(承前)
先に取り上げた「希望」は大通西1丁目だったが、おとなりの西2丁目附近は、山内壮夫の作品が3点も集中している。
公園内の「春の母子像」、市役所ロビーの「島義勇像」、北陸銀行札幌支店屋上および入り口脇の2点組み「鶴の舞」である。
島義勇(しまよしたけ)は、1822年生まれ。佐賀藩士。
のちに佐藤一斎の門に入り、戊辰戦争にも従軍した。安政年間には当時の蝦夷と樺太をめぐっている。
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鳥居純子(札幌)、藤沢みどり(網走管内美幌町)、上田誠(札幌)、西岡和子(同管内置戸町)、伊藤裕子(札幌)、三原眞理子(網走)の6氏による陶芸展。
日程が変則的で、わずか3日間の開催です。
鳥居さんといえば、2002年の個展で発表していた情熱的な陶人形が印象に強いのですが(筆者は、04年の個展は、札幌に不在だったため見ていない)、会場にいらした鳥居さんにお聞きしたところ、いまは制作していな . . . 本文を読む
札幌アーティストギャラリー(Sapporo Artists Gallery 略称SAG)は、美術の制作や、それを市民に滲透させるための活動を行っている団体である。展覧会としては、9月に、STVエントランスアートでの3人展に続くものとなる。
今回は、法邑(ほうむら)側の企画展であり、「茶廊(さろう)法邑」と「品品(しなじな)法邑」の2会場同時開催となった。
筆者は「品品」から見たので、エ . . . 本文を読む
(承前)
一方、「茶廊法邑(さろうほうむら)」には、大井敏恭、笠見康大、小林麻美、林亨、山本雄基、LESLEY-TANNAHILL(レスリー・タナヒル)の6人の絵画が展示されている。
レスリー・タナヒルと大井は、札幌とサンフランシスコの2都市を拠点とし、のこる4人は札幌在住である。
LESLEY-TANNAHILL「Mental Operations 07」
大井敏恭「 . . . 本文を読む