9月18日月曜日は敬老の日で祝日でした。
この日はI君とタナゴ調査に出かけることに。
今回は下調べなしのガチ調査、ボウズ上等です。
この日のメニューは、
① I君がまだ未体験の北浦周辺でポイント探し。
② 既出の小池ではない、ネイティブなポイントでヤリタナゴ探し。
③ 秋冬のポイントであるホソの調査。
という壮大な物でした。
それでは順番に行きましょう。
まずは北浦周辺のポイント探しです。
Googleマップとわずかなネット上の情報で探したポイントを確認していきます。
まずはこんなホソです。
開始早々アタリがあって、
一瞬タナゴか、と思いましたが、これは子ギルです。
直後にI君が、
「バラタナゴ釣れた―」
ん?ホント?よく見てみな( ´∀` )
「あ、これブルーギルだ」
この男、釣りの腕は確かなのに、タイリクバラタナゴとオオタナゴの区別がつきません。
ブルーギルの子供はぐっちゃんも一瞬タナゴと思うほどなので、仕方ないですね。
結局このポイントは大小ブルーギルの入れ食いを堪能しました。
ここ、取材もされていた有力ポイントのはずなんだけどなー。
移動しましょう。
2ヶ所ほど有望なホソをチェックしましたが、
クチボソすら釣れず意気消沈。
次いで訪れたのは、
おそらく、北浦では最も有名な水路。
浮草の隙間に仕掛けを落としてみると、
フナがよく釣れました。
大きな鯉も泳いでいて、魚っ気は十分でしたがタナゴは釣れず。
結局今回も北浦のホソではタナゴの姿を見ることはできませんでした。
I君にとってはかなり厳しい修行となっています。
まあ、彼は釣れる釣り場ばかり行っているので、
たまにはこんな苦戦も必要でしょう。
北浦周辺ではありますが、少し距離がある水路に行きました。
ここは何度かチャレンジしていますが、過去は水量が少なく浅すぎて釣りを断念していたポイントです。
水路をのぞき込むと、水位は相変わらず低いですが、
キラッとヒラを打つ魚を発見。
いるんじゃね?
ここは少し長めの竿が有利。
幸釣二三四を取り出して、130cmほどの仕掛けでチャレンジ。
すると、
あっけなくタイリクバラタナゴゲット。
数匹釣ったところで地元のおじさまが声をかけてきました。
いろいろとタナゴ情報をいただき、
この後ヤリタナゴを狙いに行くことを伝えると、
「ここに行ってみな」
とアドバイスくれました。
実はアドバイスが無くても行こうと思っていたポイントだったのですが、
その中でも釣れる場所を伝授してもらえたのでラッキーでした。
I君はこつこつと浅いポイントで20尾ほどタイリクバラタナゴを釣り上げ、
ぐっちゃんは大半をおじさまとの情報交換に費やしたものの、
写真は9尾ですが1尾追加して10尾釣れました。
ここは実績ポイントと聞いてのチャレンジなので、
やっと釣れたーという感じです。
流れや浅さを嫌ってちゃんとチャレンジしてこなかったのが問題で、
竿を出していれば過去でも釣れたかもしれませんね。
北浦周辺に別れを告げて、今度は霞ケ浦方面へ。
流入河川であるヤリタナゴポイントに向かいます。
実は過去に2度ほど調査に来ているのですが、
釣り方や釣り場が絞り切れずにヤリタナゴの姿を見ていませんでした。
ボカシまくりの写真で申し訳ありません。
ここでようやく、
ヤリタナゴゲットしました。
当歳の小ぶりなヤリタナゴが大量にいるポイントでした。
ヤリタナゴの数釣りができるなんて思ってもみませんでした。
ただ、I君の竿は120cm、ぐっちゃんの幸釣が140cmで、
何とか釣りになる程度。
少し水面が低くて距離があるので、180cmくらいの竿と仕掛けが欲しいところです。
このポイントで、有名なタナゴウキと仕掛けの作者である「y工房」さんにお会いしました。
なんと、
こんな仕掛けをいただいてしまいました。
上の仕掛けの写真をクリックすると、y工房さんのインスタグラムに飛びます。
タナゴ釣りって、釣り場で知り合った人でコミュニティができたり、
自作の仕掛けを譲り合ったり、
他の釣りでは見られない釣り師同士のお付き合いがあるんですよね。
ちなみに彼女はI君の合わせの上手さに感動されていました。
そう、この男、釣りに関してはセンスの塊なんですよ(笑)
y工房のYUNAさん、ありがとうございました。
その後もポイント調査。
ここもヤリタナゴの実績場だそうです。
今回は見学だけ。
その後霞ケ浦の本湖脇のホソでタイリクバラタナゴ調査。
冬から春にかけて豆タナゴがコンスタントに釣れたホソです。
そろそろタナゴが入ってきているのでは、と思いチャレンジ。
あれ?豆じゃないタナゴが釣れましたよ。
このホソでこんなサイズも釣れるんだってはじめて知りました。
更にサイズアップ。
逆に豆タナゴはまだ釣れませんでした。
このポイントが本領を発揮するのはもう少し後のようです。
最後に、60cmクラスの短竿が欲しくて探していたのですが、
さすがに竹竿はまだ手を出せないので、
竹模様が入った孤竹タナゴという竿を買いました。
ひなた2.4が細くて張りがありすぎて扱いが難しいので、
柔らかめのグラス竿を買ってみたつもりなのですが、
実際にはひなたよりも細くて、思ったよりも張りがありました。
後は実釣で試してみます。
今回のタナゴ調査はI君にタナゴ釣りの厳しさを知ってもらうつもりで組んだのですが、
思った以上に釣果があったばかりか、ヤリタナゴが大量に釣れてしまったので、
いいんだか悪いんだか、よくわからない釣行になりました。
まあ、釣れた方が楽しいのは間違いないので良しとしましょう。
それではまた おやすみなさい
念願のヤリタナゴも釣れて充実した1日でしたよ。
また、たくさんのタナゴ師を見てきたy工房様にわたしのアワセを評価頂けたことがこの日の何よりの喜びでした。まだ駆け出しの初心者ですがこのスタイルをさらに磨いて、ぐっちゃんさんに少しでも近づけたらいいなと思ってます。
またよろしくお願いいたします。
出足の北浦ホソはタナゴ釣りの厳しさを、中盤から後半はタナゴ釣りとタナゴ調査の楽しさを満喫できましたね。
それにしても、僕一人で調査する時は1日頑張ってタナゴ1尾釣れるか釣れないかという日もあるのに、I君が参加すると新規ポイントでタイリクバラタナゴが釣れるばかりか、ヤリタナゴの数釣りもしてしまうなんて…、本当に持っているとしか言えません。いくら可能性のあるポイントを回る計画を立てても、釣れない時は全然釣れないですからね。
y工房さん、情報をいろいろ教えてくれて、さらに貴重な仕掛けもくれるなんて、ちょっとびっくりしました。その名前は何度も聞いて知っていましたが、釣り場でお会いできるとはビックリです。
I君はずいぶん気に入られていましたね。I君のアワセの上手さは彼女だけでなくいつも近くて釣っている僕の方が良く知っていますよ。
タナゴ釣りって他の釣り以上に釣り場で会った人と仲良くなりますよね。
またいろいろな体験ができて楽しい1日になりました。ヤリタナゴ用の長い竿が必要ですね(笑)