球体のパワフルなガラス彫刻で知られ、道立近代美術館や欧米の美術館に作品が所蔵されている江別の米原眞司さん。
6月11日(水)-17日(火)には高島屋大阪店6階アート・サロンで個展をひらくなど、国内外で発表しています。
球体がずらりと並んだ、STVエントランスアートや江別市セラミックアートセンターでの個展は、印象にのこっていますが、うつわも展示・販売する展覧会を見たのは、じつは初めてではないかという気がします。
会場には「spiral」と題された球体が2個。
そうか、1個45万円(税別)なのか。
筆者には買えませんが、絵の大作の価格を思うと、けっこう安いなあと思いました。
あかりや花器、オブジェ「氷のけしき」「光の樹」、壁掛け型作品「銀河」「Birth」など、これまで見る機会のあまりなかった多様な作品が並んでいます。
スパイラルシリーズ以前に取り組んでいた「ラインドローイング」の手法による小さな作品が、会場入り口附近にありました。
右側は、3ツ足のグラス。
こうして見ると、普段使いのうつわをつくっても、米原さんのはどこか違うのです。
うまくいえないのですが、どうも曲線の自在さが、ほかのガラス作家にくらべ、際だっているように思うのです。
だからといって、使いづらいということはなく、食卓をさわやかに彩ってくれそうなのですが。
つぎの画像は、左から「青き風」「青の花器」「大鉢」。
「青き風」は、透明な中に青い線が走り回っているというデザインで、ずっと見ていても飽きません。
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じつは、筆者がうかがった29日は、米原さんが会場にいらっしゃるということで、急いで行ったのですが、熱を出したとのことで、姿を見せませんでした。お大事に…。
08年5月20日(火)-6月1日(日)、月曜休み、10:00-18:00
工芸ギャラリー愛海詩(えみし、中央区北1西28 地図D)
■米原眞司展「planet」(07年4月)
■04年、江別市セラミックアートセンターでの個展
□STVエントランスアートの米原さんのページ(非常に詳しく、参考になります)
□道立近代美術館「遠慮のないガラス」展の資料
6月11日(水)-17日(火)には高島屋大阪店6階アート・サロンで個展をひらくなど、国内外で発表しています。
球体がずらりと並んだ、STVエントランスアートや江別市セラミックアートセンターでの個展は、印象にのこっていますが、うつわも展示・販売する展覧会を見たのは、じつは初めてではないかという気がします。
会場には「spiral」と題された球体が2個。
そうか、1個45万円(税別)なのか。
筆者には買えませんが、絵の大作の価格を思うと、けっこう安いなあと思いました。
あかりや花器、オブジェ「氷のけしき」「光の樹」、壁掛け型作品「銀河」「Birth」など、これまで見る機会のあまりなかった多様な作品が並んでいます。
スパイラルシリーズ以前に取り組んでいた「ラインドローイング」の手法による小さな作品が、会場入り口附近にありました。
右側は、3ツ足のグラス。
こうして見ると、普段使いのうつわをつくっても、米原さんのはどこか違うのです。
うまくいえないのですが、どうも曲線の自在さが、ほかのガラス作家にくらべ、際だっているように思うのです。
だからといって、使いづらいということはなく、食卓をさわやかに彩ってくれそうなのですが。
つぎの画像は、左から「青き風」「青の花器」「大鉢」。
「青き風」は、透明な中に青い線が走り回っているというデザインで、ずっと見ていても飽きません。
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じつは、筆者がうかがった29日は、米原さんが会場にいらっしゃるということで、急いで行ったのですが、熱を出したとのことで、姿を見せませんでした。お大事に…。
08年5月20日(火)-6月1日(日)、月曜休み、10:00-18:00
工芸ギャラリー愛海詩(えみし、中央区北1西28 地図D)
■米原眞司展「planet」(07年4月)
■04年、江別市セラミックアートセンターでの個展
□STVエントランスアートの米原さんのページ(非常に詳しく、参考になります)
□道立近代美術館「遠慮のないガラス」展の資料
わざわざ個展に来て下さりありがとうございました。
最近ずっと休みを取っていなくて無理がたたり
情けないのですが、熱をだして、在廊日ギャラリーには
行けませんでした。いつも思うのですが私の作品へのコメントが暖かくとても救われる思いです。感謝しております。
いずれどこかでお会いできることを楽しみにしています。
米原眞司
ご丁寧にありがとうございます。
また、いつもご案内をいただき、感謝しております。
わたしは文章がへたで、ほんとうはもうちょっと上手に表現できればいいのに…とよく思います。
ただ、やっぱり米原さんの作品は、食器でも「どこかちがうなあ」と感じたのでした。
この次は展覧会の会場でお会いできればいいですね。
ヤナイさんの迷いながらのご自身の五感六感の文章にとても惹かれます。
別に上手な表現に人は永く引かれることはないような気がします。
実は真のクリエイティブの人間にとっては「上手」という言葉は当たり前な表現をさすことが多いですね。
ヤナイさんはご存知とは思いますが!
の方が親しみを感じるので変更させていただきました。
うむむ。
深いですね。
もっともわたしは、とても上手な作品も好きです。
中途半端に上手で、そこで止まっちゃってるというのがあまり好きではないですねえ。
結構ショックかもしれませんでした。
「お上手ね」と言われて素直に受け止めてありがとう!と思えるのは高校生まででした。
プロで芸術?なんぞめざそうものなら、「この絵、上手だねぇ」なんていわれたら全く感性がなく、テクニックオン
リーの上っ面の最低レベルの絵という評価でした。どうも青春?時代の苦い思いが「上手」という言葉を複雑にしてしまっているようです。
テクニックしかない-というのがモンダイではないかと。
あんまりテクニックの欠如した作品を見るのも、またいらいらさせられます。
個人的なことを言うと、筆者は仕事で写真を写してきたので、自分よりヘタな写真(モノクロの焼きを含む)を見ると、どうも・・・
「テクニックの欠如をした」作品を多数、目にされる
ことが多いのでしょう。
「テクニックしかない」というのが問題は確かです。
たとえとして適切ではないかもしれませんが、昔、フィギアスケートで規定演技がありましたが、今は自由演技一本です。規定演技だけいくら上手でも「オリジナル」としては認められない。人々を感動さすことはできない。
しかし、規定の実力があるので無視はできないっといったところでしょうか。
作家は自由演技が疲れてきたら輝きがなくなってしまう。それは駆け出しの新人も大家も同じ条件です。
規定とか変なことをいっていまいましたが、その世界でデュシャンみたいなチェスしかしない人が最大の芸術家のひとりだそうですが。
絵画の神様、ダビンチ、フェルメール、藤田嗣治・・大巨匠の絵画の「テクニック」は壮大で誰も真似できない。「テクニック」とはなんでしょうか? 大巨匠に質問してみたいです。
ただ、方法論とは、ちがいますよね。
あと、ずば抜けていれば、テクニックでも、人を感動させることはできるとも思います。
ヤナイは、べつに、●●教室展とかで、へたな絵があっても、軽蔑はしません。「あ、いいなあ」と思うだけです。
ただ、先生が下手なのは、どうかしらと思いますよね。
ずばテク VS へたうま
どちらも、すごそう。
先生が下手?お口は誰にも負け無。