北海道美術ネット別館

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2022年9月23日は9カ所(3)

2022年09月25日 06時10分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 順番が前後しますが、先週の3連休は、思わぬアクシデントによりギャラリー巡りが途中で終わってしまったので、今週は頑張って回らなくてはなりません。

 とはいえ、世間では「シルバーウイーク後半」なのに、筆者が休みでギャラリーに行けるのは23日だけなのです。

 この日1カ所目、gallery 麒麟 を訪れた話はすでに書きました。
 
 2カ所目は、ギャラリー門馬です。

 真駒内駅から地下鉄南北線と東西線で円山公園駅まで行き、そこでバスに乗り継ぐのが一般的なんでしょうけど、筆者がそんな遠回りをするはずはありません。
 
 
 じょうてつバスに、

真駒内駅―光塩短大前―曙町―真駒内本町―南34条西11丁目―電車事業所前―啓明ターミナル

を1日7ないし8往復結ぶ「南4」という系統があるのです。

 筆者が始発の真駒内駅に着いたとき、停留所のそばに他社のバスが路駐していて、じゃまだなあと思いました。
 乗客は筆者ひとり。
 とちゅう、バイオリンを持った女性が光塩短大前から乗って、曙町で降車し、女子高校生が南34条西11丁目で乗車して、筆者といっしょに終着で降りました。

 この路線、数年前に真駒内駅―真駒内本町間を延伸しました。
 つまり、それ以前は、地下鉄やJRの駅をまったく通らないという、非常に珍しい路線だったわけです。

 どういう歴史的経緯でつくられ、どのような客の需要を想定しているのかよくわからない謎の路線という点は、おなじじょうてつバスの「豊平区役所―豊水すすきの駅」と似ていると思うのは、筆者だけでしょうか。

 「啓明ターミナル」からは坂を上ってギャラリー門馬へ。
 松浦進さんの個展についてはすでに紹介しました。
 ギャラリーの大井さんがいましたが、あごひげがのびた筆者に、最初は気づきませんでした。

 旭丘高校前から循環バスに乗って、円山公園駅へ。

 
 南大通沿いにある街中華「F」でみそ野菜ラーメンを食べ、昼食としました。
 
 小さなふつうの店ですが、こじゃれて高そうな飲食店ばかりになっていく円山周辺では、貴重な存在だと思います。
 野菜ラーメンもタンメンも、とにかく食材の種類が多いです。キャベツやシイタケのほか、エビやイカまで入っています。

 なお、一部のブログに
「メニューが無い」
と書かれていますが、壁に貼り出されていないだけで、品書きを書いた黒い表紙の冊子がテーブルやカウンターに置かれています。

 
 さて、午後になって初めて地下鉄に乗り、西18丁目駅で降車。

 シャトー・ル・レェーブの「スペース・イチイチゴ」307号室で「松本浦 図画工作展 昭和97年度路地裏画報」(~25日)。

 市資料館まで歩き、佐藤伸美絵画個展、水彩倶楽部 Seasons などを見ました。

 西11丁目からふたたび地下鉄東西線に乗り、南北線に乗り換えて北12条駅で降車。

「みんなのいえ」で福山桂子第7回作陶展(~27日)。

 まっすぐ南下し、ギャラリーエッセでグループ展「「きざし」の造形」(~25日)。

 紀伊國屋書店にちょっと立ち寄った後、北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリーをのぞきますが、搬出が終わった後でした。

 さっぽろ駅から南北線にひと駅乗って、大通で降車。
 ギャラリークラックで藤沢レオ個展「Sculpture of place 模刻のモニュメント」(~25日)。

 東西線バスセンター前駅からひと駅乗って(きょうはこのパターンが多いな)、菊水からギャラリー犬養。
 いめうとか個展、伊東計画スクラッチアート展、本田征爾展。
 本田さんが酒をやめた話を、めずらしく熱っぽく語っていました。

 本田さんに
「歩いて行けますよ」
とすすめられたので、ト・オン・カフェへは徒歩で。
 旧水車川の自転車・歩行者専用道は何度か歩いたので、さらに豊平川の道路を抜けて九条橋(南大橋)を渡りました。

 ト・オン・カフェで、冷たい紅茶を飲み、白濱雅也「浄土と穢土 ~還るところ」(~25日)。

 「中島公園入口」からバスで帰宅。


 ひさしぶりに見応えある展示に多く出合えましたが、見残しも多数発生しています。
 これで9月に訪れた美術館とギャラリーは計53カ所になりました。

(この項続く) 


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