最近、TVを見てたら昔(終戦直後)の塩作りの話をしていた。
塩と言えば、新聞記事(NIKKEIプラス1)で、おにぎりが引き立つ塩10選の特集をしていた。
美味しい塩を食べたい!!。・・特集の一部を紹介・・大部分は転記です。
1位:伊達の旨塩(うまじお)
まろやかなのに確かな食感(宮城県石巻市)
牡鹿半島の付け根、カキ養殖が盛んな万石浦(まんごくうら)で作る。同地域は黒潮と親潮がぶつかる好漁場や北上川の河口に近く、海水は海と山の栄養を豊富に含む。江戸時代は伊達藩の塩田があった。その海水を2種類の釜で2日かけて煮詰めて製塩する。「塩のうま味の強さが米のうま味と甘味を引き上げ、後からきちんとしょっぱさを感じる理想の味」(田中園子さん)、「しょっぱさに角がなくちょうど良い。米のうま味や甘味も感じられ、甘味が最後まで残る」(新田遙さん)。
2段階の煮沸工程を経てマグネシウム(にがり)成分を適度に残し、まろやかで口当たりの良い粗塩に仕上げる。「じょりじょりとした食感が心地よく、米のうま味や甘味を引き出し、塩むすびにも適している」(川上文代さん)、「粒感しっかりでジャリっとした食感と思いきや、口溶けがとても良い。塩味がじっくりと続き、最後まで米と絡み合う」(関克紀さん)。 ただ、家族3人が自宅脇の作業場で取水から袋詰めまでをこなすため、生産量は1日50キログラム程度と少ない。「今もぎりぎりで注文に応じている状況」(製造元の山田憲寿氏)で、取り寄せには時間がかかることも。地元の笹(ささ)かまぼこ大手、鐘崎(仙台市)の商品にも採用されている。
2位:百姓の塩
春夏秋冬で変わる味(山口県長門市)
山口県の日本海側の豊かな森に囲まれた油谷(ゆや)湾の海水で作る。立体式塩田と平釜で約20日かけて海水を濃縮、結晶化。よく混ぜてミネラル成分を整え、杉だるで3日間寝かせて仕上げる。「全体的に米の味が底上げされて濃厚になる。冷めてもおいしいおにぎり」(青山志穂さん)、「塩味にとげとげしさがなく、それでいて芯がある。かみしめるほどに米の甘味を感じさせる」(森脇慶子さん)。
「うま味が増す」(井澤由美子さん)、「まずパッといろんな味がして、次に甘味と酸味がくる。米の味や香りを引き立てる役目をしてくれる」(奥田政行さん)。
油谷湾には川が2本流れ込み、海と森の栄養分が混ざり合う汽水域。同じ海水を使っているようでも四季により異なる味の塩ができるため、春夏秋冬ごとに商品を出している。森のミネラルを豊富に含む夏塩を6月末に発売予定。
3位:クリスマス島の塩
3ヵ月かけて結晶化(キリバス)
ハワイの南方約2000キロにあるキリバス共和国のサンゴ礁に囲まれた島で作る。世界で最も汚染の少ないといわれる海水を塩田に引き込み、赤道直下の強い日差しと海風だけで3カ月かけて自然に結晶化させる。
「一瞬強い刺激が来るが、すぐにまろやかさが広がる。うま味もあり、米と合う」(森脇さん)、「バランスが取れており、米のうま味、甘味を引き出す」(志村幸一郎さん)、「米の甘味がぐんと強く感じられる。あと味にうま味が来て、ふくよかな印象を受ける。食感が少しむちむちした感じになる」(青山さん)。
食材にすっと溶けて味が入りやすいのも特徴という。「塩自体のうま味が非常に濃い」(田中さん)。かつお節メーカー、にんべんの「薫る味だし」シリーズなどにも採用されている。
4位:ウユニの塩
さらりと甘いあと味(ボリビア)
5位:浜御塩(はまみしお)
荒々しさが残る粒(長崎県対馬市)
6位:粟國(あぐに)の塩
だしのような味わい(沖縄県粟国村)
7位:ひんぎゃの塩
バランス良いうま味(東京都青ケ島村)
8位:笹川流れ 玉藻塩
ミネラルたっぷり(新潟県村上市)
9位:土佐の海の天日塩 あまみ 330ポイント
しっかり感じる甘さ(高知県黒潮町)
10位:海人(あまびと)の藻塩
優しくまろやかな味(広島県呉市)
◆食塩摂取量
厚生労働省が推奨している1日の食塩摂取量は、
男性の人が8g
女性は7g
お味噌:100gの味噌というと、平均で12gぐらい食塩が入る
◆4か国の塩分の摂取量
4か国の40歳から59歳の人を対象に塩分の摂取量を調査、1日当たりの塩分摂取量は、日本人が12gとトップだった。因みに、味噌汁の塩分は、1杯で1.5gk~2.0g。梅干し1個は2.0g。
国 塩分摂取量 平均血圧
日本 12g 117
中国 10g 121.5
イギリス 8.6g 120.5
アメリカ 9.3g 118.5
不思議:味噌であれだけの塩分をとっていたにもかかわらず、血圧が上がっていない。味噌のなかには血圧の上昇を引き下げる力があるのか?。
朝から晴れ。風も穏やか。
先日、輪王寺に行ってきた。庭内にある池をグルリと周回して、庭を愛でる。
池の周りには、所々に”トクサ”が植えられている。”トクサ”は地下茎で横に伸び、地上茎が直立する。茎はザラザラして固く中空で、濃い緑色。茎の途中には節がいくつかあり、上に引っ張るとその部分から抜ける。茎のザラザラして固いのは、表皮細胞の細胞壁にケイ酸が蓄積して硬化しているから、と言う。
名(トクサ:砥石)は、砥石になる草(砥ぐ草)で「とぐくさ」→「とくさ」から。
因みに、”スギナ”(日本に生育するトクサ類では最も小柄)は同じ仲間である。
トクサ(木賊、砥草)
別名:歯磨草(はみがきぐさ)
トクサ科トクサ属
常緑多年草(山間の湿地に自生)
原産地は北半球温帯
開花時期は7月~8月
塩と言えば、新聞記事(NIKKEIプラス1)で、おにぎりが引き立つ塩10選の特集をしていた。
美味しい塩を食べたい!!。・・特集の一部を紹介・・大部分は転記です。
1位:伊達の旨塩(うまじお)
まろやかなのに確かな食感(宮城県石巻市)
牡鹿半島の付け根、カキ養殖が盛んな万石浦(まんごくうら)で作る。同地域は黒潮と親潮がぶつかる好漁場や北上川の河口に近く、海水は海と山の栄養を豊富に含む。江戸時代は伊達藩の塩田があった。その海水を2種類の釜で2日かけて煮詰めて製塩する。「塩のうま味の強さが米のうま味と甘味を引き上げ、後からきちんとしょっぱさを感じる理想の味」(田中園子さん)、「しょっぱさに角がなくちょうど良い。米のうま味や甘味も感じられ、甘味が最後まで残る」(新田遙さん)。
2段階の煮沸工程を経てマグネシウム(にがり)成分を適度に残し、まろやかで口当たりの良い粗塩に仕上げる。「じょりじょりとした食感が心地よく、米のうま味や甘味を引き出し、塩むすびにも適している」(川上文代さん)、「粒感しっかりでジャリっとした食感と思いきや、口溶けがとても良い。塩味がじっくりと続き、最後まで米と絡み合う」(関克紀さん)。 ただ、家族3人が自宅脇の作業場で取水から袋詰めまでをこなすため、生産量は1日50キログラム程度と少ない。「今もぎりぎりで注文に応じている状況」(製造元の山田憲寿氏)で、取り寄せには時間がかかることも。地元の笹(ささ)かまぼこ大手、鐘崎(仙台市)の商品にも採用されている。
2位:百姓の塩
春夏秋冬で変わる味(山口県長門市)
山口県の日本海側の豊かな森に囲まれた油谷(ゆや)湾の海水で作る。立体式塩田と平釜で約20日かけて海水を濃縮、結晶化。よく混ぜてミネラル成分を整え、杉だるで3日間寝かせて仕上げる。「全体的に米の味が底上げされて濃厚になる。冷めてもおいしいおにぎり」(青山志穂さん)、「塩味にとげとげしさがなく、それでいて芯がある。かみしめるほどに米の甘味を感じさせる」(森脇慶子さん)。
「うま味が増す」(井澤由美子さん)、「まずパッといろんな味がして、次に甘味と酸味がくる。米の味や香りを引き立てる役目をしてくれる」(奥田政行さん)。
油谷湾には川が2本流れ込み、海と森の栄養分が混ざり合う汽水域。同じ海水を使っているようでも四季により異なる味の塩ができるため、春夏秋冬ごとに商品を出している。森のミネラルを豊富に含む夏塩を6月末に発売予定。
3位:クリスマス島の塩
3ヵ月かけて結晶化(キリバス)
ハワイの南方約2000キロにあるキリバス共和国のサンゴ礁に囲まれた島で作る。世界で最も汚染の少ないといわれる海水を塩田に引き込み、赤道直下の強い日差しと海風だけで3カ月かけて自然に結晶化させる。
「一瞬強い刺激が来るが、すぐにまろやかさが広がる。うま味もあり、米と合う」(森脇さん)、「バランスが取れており、米のうま味、甘味を引き出す」(志村幸一郎さん)、「米の甘味がぐんと強く感じられる。あと味にうま味が来て、ふくよかな印象を受ける。食感が少しむちむちした感じになる」(青山さん)。
食材にすっと溶けて味が入りやすいのも特徴という。「塩自体のうま味が非常に濃い」(田中さん)。かつお節メーカー、にんべんの「薫る味だし」シリーズなどにも採用されている。
4位:ウユニの塩
さらりと甘いあと味(ボリビア)
5位:浜御塩(はまみしお)
荒々しさが残る粒(長崎県対馬市)
6位:粟國(あぐに)の塩
だしのような味わい(沖縄県粟国村)
7位:ひんぎゃの塩
バランス良いうま味(東京都青ケ島村)
8位:笹川流れ 玉藻塩
ミネラルたっぷり(新潟県村上市)
9位:土佐の海の天日塩 あまみ 330ポイント
しっかり感じる甘さ(高知県黒潮町)
10位:海人(あまびと)の藻塩
優しくまろやかな味(広島県呉市)
◆食塩摂取量
厚生労働省が推奨している1日の食塩摂取量は、
男性の人が8g
女性は7g
お味噌:100gの味噌というと、平均で12gぐらい食塩が入る
◆4か国の塩分の摂取量
4か国の40歳から59歳の人を対象に塩分の摂取量を調査、1日当たりの塩分摂取量は、日本人が12gとトップだった。因みに、味噌汁の塩分は、1杯で1.5gk~2.0g。梅干し1個は2.0g。
国 塩分摂取量 平均血圧
日本 12g 117
中国 10g 121.5
イギリス 8.6g 120.5
アメリカ 9.3g 118.5
不思議:味噌であれだけの塩分をとっていたにもかかわらず、血圧が上がっていない。味噌のなかには血圧の上昇を引き下げる力があるのか?。
朝から晴れ。風も穏やか。
先日、輪王寺に行ってきた。庭内にある池をグルリと周回して、庭を愛でる。
池の周りには、所々に”トクサ”が植えられている。”トクサ”は地下茎で横に伸び、地上茎が直立する。茎はザラザラして固く中空で、濃い緑色。茎の途中には節がいくつかあり、上に引っ張るとその部分から抜ける。茎のザラザラして固いのは、表皮細胞の細胞壁にケイ酸が蓄積して硬化しているから、と言う。
名(トクサ:砥石)は、砥石になる草(砥ぐ草)で「とぐくさ」→「とくさ」から。
因みに、”スギナ”(日本に生育するトクサ類では最も小柄)は同じ仲間である。
トクサ(木賊、砥草)
別名:歯磨草(はみがきぐさ)
トクサ科トクサ属
常緑多年草(山間の湿地に自生)
原産地は北半球温帯
開花時期は7月~8月