がん医療を評価する指標として世界的に使われているのは、5年相対生存率。がんと診断された場合、治療でどれくらい命を救えるかを示し、5年無事に経過するとほぼ治ったと言えるから。
国立がん研究センターは、2011年に全国のがん診療連携拠点病院でがんと診断された患者の3年後の生存率は、がん全体で71.3%だったと発表した(9月11日)。3年生存率をまとめるのは初めて。継続的に分析することで、新しい薬や治療の効果を早く把握できるようになり、がん対策に活用できると、と言う。
拠点病院のうち268施設の患者約30万6千人を分析。主要な11種類のがんについて、がん以外の死亡の影響を取り除いた「相対生存率」を算出。治療成績を評価する指標として同センターはこれまでに5年・10年生存率を発表しているが、3年生存率は短期間で集計できる利点がある。
2008~2009年に診断された患者の5年生存率も公表。全体の生存率は65.8%。患者の約半数を占める70歳以上では、がん以外の死因が多い。
◆3年生存率・5年生存率
3年生存率は2011年に診断された患者
5年生存率は08・09年に診断された患者のデータを基に算出
がんの部位別の3年・5年生存率
3年 5年
がん患者全体 71.3% 65.8%
前立腺 99.0 92.7
乳房 95.2 92.7
子宮体部 85.5 82.5
子宮頚部 78.8 75.6
大腸 78.1 72.9
胃 74.3 71.1
ぼうこう 73.5 70.9
肝臓 53.6 39.6
食道 52.0 43.7
肺 49.4 40.0
膵臓 15.1 10.0
◆2011年にがんと診断された人のステージ別3年生存率
(国立がん研究センターの資料から)
ステージ1 S2 S3 S4 全体
胃 96.1% 74.4% 55.3% 14.1% 74.3%
大腸 96.7 92.9 83.6 30.3 78.1
肝臓 76.4 62.8 22.7 5.9 53.6
乳房(女性)
100 98.0 88.3 54.4 95.2
今日は晴れ、雲が少ない、秋晴れかな。
近所の畑で、”ピーマン”に実が付き、花も咲いている。ピーマンは唐辛子(とうがらし)の甘味種を改良したもので、ピーマン・パプリカ・フルーツピーマンなどがある。このピーマンは、どの種類なのだろう。
販売されている緑色のピーマンは未熟果(未熟な状態)で収穫されたもので、青臭さや苦味がある。カラーピーマンは完熟果として収穫するものである。
名の”ピーマン”は、和製英語のようで、フランス語の唐辛子を意味する「piment」、スペイン語の「pimiento」からかと言われる。甘味種の”ピーマン”は明治時代に伝わり、西洋唐辛子、甘唐辛子と言ってた。
ピーマン(西洋唐辛子)
英名は、Green pepper、Bell pepper、Sweet pepper
ナス科トウガラシ属の甘味種(甘とうがらし)
一年草
原産地は中南米の熱帯地方
日本への渡来は16世紀で江戸時代に普及
甘味種(ピーマン)は明治時代に伝わり、一般に普及したのは第二次世界大戦後
開花時期は5月~9月
カラーピーマンは、開花後50~60日で着色(完熟)する
国立がん研究センターは、2011年に全国のがん診療連携拠点病院でがんと診断された患者の3年後の生存率は、がん全体で71.3%だったと発表した(9月11日)。3年生存率をまとめるのは初めて。継続的に分析することで、新しい薬や治療の効果を早く把握できるようになり、がん対策に活用できると、と言う。
拠点病院のうち268施設の患者約30万6千人を分析。主要な11種類のがんについて、がん以外の死亡の影響を取り除いた「相対生存率」を算出。治療成績を評価する指標として同センターはこれまでに5年・10年生存率を発表しているが、3年生存率は短期間で集計できる利点がある。
2008~2009年に診断された患者の5年生存率も公表。全体の生存率は65.8%。患者の約半数を占める70歳以上では、がん以外の死因が多い。
◆3年生存率・5年生存率
3年生存率は2011年に診断された患者
5年生存率は08・09年に診断された患者のデータを基に算出
がんの部位別の3年・5年生存率
3年 5年
がん患者全体 71.3% 65.8%
前立腺 99.0 92.7
乳房 95.2 92.7
子宮体部 85.5 82.5
子宮頚部 78.8 75.6
大腸 78.1 72.9
胃 74.3 71.1
ぼうこう 73.5 70.9
肝臓 53.6 39.6
食道 52.0 43.7
肺 49.4 40.0
膵臓 15.1 10.0
◆2011年にがんと診断された人のステージ別3年生存率
(国立がん研究センターの資料から)
ステージ1 S2 S3 S4 全体
胃 96.1% 74.4% 55.3% 14.1% 74.3%
大腸 96.7 92.9 83.6 30.3 78.1
肝臓 76.4 62.8 22.7 5.9 53.6
乳房(女性)
100 98.0 88.3 54.4 95.2
今日は晴れ、雲が少ない、秋晴れかな。
近所の畑で、”ピーマン”に実が付き、花も咲いている。ピーマンは唐辛子(とうがらし)の甘味種を改良したもので、ピーマン・パプリカ・フルーツピーマンなどがある。このピーマンは、どの種類なのだろう。
販売されている緑色のピーマンは未熟果(未熟な状態)で収穫されたもので、青臭さや苦味がある。カラーピーマンは完熟果として収穫するものである。
名の”ピーマン”は、和製英語のようで、フランス語の唐辛子を意味する「piment」、スペイン語の「pimiento」からかと言われる。甘味種の”ピーマン”は明治時代に伝わり、西洋唐辛子、甘唐辛子と言ってた。
ピーマン(西洋唐辛子)
英名は、Green pepper、Bell pepper、Sweet pepper
ナス科トウガラシ属の甘味種(甘とうがらし)
一年草
原産地は中南米の熱帯地方
日本への渡来は16世紀で江戸時代に普及
甘味種(ピーマン)は明治時代に伝わり、一般に普及したのは第二次世界大戦後
開花時期は5月~9月
カラーピーマンは、開花後50~60日で着色(完熟)する