北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

山内壮夫(2)「島義勇」

2009年01月04日 21時49分33秒 | 街角と道端のアート
(承前)  先に取り上げた「希望」は大通西1丁目だったが、おとなりの西2丁目附近は、山内壮夫の作品が3点も集中している。  公園内の「春の母子像」、市役所ロビーの「島義勇像」、北陸銀行札幌支店屋上および入り口脇の2点組み「鶴の舞」である。  島義勇(しまよしたけ)は、1822年生まれ。佐賀藩士。  のちに佐藤一斎の門に入り、戊辰戦争にも従軍した。安政年間には当時の蝦夷と樺太をめぐっている。   . . . 本文を読む

■野の花揺らぐ 春風と陶六人展 (1月6日まで)

2009年01月04日 21時19分28秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 鳥居純子(札幌)、藤沢みどり(網走管内美幌町)、上田誠(札幌)、西岡和子(同管内置戸町)、伊藤裕子(札幌)、三原眞理子(網走)の6氏による陶芸展。  日程が変則的で、わずか3日間の開催です。  鳥居さんといえば、2002年の個展で発表していた情熱的な陶人形が印象に強いのですが(筆者は、04年の個展は、札幌に不在だったため見ていない)、会場にいらした鳥居さんにお聞きしたところ、いまは制作していな . . . 本文を読む

■SAG INTRODUCTION (2008年12月29日で終了)

2009年01月04日 21時17分55秒 | 展覧会の紹介-現代美術
   札幌アーティストギャラリー(Sapporo Artists Gallery 略称SAG)は、美術の制作や、それを市民に滲透させるための活動を行っている団体である。展覧会としては、9月に、STVエントランスアートでの3人展に続くものとなる。  今回は、法邑(ほうむら)側の企画展であり、「茶廊(さろう)法邑」と「品品(しなじな)法邑」の2会場同時開催となった。  筆者は「品品」から見たので、エ . . . 本文を読む

■SAG INTRODUCTION・続き (12月29日で終了)

2009年01月04日 21時17分32秒 | 展覧会の紹介-現代美術
(承前)  一方、「茶廊法邑(さろうほうむら)」には、大井敏恭、笠見康大、小林麻美、林亨、山本雄基、LESLEY-TANNAHILL(レスリー・タナヒル)の6人の絵画が展示されている。  レスリー・タナヒルと大井は、札幌とサンフランシスコの2都市を拠点とし、のこる4人は札幌在住である。    LESLEY-TANNAHILL「Mental Operations 07」  大井敏恭「 . . . 本文を読む