今度の日曜日(11月20日)は学園入学希望者の説明会があります。
参加希望の方は、ホームページをご覧の上、お申込みください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/donichikengakukai.html
9月にもご紹介しましたが、学園ではカツオやサバを下ろします。
すでに、ほとんど習得している人もいます。
出来ない人には生徒が「寄って集って」教えます。
このところ、良く見られる光景。漁師はチームワークが大事。
教える方も復習になります。
今回、なぜかカツオの内臓に興味が集まり、臓器を確認しました。これも魚の扱いに慣れた証しです。
焼津では、カツオの心臓を「へそ」と呼んで食用にします。
胃や幽門垂は塩辛にされます。焼津の名産ですよ。
幽門垂を使う研究もしています。
http://fish-exp.pref.shizuoka.jp/03research/pdf/2008/h20/h20_20.pdf
さて、カツオの下ろし方の例をYouTubeにアップしました。
先生のお手本です。
皆さんもカツオを丸ごと買って下ろしてみませんか?
https://www.youtube.com/watch?v=4MWaqwqZTCA
【器用・不器用】
漁師は手先を使う仕事が特に多い仕事だと思います。
学園に入学してくる生徒も、実習の得意、不得意があります。
中学や高校までの勉強とは違う才能の差が存在します。
手先の器用な人の方は、学園の実習も早く習得出来るし、就職してからもすぐに現場で活躍できるでしょう。
不得意な人が一瞬で上達する魔法はありません。
これは努力してもらうしか解決できません。
でも...自分の苦手なことを人より練習できる人は良い漁師になる資質があります。
一人前の漁師になるには何年もかかります。
頭が良いか悪いか?器用か不器用か?
それより大事なのは、勉強でも、実習でも「自分の意志」で努力できる人。
それが本当の良い漁師になれる適性です。
学園では、そんな人を応援します!