(承前)
1969年神戸生まれ、現在はベルリンを拠点に活動する島袋(しまぶく)道浩氏の個展。
ネタバレになるとつまらないので、あまりくわしく書かない方が良さそうだけど、いわゆる「美術展」を思い浮かべていくと、肩すかしを食う。
これは、コミュニケーションをテーマにしたアートなのだ。
個々の作品の完成度よりも、島袋氏があちこちの国でなにをやってきたかの、まとめのような展覧会でもある。
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新年恒例の、ジャンルと世代を超えたグループ展。
絵画、彫刻、版画、写真など、多彩です。
とくに主義や主張があるわけではなく、若手が中心になってのんびりした感じでやっているところが良い展覧会なのですが、今回は、これまでにない新たな作風に挑んでいる人が多く、なかなかおもしろかったです。
伴翼「チューブ」
高野理栄子「rule」
加藤宏子「improvisation XI」
壁に手漉き紙 . . . 本文を読む
「ヌプルコルカムイノミの記録」という副題を持った写真展。
札幌では、ニコンサービスセンター内のギャラリーに10枚が展示されていますが、上川管内東川町ではもう少し枚数が多くなることと思われます。
これらの写真は、昨年夏、東川で開かれた「フォト・フェスタ」の際、主会場となった文化ギャラリーの前庭で展開された「ストリートギャラリー」で最優秀賞となったものです。
作品は、飯塚さんのサイトの「Ga . . . 本文を読む
(承前)
このシリーズは、1月12日以来のエントリ。
円山動物園の正面入り口前のロータリーに立っている作品。
道路の中の中洲のようなところにあるので、撮影のために近づくのは、ちょっと恥ずかしかったりする。
「札幌の彫刻」によると
1952年作。
171×130センチ。
白コンクリート製。
なんとなく「ニルスのふしぎな旅」っぽい感じがする . . . 本文を読む