このスペースは一種の企画ギャラリーで、立体や若手の平面がわりと多く、公募展系のベテランの作品が展示されることはわりと少ない。川口さんは札幌在住の全道展会員だ。
大きめの作品は「soraの日(1)」「soraの日(2)」「4月の風景」の3点で、あとは小品。いずれも、典雅な面長の女性像で、背景には百合の花が散らされている。その上、女性は赤のカーディガンふうの衣裳を着ていることから、どうしても聖母マ . . . 本文を読む
ナカゴグリーンパークの駐車場からえっちらおっちら坂道を登った先に、うわさの、ジェームス・タレル「光の家 House of Light」はあった。これは美術品というイメージよりも、ほとんど建築とよべる作品で、2000年のトリエンナーレの出品作。トリエンナーレ期間中でなくても、午前11時半から午後3時まで見学でき、1組ずつだが宿泊もできる(というか、事情さえ許せば泊まりたいなあ)。
「光の家」のリ . . . 本文を読む