静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

網実習2

2017年01月27日 09時22分15秒 | 28乗船実習

今朝は、キンメダイ漁船に就職を希望している2名が面接と船の見学のため、下田に出かけました。
底建てはえ縄と言う漁法で1週間くらいの漁をします。
一人は「キンメダイが獲りたい」と言う動機、もう一人は自分のライフスタイルに下田が適合と言う理由です。

今週は、編み目を作り、それをつなげる実習を行っています。
ホワイトボードも日付が埋まっていきますが、気のせいかロープ作業より差がついてないような?みなさん、網実習は楽しいと言っています。

来週は難易度が上がって修繕になります。
果たして、どれだけ差が出てくるのか心配。

こんなのをやります。白糸が修繕した箇所です。

2月2日からは海技士の定期試験も始まるので、生徒は勉強も追い込みです。

来週の月曜日から、いよいよ入学試験の願書受付が始まります。
我々スタッフも、どんな人が申し込んでくれるのか期待と不安を胸にお待ちしています。

【網の修理道具】
網の修理と言えばこれ。

見たことがある人も多いのでは?

網針です。アバリ、アンバリと呼び方はいろいろ。
昔は竹製が多くて、樫の木で作ったものもあったようです。
今は樹脂製が多くて、学園生の実習で使っているのもプラ製です。

漁師道具と思っていたら、「網修理」で検索すると、たくさんありますね。
編み方はネットでも紹介されいるので、興味のある方はチャレンジしてみては?

 園長のつぶやき
今日で47期生の就職面接も終了です。
生徒の適性と希望を基に、教務スタッフが就職先を割り振るので、ほとんどの面接は問題なく終わります。
少人数の学校ですので、生徒と先生の関係は密です。
特に宿直当番で、寮に先生がいる日には生徒と個人面談をします。
もちろん、卒業したも関係が切れるわけではありません。
相談してもらえれば、色々な悩みにアドバイスが出来ます。
このあたりが、漁師になるために学園に来る最大のメリットかも知れません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする