストセラー総合部門
オリコン調べ(2012年11月19日~2013年11月17日)
1位 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹
2位 医者に殺されない47の心得 近藤 誠
3位 聞く力 心をひらく35のヒント 阿川佐和子
4位 海賊とよばれた男(上) 百田尚樹
5位 30日できれいな字が書ける ペン字練習帳 中塚翠涛
◆2013年書籍ベストセラー総合部門
日販調べ(2012年12月1日~2013年11月30日)
(全集・文庫は除く)
1位 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹
2位 医者に殺されない47の心得 近藤 誠
3位 聞く力 心をひらく35のヒント 阿川佐和子
4位 海賊とよばれた男(上・下) 百田尚樹
5位 とびだせどうぶつの森 かんぺきガイドブック 週刊ファミ通編集部
◆2013年書籍ベストセラー総合部門
トーハン調べ(2012年12月~2013年11月)
1位 医者に殺されない47の心得 近藤 誠
2位 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹
3位 聞く力 心をひらく35のヒント 阿川佐和子
4位 海賊とよばれた男(上・下) 百田尚樹
5位 ロスジェネの逆襲 池井戸潤
大きなイチョウの木の葉も黄葉して落ち始めている。
と思って見上げていたら、ポトンとイチョウの実(ギンナン)が音をたてて落ちてきた。風もないのに。周りを見渡すと、アチラコチラに落ちており、拾った形跡もない。イチョウの実は腐って萎れたサクランボのような果実で、腐った様な臭いを発散しているから、近所の方も拾わないのかな。
イチョウは公孫樹と書くが、植樹してから孫の代になって実が食べられるから、と言う。イチョウの名の由来には諸説あるが、中国でイチヨウは鴨脚(葉が鴨の水掻き似)と呼ばれ、その呼び方が「イチャオ」などで、これが日本に来て「イーチャオ」→イチョウとなったとの説がある。
イチョウ(公孫樹、鴨脚樹)
イチョウ科イチョウ属
(裸子植物門イチョウ綱の中で唯一の現存している種)
生きた化石、と呼ばれるほどに強い生命力がある
落葉高木
(広葉樹にも針葉樹にも属さない)
中国原産、鎌倉時代の渡来説が有力
雌雄異株。実は雌株にのみになる
開花期は4月~5月
花粉は風で運ばれる
結実は9月~10月
実はギンナン(銀杏)と呼ぶ