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   健康を歩いて増進

退職後の備えに2880万円は貯めたい

2018-09-12 | 社会・経済
 日本生命保険は、退職後のセカンドライフに関する意識調査を公表した(9月11日)。調査は8月1日から12日まで、インターネットで実施し、男女計7,473人が回答した。日生がセカンドライフに関する調査をするのは初めて。
 退職時までにためておきたい金額は、平均2,880万円。
 退職時に用意したい金額は「1,000万~3,000万円」が全体の36%を占め、最も高かった。50歳以上では3,000万円以上との回答が増えた。
 お金のため方は預貯金が41%と最も高く、貯蓄型保険・年金が28%で続く。
 現時点で目標額に達していなかったのは、
  40~50歳代の80%以上、60~70歳代の60%以上
 定年は60歳との回答が64%で最も多かった
 65歳以上も働き続けたい人の割合は全体の46%。9%が75歳以上も働きたいと答えた。

 今日の天気は、雲多き晴れ。気圧配置が昨日と同じで、西高東低、少し寒い・・10月上旬の気温。
 9月の始めに、東北歴史博物館に出かけた。特別展と今野家(こんのけ)住宅も見てきた。今野家住宅は宮城県指定有形文化財で、東北歴史博物館の正面前にある。宮城県石巻市北上町橋浦から移築された江戸時代中後期の建築物である。
 今野家住宅の敷地には、”ナツメ”が植えられている。春に柳の様な枝に沢山の花が咲いていた。これが緑の果実(長さ2cm~3cmの楕円形)となっている。秋には暗赤色に熟す。生でも食べられ、リンゴの様なサックトした食感で、酸っぱくなく、甘くもない、とか。多くは、暗紅色に熟した果実を、生で食べたり、甘味を加えて煮たりする。
 名(ナツメ)の由来には、夏に新芽がでるから夏芽(ナツメ)の説、お茶に使う抹茶入れのナツメに果実が似ている説があると言う。
 ナツメ(棗、夏芽)
 別名:大棗(たいそう)
 クロウメモドキ科ナツメ属
 落葉高木
 原産地は中国~西アジア、日本への渡来は奈良時代以前とされる
 開花時期は5月~7月
 葉腋に緑色の小さな花が付く。5枚の萼片が開いて星型となり、その間から小さな花弁が出る
 8月~10月に結実し、楕円形の緑色の実となる
 実は成熟して赤褐色となる


リボソーム遺伝子がうつ病の早期発見・診断に役立つマーカーか?

2018-09-11 | 医学
 うつ病
 持続する抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、不眠、食欲低下などを特徴とする病気。強いストレスや長期にわたるストレスが誘因となって発症することが多い。わが国で専門的治療を受けている患者数はおよそ100万人にのぼる。世界ではうつ病を抱える人は推計3億人超える(世界保健機関、2015年時点)。
 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)の功刀浩部長・堀弘明室長と、株式会社DNAチップ研究所の中村誠二研究員らの研究グループは、うつ病やストレス脆弱性にリボソーム遺伝子である「RPL17」と「RPL34」が関与し、血液中の遺伝子発現量が診断マーカーとなることを明らかにした。
 研究グループは、ストレスに適応良好な2つのグループと、そうでない1つのグループに分類した。「ストレスからの回復力を持つ群」「ストレスの影響を受けにくい群」「ストレス脆弱性を有する群」の3群である。
 この分類と、末梢の血液から抽出したRNAを用いてマイクロアレイにより測定した遺伝子発現プロフィールの関連を検討した。3群間で有意に発現が変動する遺伝子群を同定し、この遺伝子群に対してパスウェイ解析やネットワーク解析を適用することにより、ストレス脆弱性に関与する分子システムとしてリボソーム遺伝子群が重要であることが分かった。リボソーム遺伝子群の中で、有意な(=統計的に意味のある)発現変動を示した遺伝子が8個存在し、いずれもストレス脆弱性に関連して発現が上昇しているという結果であった。
 これらのリボソーム遺伝子について、うつ病患者における発現変動を検討した。
 以前の私たちの研究で取得していたマイクロアレイデータセットを用い、リボソーム遺伝子発現をうつ病患者と健常対照者で比較した。その結果、RPL17、RPL34、RPL36ALについて、うつ病患者さんで有意な発現上昇がみられた。
 別のサンプルを用いて新たに定量PCRを実施し、RPL17とRPL34の発現を検討した。ここでは、うつ病を大うつ病性障害と双極性障害のうつ状態に区別し、また統合失調症の患者さんも対象とすることで、これらのリボソーム遺伝子の発現変動は大うつ病性障害に限って認められる所見であるのか、あるいは他の精神疾患でも同様に認められる所見であるのかについても検討した。その結果、とくに大うつ病性障害においてRPL17とRPL34の発現亢進が顕著であることが明らかになり、リボソーム遺伝子がストレス脆弱性およびうつ病のバイオマーカーになる可能性が示唆された。
 リボソーム遺伝子発現は、少量の血液から比較的簡便に調べることができるため、実用化の点でも有利である。今後は、本知見の実用化を進めるとともに、リボソーム遺伝子の発現が治療の進展とともにどのように変化するのか、また、これらの遺伝子がどのようなメカニズムでうつ病の発症や慢性化に関与するのか、などについても検討を続ける予定、との事。
 ◆リボソーム遺伝子
 リボソームは、すべての細胞に存在する直径15~30nmの小顆粒であり、タンパク質合成の場となる。
 リボソーム遺伝子は、リボソームをコードする遺伝子。
 ◆遺伝子発現
 細胞内で遺伝子のスイッチが入り、RNAおよびタンパク質が合成される過程のこと。
 ◆マイクロアレイ
 遺伝子の発現状態を検査するための実験ツールの一種。数万種類のヒトの遺伝子、およびタンパク質をコードしないRNAの発現状態を網羅的に検査することができる。
 ◆分子パスウェイ
 生体を維持・活動していくために必要な生命現象を制御している、DNAやRNA、タンパク質などのさまざまな生体分子で形成される生物学的過程・経路。
 ◆分子ネットワーク
 複数の生体分子の相互作用、また量的な相関関係等から構成される相互関係。
 ◆定量PCR
 ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) による増幅を測定することで、DNAやRNAの定量を行なう手法。

 今日の天気は晴れ~曇り。西高東低の気圧配置から気温は低く、10月上旬の気温とか。
 小雨が降る散歩道。”サルビア”が深紅色で咲いている。開花時期は10月頃までだから、まだまだ頑張るのかな。
 ”サルビア”とは「シソ科サルビア属の500種以上と言われる植物」を言うが、一般に”サルビア”と呼んでいるのは”サルビア・スプレンデンス”で、この赤い花、鑑賞用で良く植えられている。花色の赤は、緋色(ひいろ:やや黄色みのある鮮やかな赤)なので、別名(和名)を緋衣草(ひごろもそう)と言う。
 サルビア
  (サルビア・スプレンデンス)
 別名:緋衣草(ひごろもそう)
    スプレンデンス
 学名:Salvia splendens
 シソ科サルビア属
 常緑多年草だが1年草と扱う
 原産地は南米、明治中頃に渡来
 丈は30cm~50cm(矮性種)
 開花時期は7月~10月
 筒状の萼(がく)から花(唇弁)が伸びて咲く
 花はすぐ終るが同色の萼が残るので、長く咲いている様に見える
 花色は、紫・白・サーモンピンクなど
 萼が白・花が赤の”トーチライト”と呼ばれるのがある


可視光領域で水を分解する窒化タンタル光触媒の開発に成功

2018-09-10 | 科学・技術
 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)は、東京大学や信州大学と共同で、可視光領域で水を分解する窒化タンタル光触媒を開発した(9月4日発表)。
 窒化タンタルは次世代の光触媒材料として2000年頃から有望視されていたが、良質な窒化物微粒子の合成が困難で、実際に光触媒を製造して水分解を確認できたのは世界で初めて、との事。可視光領域の波長600nm近辺は太陽光で最も強度が高い領域のため、効率的なエネルギー活用が期待できる。
 太陽光の強度のピークは主に可視光領域(400~800nm)にあり、光触媒がこの波長域の光を吸収して水を分解できれば、効率よく太陽光のエネルギーを利用できる。従来の光触媒は、主な吸収波長が紫外光領域(~400nm)に限られるものが多かった。
 研究チームは、可視光を吸収して水を分解する単結晶窒化タンタル(Ta3N5)微粒子光触媒の開発に成功した。この光触媒は、水中に分散することで、400~600nmの波長範囲の可視光を吸収して水を分解できる。複合酸化物(タンタル酸カリウム、KTaO3)微粒子を従来の10分の1以下の短時間で窒化することで、複合酸化物微粒子上に単結晶の窒化タンタル微粒子を直接形成し、さらに水素生成反応を促進する助触媒を担持させた。これにより窒化物微粒子が高品位化して光励起された電子と正孔を水分解反応に有効利用することが可能になった。
 今回開発した光触媒は、従来検討されてきた方法に比べて1/10以下の短時間での製造が可能で、安価なプロセスの実現が期待できる。これを基板に固定化すれば、光触媒パネル反応器に組み込んで利用できる。
 ◆窒化タンタル(Tantalum nitride)
 窒化タンタルは、タンタルの窒化物である。
 銅やその他の導電性金属の間のバリアや「糊」の層、また熱酸化物等の誘電絶縁体フィルムの製造に使われることがある。これらのフィルムは、集積回路の製造の際に、薄膜抵抗器等として、シリコンウェハーの上に沈着される。
 窒化タンタルは400nmから600nmまでの波長範囲の可視光を吸収し、水を水素と酸素に分解することが可能なバンド構造を有することが2000年頃に判明した。
 ◆バンド構造
 固体材料中の電子が存在することができる帯状のエネルギー領域(バンド)の構造。イオンの周期的な配列に由来し、半導体材料の電子的、光学的物性を決定づける。
 ◆助触媒
 酸化還元反応の活性点として光触媒に担持される金属・金属酸化物等の微粒子。半導体光触媒表面は一般的に酸化還元反応である水素・酸素生成反応には低活性であるため、高効率な水分解反応の実現には助触媒の担持が不可欠である。ある種の助触媒材料は、半導体と接合を形成して電荷分離を促進する効果があることも知られている。

 朝から雨、強く降ったり、弱く降ったり。気温が急に低下し、最高気温21℃・最低気温17℃とか。上着1枚多くなったかな。
 塀に絡まって”ノアサガオ”のオーシャンブルーの花が咲いている。咲いているのは朝だけ、昼ころには萎む。・・アサガオ(朝顔)だから・・?。
 花色はオーシャンブルーなので、別名に”オーシャンブルー”とある。また、多年草なので”宿根アサガオ”、沖縄や南西諸島で良く見られるので”琉球アサガオ”とも呼ばれる。
 ノアサガオ (野朝顔)
 別名:オーシャンブルー、宿根アサガオ、琉球アサガオ
 英名:blue morning glory(青色の朝顔)
 ヒルガオ科イポメア属
 蔓性宿根多年草
 原産地は熱帯アジア
 開花時期は6月~11月
 花は朝顔に似る、花径8cm~10cm
 花色はオーシャンブルー(青紫色)、白・桃色もある
 ほとんど結実しない


高温耐性に優れた多収の極良食味水稲新品種「にじのきらめき」を育成

2018-09-09 | 農業
 農研機構(NARO)は、高温耐性と耐倒伏性に優れた中生水稲新品種「にじのきらめき」を育成した(発表9月6日発表)。「コシヒカリ」並の極良食味で、15%程度多収となる。縞葉枯しまはがれ病に抵抗性を持つ。大粒で業務用に適した品種として北関東の群馬県を中心に普及の取り組みが進められる予定で、北陸・東海地域以西でも栽培可能な品種。
 近年、温暖化の進行に伴う登熟期間中の高温の影響で「コシヒカリ」に白未熟粒が発生し、品質が低下することが問題となっている。また、「コシヒカリ」は草丈が長く、収量向上のために多く施肥すると倒伏してしまい、穂発芽による品質の低下や収穫作業が予定通り進まないといった問題が発生している。
 農研機構は、高温登熟性と耐倒伏性に優れる中生水稲新品種「にじのきらめき」を育成した。草丈が短くて耐倒伏性が強く、「コシヒカリ」に比べて標肥栽培で15%程度、「コシヒカリ」が倒伏する多肥栽培では30%弱多収。玄米の外観品質は「コシヒカリ」よりも良好で、高温条件で栽培しても玄米品質に優れる。炊飯米の食味は「コシヒカリ」と同等の極良食味である。
 ◆品種登録出願番号:第32954号(平成30年3月20日出願、6月18日出願公表)

 朝から小雨、時々止む。
 曇りの日の散歩で見つけた、塀の”ヘデラ”の花。”ヘデラ”の花はなかなか見つけ難い、開花時期も短い、花が咲かない種もあるから・・珍しい。
 ”ヘデラ”は常緑蔓性低木の観葉植物で、耐寒性が強く、塀や戸外のグランドカバーなど利用される。
 ”ヘデラ”は”アイビー”とも呼ばれるが、正式名称は”ヘデラ”、”アイビー”は愛称。和名は西洋木蔦(せいようきづた)。種類は、葉(ハート型・星型・丸型・カール型など)や大きさ(大小)、斑入りの有無などで沢山ある。”ヘリックス”は”ヘデラ”の代表・基本種で、日本には明治時代末に入ってきた。
 ヘデラ
 別名:アイビー、西洋木蔦(せいようきづた)
 英名:English ivy
 学名:Hedera helix
 ウコギ科ヘデラ属(キヅタ属)
 常緑蔓性低木
 耐寒性あり(氷点下5℃以上)
 原産地はヨーロッパ、アジアなど
 開花時期は9月~12月
 小さな5枚花びらの花が集まり、かんざし状


国際情報五輪、日本代表が金1銀1銅2メダル獲得

2018-09-08 | 学問
 文部科学省は、茨城県つくば市で開かれた第30回国際情報オリンピックで、日本代表(4人)が金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル2個を獲得と発表した(9月7日)。今回は日本初開催で、87ヵ国から335名の選手が参加。9月3日と9月5日の2日間、計10時間に亘って6つの難問に挑んだ。メダルは、上位12分の1の選手に金メダル、以下12分の2までの選手に銀メダル、12分の3までの選手に銅メダルが授与される。結果は9月7日の表彰式で発表される。
 金メダル
  北九州工業高専(福岡県)3年の井上航さん(17)
 銀メダル
  灘高(兵庫県)3年の細川寛晃さん(17)
 銅メダル
  N高(沖縄県)3年の清水郁実さん(18)
  筑波大付属駒場高(東京都)2年の行方光一さん(17)
 特別枠で参加した選手
  公式記録の対象とはならないが、開催国に認められた選手
 金メダル相当
  筑波大学附属駒場高等学校1年の米田優峻さん
 銀メダル相当
  開成高等学校1年の米田寛峻さん
  灘高等学校1年の平木康傑さん
 銅メダル相当
  京都市立堀川高等学校3年の岸田陸玖さん らが好成績を収めた。
 総合1位は600点満点中499点を獲得した米国のBenjamin Qiさん、2位は469点で中国のMaolong Yangさん、3位は466点で中国のZhenting Zhuさん。日本人選手でトップは北九州工業高等専門学校3年の井上航さんで、428点を獲得し総合6位タイにつけた。

 朝から曇り、時々小雨~霧雨。
 雑草が生い茂る散歩道。白い小さな花が咲いている。寄って見たら、”ゲンノショウコ”の花だ。
 白い花色で、日本の西では紅色の花、東では白花が多いと言う。なるほど、東北だからか、紅色の花は見ることがない。
 ”ゲンノショウコ”は、昔から下痢止めの薬草として使われ、センブリ・ドクダミとともに日本三大民間薬としてよく知られている。根・茎・葉・花などを干し煎じて下痢止め・胃薬とし、茶としても飲用する。
 名(ゲンノショウコ:現の証拠)の由来は、飲めばすぐに薬効が現れるから、と言う。優秀な整腸生薬なので、イシャイラズ(医者いらず)・タチマチグサ(たちまち草)などの異名がある。別名に神輿草(みこしぐさ)があるが、これは「実」の形がお神輿の屋根に付く飾りの形に似ているから。
 ゲンノショウコ(現の証拠)
 別名:神輿草(みこしぐさ)、玄草(げんそう)
 学名: Geranium thunbergii
 フウロソウ科フウロソウ属
 多年草
 開花時期:7月~10月
 葉は掌状、3~5の中~深裂する
 花色は白色~赤紫色、花径は1.5cm位の5弁花
 雄しべは10本、雌しべの花柱の先は5つに裂けてる
 実は蒴果(さくか)、長さ約1.5cmで短毛と腺毛が多い。熟すと5裂し、裂片は種子を1個ずつ巻き上げる。


北海道・安平町厚真町の地震

2018-09-06 | 地質
 平成30年9月6日午前3時8分ごろ、北海道胆振(いぶり)地方中東部を震源とする地震が発生した。安平(あびら)町で震度6強を観測、厚真(あつま)町も同6強と推定されるなど道内各地が大きな揺れに襲われた。
 震源地は胆振地方中東部( 北緯42.7度、東経142.0度 )で、震源の深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は6.7と推定される。住所は、北海道の厚真町( あつまちょう )で、むかわ町との町境に近く、安平(あびら)町も近くに位置する。石狩低地東縁断層帯主部の南端に瞼淵断層・馬追断層などがある安平(あびら)町がある。
 地震調査研究推進本部事務局(文部科学省研究開発局地震・防災研究課)は、活断層石狩低地東縁断層帯の長期評価を一部改訂している。
  https://www.jishin.go.jp/resource/column/2010_1011_01/

山梨県、赤系ブドウ新品種「赤いシャインマスカット」を開発

2018-09-05 | 園芸
 山梨県は、種がなく皮ごと食べられる新品種のブドウを開発したと発表した(9月4日)。
 「赤いシャインマスカット」と呼んでいるブドウで、強い甘みと赤く艶めく果皮から人気の高級ブドウ(シャインマスカット)にちなんだもの。県内のみで栽培するブランド品種として今後、国に登録を出願する。県は2008年からオリジナル品種の研究を進めており、後藤斎知事は同日の記者会見で「悲願の達成だ」と話した。
 国の研究機関が開発した高級ブドウ「シャインマスカット」は果皮が黄緑。強い甘さから海外でも人気が高く、全国で栽培されている。新品種は1房約600グラムで、糖度は18~19度ほど。県は国の出願公表後に、県内各地域で試験栽培を始め、平成32年春から苗木の生産に着手する。その後2年以内に量産体制を確立する計画という。
 ◆シャインマスカット(Shine Muscat)
 シャインマスカット は、ブドウの品種のひとつである。
 安芸津21号(スチューベン×マスカットオブアレキサンドリア)と白南(カッタクルガン×甲斐路)を掛け合わせて育種された。
 登録番号はぶどう農林21号。2006年3月9日、登録番号第13,891号として品種登録(有効期限30年)。
 でも、もう中国でパクられている。

 朝は曇っていたが、9時頃から晴れ。気温がドンドンと上がってくる・・暑い。
 玄関前に植えられている”ニラ”に花が咲きだした。・・どうして玄関前なのか?不明。
 ”ニラ”には独特の匂いがある。この匂いは硫化アリル(アリシン)などの硫黄化合物である。この独特の匂いから、名(ニラ)の由来に”においきらう(香嫌)”から”ニラ”に変化したと言う説がある。食べて美味しいから”みら(美辣)”が”ニラ”となった説もある。古い時代(古事記・万葉集)では加美良(かみら)・久々美良(くくみら)→みら、と呼ばれている。
 食べるのは、根元から生える葉・・若い葉が美味しい。葉をどんどん採ると、どんどん伸びる。
 因みに、「韮」は春の季語で、「韮の花」は夏の季語である。
 ニラ(韮、韭)
 ユリ科(ヒガンバナ科)ネギ属
 多年草
 緑黄色野菜
 原産地は東アジア
 史前帰化植物、古い時代(弥生時代?)に渡来
 開花時期は8月~10月
 花は半球形の散形花序で白い小花を沢山付ける
 花弁が6枚に見えるが、花弁は3枚で苞が3枚
 子房には黒色の小さな種ができる


小学生の「夏休みの読書感想文」、「自由図書」が多い

2018-09-04 | 受験・学校
 9月に入ったら、夏休みが終わり、新学期が始まったのかな。
 楽天株式会社が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は、全国の小学生の子を持つ母親(25歳~59歳)1,000人を対象に、「小学生の夏休みの読書感想文に関する調査」を実施した。
 夏休みの課題の定番ともいえる「読書感想文」は、課されるうちの約8割が自由に本を選んで作文を書く「自由図書」であった。子どもの読書感想文で母親が何を手伝うかを聞いたところ、どの本を選ぶかは意外に難しいのか、「本選び」がトップに挙げられ、「本選び」ではネットを情報源として活用する人が多く、6割近くの母親がインターネットの情報を参照している。
 ☆夏休みの宿題として、読書感想文が課される比率は、
  小学1年生では4割程度(41.1%)
  小学6年生では7割以上(73.4%) 年次が上がるにつれて高まる傾向
 ☆読書感想文が課される割合
  読書感想文の種類
  自由図書:79.4%
  課題図書:20.6%
 ☆読書感想文で手伝うこと
 母親が子どもの読書感想文で手伝うことは、
  本選び:47.2%
  書き方指導:40.9%
  添削:33.8%
 ☆手伝う予定・手伝っている
 子どもの読書感想文の本選びを手伝っている、あるいは手伝う予定と回答した母親(292名)に対して、どのような情報を参考に本を選ぶかを尋ねたところ、
  リアル書店で試し読みをする:38.4%
  学年別のオススメ読書感想文、などまとめ記事サイト(NAVERまとめなど)を参考にする:29.5%
  インターネットで学年や読書感想文などのキーワードを入れて検索する:24.3%
 ☆子どもに本を読んでほしいと思うかを尋ねた質問では、
  とてもそう思う:56.4%
  ややそう思う:28.7% 85.1%の母親が子どもに本を読んでほしいと思っている
 ☆「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した母親に対して、読書を通じて子どもの成長に期待することは何かを尋ねたところ(複数回答)、
  語彙が増えてほしい:61.6%
  興味の幅が広がってほしい:59.7%
  感情表現が豊かになってほしい:57.6%

 今日の天気は曇り、時々小雨。風がとても強い。
 ”オオセンナリ”の花が咲いている。
 ”オオセンナリ”の花は、風船の様な萼(ガク)の先にアサガオの様な淡青紫色の花である。風船の様に発達した萼(ガク)には、”フウセンカズラ(風船葛、ムクロジ科)”や”ホオズキ(鬼灯・酸漿、ナス科ホオズキ属)”などがある。でも、”オオセンナリ”の果実(黄色)は有毒。
 ”オオセンナリ”は”ホオズキ”に似て、沢山の果実を付けるので別名は”センナリホオズキ”。ハエが嫌いな臭いを出すのでシュー・フライ(英名:shoo-fly plant)とも言う。
 オオセンナリ(大千成)
 別名:千成酸漿(せんなりほうずき)、シュー・フライ(shoo-fly plant)
   アップル・オブ・ペルー (Apple of Peru)
 ナス科オオセンナリ属(ニカンドラ属)・・1属1種である
 一年草
 原産地は南米(チリ、ペルー)
 江戸末期に渡来し、野生化した帰化植物
 開花時期は7月~9月
 花は風船様の咢から出て、花色は淡青紫色、花径は3cm前後
 風船様の咢の側面に5個の翼が付いている
 実は風船様の咢の中にでき、球形の液果(中身に液をたくさん含む果実)


植物細胞に酵素を撃ち込む、ゲノム編集での品種改良効率化に

2018-09-03 | 農業
 ゲノム編集は狙った遺伝子を酵素で切断し、その働きを抑える技術。植物に応用すれば、収穫量や栄養を増やす品種改良に役立つと期待されている。植物に実施する際には、細胞のDNAにその酵素を作る遺伝子を組み込み、そこから酵素を作らせる必要がある。
 ゲノム編集は先端技術であり、国際的に利用法が議論されている。欧州では、欧州連合(EU)司法裁判所が7月、ゲノム編集した作物について、原則、従来の遺伝子組み換えと同じ規制に含めるべきだとする判断を示した。米国は特別な規制をしない方針を示すなど各国で対応が分かれている。政府(日本)は環境省を中心に規制のあり方を検討している。年内にも正式にまとまるが、DNAに外部から遺伝子を加える場合は規制対象となる方向で調整が進む。
 カネカと農業・食品産業技術総合研究機構は細胞に酵素を撃ち込み、狙った遺伝子の働きを抑える技術を開発した。理化学研究所は日本たばこ産業(JT)などと細胞実験に成功した。数年かかる品種改良を1年以内にできる可能性がある。
 この技術は外部から酵素を作るための遺伝子を入れないのが特徴である。カネカなどは花粉などのもとになる細胞に、特殊な装置で酵素を撃ち込む手法を開発した。実験では狙った通りにゲノム編集が起きた。数日で新品種のもとを作れるという。理研などは受精直後の細胞を利用した。植物特有の細胞壁がなく、外部から酵素が入りやすい。イネの細胞で確かめたが、ほかの植物でもこの細胞を取り出せれば、応用できる見込みだという。
 従来の品種改良は交配のほか、放射線をあてたり、薬品に漬けたりして植物細胞の遺伝子に傷をつけ、狙った特性に変化したものを見つけて育てている。遺伝子の変化は制御できず、狙い通りに変化するとは限らないため手間がかかっていた。

 今日は曇り。薄曇り・黒雲が空を覆う。台風が接近している。
 青空が広がっている日、街路樹の”ヤマボウシ”に赤い実が付いている。まだ緑の実も沢山ある。
 赤い実を1つ取って割って食べて見たら甘かった。ヤマボウシの実は、球形(径1~3cm)の集合果で、皮が赤色やオレンジ色で果肉は黄色である。
 ★集合果
 花は1個の雌しべをもち、これが成熟して1個の果実となる。しかし1個の花に多数の雌しべが存在することがあり、このような場合、多数の雌しべから1個の果実が形成されることが多い。近縁にハナミズキ(別名アメリカヤマボウシ)があるが、ハナミズキの果実は集合果ではなく、個々に分離した果実である。
 ”ヤマボウシ”は、春の花、秋の赤い果実と紅葉にと色彩豊かに楽しめる樹で、庭木や公園・街路樹などに利用される。
 名(ヤマボウシ:山法師)の由来は、中心の丸い花穂を坊主頭に、白い総包片が白い頭巾を連想させ、これを比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたことから。別名に、山桑(やまぐわ)があるが、果実の表面が桑の実の様にブツブツしているから。
 ヤマボウシ(山法師、山帽子)
 別名:山桑(やまぐわ)
    桑の別名も「山桑」
 ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属
 落葉中木
 開花時期は6月~7月
 秋の紅葉は綺麗で、丸い赤い実も熟す
 品種改良によって、
   実の大きな品種(ビッグアップル)
   落葉しない品種(ホンコンエンシス)
   斑入りの品種(ウルフアイ)
   赤身がかった花をつける品種(源平・サトミ)
   黄色の花をつける品種(金陽)などの多彩な種が流通


生涯学習を行った人は58%

2018-09-02 | 日記
 内閣府は、学校卒業後も自主的に知識や技能を身に着ける「生涯学習に関する世論調査」の結果を発表した(H30.8.31)。調査は6月28日~7月8日まで、全国の18歳以上の3,000人を対象に個別面接形式で実施。有効回答率は57.0%。
 ☆この1年間に何らかの学習を行った人の割合
  行った人:58.4%
  したことがない人:41.3%
   行った人が初めて5割を超えたのは、2012年7月の調査
   年代別では20歳代が70%と最も高かった
 ☆行った人(学習をした人)に理由を尋ねた
  教養を深めるため:37.1%
  人生を豊かにするため:36.2%
  仕事で必要性を感じたため:32.7%
    30~50代では最も多かった
 ☆したことがない人に理由を複数回答で尋ねた
  特に必要がない:31.1%
   比較可能な2012年7月調査での9.6%から大幅に増加した
  していない理由では
   仕事が忙しくて時間がない:33.4%
   きっかけがつかめない:15.8%
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 先月(8月21日)に仙台市博物館に「古代アンデス展」に行ってきた。
 博物館へのアプローチ道路の街路樹に”サンゴジュ”があり、赤い実が沢山付いている。この日は、空青く広がっており、青と緑と赤い実、綺麗だ。
 名(サンゴジュ:珊瑚樹)の由来は、この赤い果実が珊瑚細工のように見えることから、と言う。葉は水分が多く、葉数も多い木なので、火災の延焼防止になるとされ、防火樹として使われている。材も水分を多量に含みふくんで燃え難く、燃やすと切り口から泡が出る。これより、学名に「var. awabuki」と付いている。別名にも”アワブキ”がある(変種名に採用)。 因みに、別種に”アワブキ(泡吹)”の木があり、アワブキ科アワブキ属 (落葉高木)の樹木である。
 サンゴジュ(珊瑚樹)
 別名:藪珊瑚(やぶさんご)、ヤマジサ
 学名:Viburnum odoratissimum var. awabuki 又は Viburnum awabuki
 スイカズラ科ガマズミ属
 耐寒性常緑小高木
 原産地は日本(関東南部以南)、台湾
 開花時期は6月~7月
 花色は白、花径は数㎜で沢山咲く
 花後に果実(8㎜程の楕円形)を付ける
 果実の観賞期は9月~12月