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ビタミンD不足は日光浴で

2013-12-17 | 健康・病気

 ビタミンDは人体の骨や歯の形成に不可欠で、不足すると骨が弱くなったり、くる病・骨粗鬆症などや高血圧などになる危険性が高まる。厚生労働省の基準では、成人に必要な1日の摂取量の目安は5.5μg(1マイクログラム=100万分の1グラム)である。ビタミンDの補給には、食事から摂る方法と日光浴(紫外線を浴びる)がある。例えば、魚では1匹(約50g)食べる必要がある。これに対して日光浴はとても手軽である。
 国立環境研究所と東京家政大の研究チームは、1日に必要な量のビタミンDを体内で作るのに適した日光浴の時間を推定したと発表した(8月29日)。12月の晴天の正午では、那覇市で8分間、茨城県つくば市で22分間、札幌市では76分間、日光浴の必要があるとの結果になった。必要な1日のビタミンDの量を5.5μgとし、すべてのビタミンDを両手の甲や顔の日光浴だけで体内で作る場合の日照時間を試算したものである。・・冬の北国では曇天も多いからチョット大変かも。
 国立環境研究所の中島室長は「最近は紫外線を避ける人が多く、慢性的にビタミンDが欠乏する人が多い。日差しの弱い冬の北海道や東北地方では、積極的に日光浴を」と言う。

 

 数日前から急に寒さが襲って来る感じの気温の変化だ。でもこの気温の低さは平年並みとか、今まで暖かったから身に沁みるのかな。 駐車場に大きな花鉢があり、黄色の花が咲いていた。今時分に咲く花は少ないので寄って見たら、キンセンカだ。葉は少し枯れ気味だが霜にも雪にも負けずに咲いている。この花を見ていたらチョット寒さを忘れた。花の中心は黄色だが、中心が黒褐色のもお隣で咲いていた。主な開花期は春~初夏だが、暫く暖かかったから咲いたのかな。
 名(キンセンカ:金盞花)の由来は、花の姿が「金の盃」からと言う。因みに、矮性種に雪が残る早春に咲く”冬しらず”がある。

Calendula312171 キンセンカ(金盞花)
別名:カレンデュラ
   (Calendula)
   ポット・マリーゴールド
キク科カレンデュラ属
一年草、半耐寒性
南ヨーロッパ原産、江戸末期に中国から渡来
主な開花時期期は3月~6月
花は径4cm~12cm
花色は黄・橙色など


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