出航前ですが、すでに実習はスタート。
現在は碇泊実習です。
22日は乗組員から船内衛生、救命胴衣の使い方、避難方法などを説明を受けました。
午後には碇泊した船でカツオ釣り込みのリハーサルもやりました。
勤労感謝の日を挟んで、本日。
仕込みがありました。
「仕込み」は食料を積み込んだり、航海の準備作業を行うことです。
バケツリレーで積み込みです。
一緒に乗船する専攻科1年生との顔合わせもありましたよ。
さあ、明日はいよいよ出航式です。
【船舶衛生管理者】
遠洋漁船は船医がいません。じゃあ病気やけが人はどうするか...?
実習船「やいづ」もそうですが、遠洋漁船では船員法で衛生管理者の乗船を義務づけています。
必置資格者ってやつです。
通称、船舶衛生管理者で船員の健康管理や保健指導、作業環境衛生、居住環境衛生、食料と用水の衛生保持など担います。
衛生管理者と船舶衛生管理者は別の資格です。
船舶の航行中に薬剤投与、注射、縫合などの医療行為が部分的にできます。
漁船では船員が講習を受けては、船舶の航行中に薬剤投与、注射、縫合などの医療行為を部分的に許されている事衛生管理者になります。
園長のつぶやき
もったいぶって、途中で終わらせた昨日のつぶやきの続きです。
漁師になる上で、学園に来る圧倒的に有利なこと。
それは学園教務スタッフの人材に秘密があります。
実際に遠洋漁業の経験がある
50年近い漁師育成ノウハウの蓄積
業界のことを熟知している
これは他ではありませんよ。
それに加えて、少人数の全寮制。生徒の特徴は職員が詳しく把握できます。
これによって、生徒の一人一人に最適な就職を提示出来ます。
さらに、明日に続く...