輪郭線が極端に太い、独特の画面をつくる中間弥生さん(北広島在住、全道展会友)。3年ぶりとなる今回の個展も、にぎやかな絵がならんでいます。
100号クラスの絵を展示し、来た人の反応をみて、ことしの自由美術展にどれを出そうかを決める参考にするつもりだったそうですが、「人によって言うことがぜんぜんちがうので、余計迷っているんです」。
筆者がいいと思ったのは、冒頭の画像で手前にうつっている「パンフレ . . . 本文を読む
札幌の抽象画家江川博さん(1937-)が、朝日新聞の「朝日歌壇・俳壇」で8月から毎週挿絵を担当しています。
タイトルは江川さんらしく「地と図」。白いところと黒いところがせめぎあう作品です。
毎週日曜掲載で、10月まで続きます。チェックしてみてください!
(紹介が遅くなってすいません) . . . 本文を読む
8月15日に新潟県十日町市などで見た越後妻有(つまり)アートトリエンナーレ大地の芸術祭の感想を延々と書いているわけだが、35度の猛暑の中でたっぷり美術鑑賞を堪能したあとで考えることは、ひとつしかない。つまり、うまいビールが飲みたい、である。ホテルを出て、十日町の中心街をほっつきあるきだした。 十日町は、飲み屋が密集しておらず、商店街のあちこちに点在している。筆者が旅先でひとりでのみに出るのはほと . . . 本文を読む