北海道美術ネット別館

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道央自動車道、茶志内パーキングエリアのレリーフ

2012年10月14日 21時36分58秒 | 街角と道端のアート
 道央自動車道(北海道縦貫自動車道)のサービスエリアやパーキングエリアには、いろいろな彫刻が設置されている。
 いかにもプロの手になる彫刻らしい作品もあれば、彫刻と呼ぶには物足りない、既製品的な立体もある。
 これまでもいくつか紹介してきたが、あらたに3点を掲載する。

 これは、美唄市の茶志内ちゃ し ないパーキングエリア(上り線)に設置されているレリーフ。
 美唄市といえば、渡り鳥が多く飛来する「宮島沼」が名高いので、それにちなんだものであろう。

 裏面には、すべてひらがなで、つぎのような文が刻まれている。

こんにちは
  はくちょうさん
こんにちは
  まがんくん
みやじまぬまは
  きょうもきれいだね
からすがいも
  いっぱいいるよ


 また、レリーフの下側には、つぎのような説明文が附されている。

 「びばい」とは、アイヌ語の「ピパ・イ」または「ピ・オ・イ」に由来するものといわれ、「カラス貝の多くいるところ」の意味であります。
 また、カラス貝は、びばい(美唄)の「ひ」と組み合わせた図案化により、美唄市の市章となっております。
 このモニュメントは、「美唄」の語源であるカラス貝と、日本最北端の寄留地となっている宮島沼に飛来するマガンと、同じ時期に羽根ママを休めている白鳥をテーマとして、製作したものです。

 昭和63年10月1日建立



 美唄といえば、アルテ・ピアッツァ美唄で有名な安田侃さんがすぐに思い浮かぶ。こんなレリーフがあるとは、意外であった。
 


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