西区山の手の「倫土(ろんど)」にはこれまでも何度か訪れていたが、裏手に小川が流れているのを、今回初めて知った。
倫土の1階はちいさな喫茶スペースになっており、そこにテラスもあって、階段をおりて川べりへといけるようになっている。なんだか、ギャラリー門馬とよく似た感じの小さな谷だ。
ただし、倫土の裏が、川の事実上の最終地点で、地下の水路へと流れがもぐっていくのが、間近に見える(画像左手)。
川は、三角山の北東の山すそに端を発し、「札幌育成園」や「琴似平和学園」のそばを流れて、倫土の裏で下水となる。
古い地図で等高線を見ると、どうやら旧国道5号のジェイアール北海道バス営業所やシャープのオフィスがあるあたりで、琴似川に合流していたようだ。ただし、昔から地上を流れていたかどうかの証拠は筆者の手元にない。ここも小さな扇状地として、昔からいったん地下にもぐっていた可能性も捨てきれない。
このほか、琴似川には、現在のポリテクセンター(二十四軒4の1)附近に発していた「琴似八軒川」など、左岸に流れ込む細かい支流も、けっこうあった。
もっと上流(宮の森2の12以南)までいくと、琴似1号川、琴似2号川など、いまも多くの支流が注いでいるのを、目にすることができるのだが。
倫土の1階はちいさな喫茶スペースになっており、そこにテラスもあって、階段をおりて川べりへといけるようになっている。なんだか、ギャラリー門馬とよく似た感じの小さな谷だ。
ただし、倫土の裏が、川の事実上の最終地点で、地下の水路へと流れがもぐっていくのが、間近に見える(画像左手)。
川は、三角山の北東の山すそに端を発し、「札幌育成園」や「琴似平和学園」のそばを流れて、倫土の裏で下水となる。
古い地図で等高線を見ると、どうやら旧国道5号のジェイアール北海道バス営業所やシャープのオフィスがあるあたりで、琴似川に合流していたようだ。ただし、昔から地上を流れていたかどうかの証拠は筆者の手元にない。ここも小さな扇状地として、昔からいったん地下にもぐっていた可能性も捨てきれない。
このほか、琴似川には、現在のポリテクセンター(二十四軒4の1)附近に発していた「琴似八軒川」など、左岸に流れ込む細かい支流も、けっこうあった。
もっと上流(宮の森2の12以南)までいくと、琴似1号川、琴似2号川など、いまも多くの支流が注いでいるのを、目にすることができるのだが。
川への思いは私も同感です。人は川とともに生きて
います。過去から現在、そして未来へ。
人と川の関わりに興味を持って歩いています。
それにしても「北3条川」などをご存知とは
ただものではありませんね。今回の「山手沢」と
いう地名は実際にあるのでしょうか、初耳でした。
川の名前は、札幌市が発行している地図に基づいています。
何十年か前に国のお達しがあって、川にはすべて「川」という名をつけることになったのですが、考えてみれば「●●の沢」に「川」をつけるのは意味のないことです。いかにもつまらない役人が考えそうなことです。なので、わたしは「●●沢」には、不自然でないかぎり「川」を付さないことにしています。
なかなか本業が忙しくて、川めぐりができませんが、今後もおつきあいください。