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空家になった理由は、死亡と転居

2018-11-07 | 社会・経済
 最近、空き家に関する出来事を多々耳にする。
 総務省は住宅・土地統計調査で、全国の住宅の空き家の割合が2013年10月時点で過去最高の13.5%になったと発表した。住宅・土地統計調査は5年に一度実施するもので、前回調査(2008年)から0.4%増となった。
 全国の住宅の総数は6063万戸(2008年より305万戸増)で、空き家の戸数は820万戸(2008年より63万戸増)と最高を更新した。人口減少や高齢者の施設への入所などが空き家率を押し上げており、今後高齢化が進めば空き家の増加がさらに加速する見通し。因みに、65歳以上の高齢者世帯は約2100万世帯と約4割である。
 ◆空き家率
 1、山梨  22.0%
 2、長野  19.8%
 3、和歌山 18.1%
 ・
 45、山形  10.7%
 46、沖縄  10.4%
 47、宮城   9.4%
  --平成26年8月24日のブログ(歩けば楽し)より--
 空家になった理由は、住居者の死亡や転居が多い。
 ◆空家になった理由
 死亡:35.2%
 別の住宅へ転居:27.9%
 老人ホーム等の施設に入居:14%
 転勤・入院などにより長期不在に:4.7%
 建替・増改築・修繕のために一時的に退去:0.6%
 無回答:17.6%
 ◆予測(株式会社野村総合研究所より)
 年         住宅総数  空家率
 2018年(平成30年) 6,372万戸 17.0%
 2023年(平成35年) 6,647万戸 21.1%
 2028年(平成38年) 6,899万戸 25.7%
 2033年(平成45年) 7,123万戸 30.4%

 天気は良い。秋晴れ、最高気温も20℃近く、少し暖かさを感じる。風も微風程度。
 今日は立冬。立冬は冬の始まりで立春の前日までが冬。・・もう冬なのだ。
 立冬からの節気(二十四節気)は段々と寒さが厳しさを増す。
  小雪(しょうせつ):僅かながら雪が降り始める
  大雪(たいせつ):雪が激しく降り始める
  冬至(とうじ):北半球で夜が最も長くなる日
  小寒(しょうかん):これより寒さが厳しくなる
  大寒(だいかん):寒さが最も厳しくなる
 梅田川支流の藤川の川岸に”セイタカアワダチソウ”が密集し、花が咲いている。昨年に見た場所から少し移動した・・ようだ。良く繁茂している。
 ”セイタカアワダチソウ”は明治末期に渡来した北アメリカ原産の帰化植物である。多年草で種子や地下茎で増える。地下茎から種子発芽を抑制するアレロパシー物質を分泌するので、純群落を形成して繁茂する。この物質は他種も、自らの種も、発芽も抑制するので、他種植物の侵入も、自己の連作も、困難となる。
 急速に広がったのは第二次世界大戦後で、養蜂業者の蜜源植物として種子の散布説がある・・どこからでたのか不明。花粉症の元凶かと言われた時期があったが、その後関係は薄いと嫌疑は晴れたが悪いイメージは残っている。
 セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
 キク科アキノキリンソウ属
 多年草、種子や地下茎で増える
 北アメリカ原産、明治末期に渡来した帰化植物
 河原・埋立地などの荒れ地で見る
 丈は1.0m~2.5m
 開花時期は10月~11月
 花は茎上部に多数集まって付く、花径は数mmと小さい