ゴヤ「巨人」実は弟子作品?プラド美術館は「調査中」(読売新聞) - goo ニュース
この記事、メディアによって微妙に違います。
朝日新聞は…
スペインを代表する画家フランシスコ・デ・ゴヤ(1746-1828)の作品と見なされてきた絵画「巨人」が、実は他の画家の作品だったとする調査報告書を、所蔵するマドリードのプラド美術館が近く公表する。
という書き出し。
毎日新聞に載っている . . . 本文を読む
まず、七里さんとミヤシタさんにおわび。
北海道美術ネットに変な紹介がされていますが、七里さんは札幌出身で、京都の大学で美術を学び、そのまま京都に住んで絵筆を執っている若手です。
一昨年にギャラリーミヤシタで初個展を果たしました。
そのときは、彩度の高い、水面のような抽象画がメーンだったように記憶しています。
今回は「no-man's land」がテーマで、13点の作品それぞれにキャプ . . . 本文を読む
(承前)
東京の旅も終わりに近づいてきた。
前回のエントリで書いたことの続きだけど、東京に住んでいた1980年代当時、いまよりもっと多くのギャラリーが銀座・京橋かいわいに集中していた。
最近とはちがって、まだ隔週刊だった「ぴあ」がほとんどのギャラリーの日程を分け隔てなく掲載していたので、見て回るには便利だった(この情報の徹底した平等性こそ「ぴあ」のすばらしい点だったのに、会社が事業の軸を . . . 本文を読む
(承前)
輪島進一さんは、「手宮心象」(2001年)と「雨上がる」(2000年)のわずか2点だが、いずれも横に長い作品なので、とくべつ冷遇されているわけでもない。
2点とも、会場の市立小樽美術館の所蔵作で、作者が小樽桜陽高の教壇に立っていた時代の絵だ。
彼の画風の変遷については、下のリンク先で詳しく述べているから、ここでは繰り返さないが、それまでの細密な描法をいったんやめて、細い線が画面 . . . 本文を読む