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炎症の回復期に出現する組織修復を促す新しい免疫細胞を発見

2018-11-23 | 医学
 東京薬科大学の池田直輝大学院生(現北海道大学遺伝子病制御研究所助教)、浅野謙一准教授、田中正人教授の研究グループは、理化学研究所(福山英啓副チームリーダー、岡村千絵子テクニカルスタッフ、渡辺貴志上級研究員)、兵庫医科大学(大村谷昌樹教授)熊本大学(荒木喜美教授)と共同で、炎症や組織傷害の回復期に出現する新しい単球細胞を発見した。
 〇この細胞は、健常時や炎症・組織傷害の急性期にはほとんど存在しない。炎症や組織傷害の回復期に骨髄で産生され血液中に送りだされる新たな単球細胞である。
 〇この単球細胞が組織傷害部位に集積すると、炎症抑制や組織修復に関わるタンパク分子を産生し、傷ついた組織の修復に寄与する。
 〇この単球細胞を消去したマウスでは、腸炎の回復が遅延した。このことから、この細胞が炎症収束や組織修復に担う役割の重要性が証明された。
 本研究成果は、米国科学誌「Science Immunology」2018年10月5日に掲載された。

 朝は雨、10時頃より晴れ。朝の雨は予想外だった。
 近所の空き地に”センダングサ”が繁茂し、実が付き、残り花が咲いている。”センダングサ”には10種類程の仲間があるが、”コセンダングサ””シロノセンダングサ””アメリカセンダングサ”が良く知られている。
 コセンダングサ(小栴檀草)
  北アメリカ原産の帰化植物。関東地方以西の荒地や河原に群生している。
 シロノセンダングサ(白の栴檀草)
  コセンダングサ(小栴檀草)の変種で、全体の感じはコセンダングサ似だが、頭花には白色の舌状花が数個ある。
 アメリカセンダングサ
  北アメリカ原産の帰化植物。茎は暗紫色で、角張り(4稜ある)。葉のように見える総苞片が頭花よりはるかに大きい。
 果実は”ひっつき虫”などと言われ、ウッカリ近づくと衣服に付着し取るのに一苦労する。
 この”センダングサ”は頭花に白色の舌状花が数個あるので、”シロノセンダングサ(白の栴檀草)”(と思う)。
 ”アメリカセンダングサ”との違いは、”コセンダングサ”は花の直ぐ下で見られる苞片がなく、果実(痩果)は細く先端の棘(冠毛)が2本~4本ある事で区別できる。
 シロノセンダングサ(白の栴檀草)
 別名:シロバナセンダングサ、コシロノセンダングサ
 キク科センダングサ属
 一年生草本
 原産地は北アメリカ、明治時代に確認された帰化植物
 開花時期は9月~12月
 果実(痩果)は扁平で、先端に逆棘がある2本~4本の棘(冠毛)がある