今回は焼津に次ぐ漁業拠点、沼津港に行ってきました。
沼津魚市場の売りは、なんと言ってもクリーンな環境です。
四方を壁で囲うことができるので鳥が入ってきませんし、手洗い場も多数設置されています。
また、高所から見学できる廊下もあります。
生徒も「魚は消費者が口に入れる物」と言うことを再認識してくれたと思います。
以前ご紹介した屋号のマークも廊下に展示されていました。
そのあと、、津波を防ぐ目的で沼津港に造られた水門、沼津港大型展望水門びゅうおを見学。
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kankou/sisetu/byuo/
震度6弱以上の地震がおきると、自動的に閉まります。
天望回廊は高さが地上30m。眺めも良いですよ。
【漁港と港湾】
港には漁港と港湾があります。
漁港は漁船が使う港、港湾は貨物船や商船が使う港です。
一般に港湾の方が大きく、漁港区域があって漁船も使っています。
静岡県の場合、焼津が特定第3種漁港と言って国内に13ある大規模な漁業拠点です。
あとは、伊東、下田、田子の浦、清水、御前崎などの水揚げの多いところは、いずれも港湾。
貨物船などの行き来が多い、静岡県の特徴です。
特に、田子の浦、清水、御前崎では貨物の荷下ろしの大型クレーンや大規模な倉庫とともに市場や漁船があって、漁港とは違う光景を見ることが出来ます。